ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

人事

2008-07-01 20:32:47 | 平々凡々

   

  我が家の菜園でできた初きゅうり。にこにこ笑顔で頂きました。

 

     年度が代わって3か月すぎた。株主総会も終わって、異動や昇格の時期だ。わが社でも本日、71日に異動人事が発令された。ヒトゴトのように外野席から眺めているが、今年の異動の規模が大きいのには少なからず驚いた。我が部長が常務に昇進したので、代りにM参与が部長に昇格したのだが他の部も大幅に若返って、なんと9室部門長のうち、5人が新任新部長で、一人が異動だった。 特に目立ったのが、事務・営業系の人事だ。若手を抜擢して若返った。我社のトップ二人が能力人事を推進したようだ。技術系でも、我が部のように若手の登用が図られていた。

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我が社の従業員構成は一様ではなく、不景気の時代に数年間、新人を採用していなったため、40代から50代にかけてぽっかりと穴が開いている。そのために団塊の世代の退職により空いた管理職を若手が務めることになっているが、それが中間管理職どころか、部門トップになっているのだ。

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昇格した人々の顔ぶれを見ていると、共通項があることに気付いた。みんな、プレゼンテーション能力に優れているのだ。要するにPR能力がある。 それに情報処理能力も兼ね備えている。 パワーポイントでデータを大げさに加工・評価して報告することで、それがあたかも本人の成果のような印象を与えていると思われる。 パソコンが扱えなければ仕事にはならないが、パソコンだけというのも困ると思うのだ。さてどうなるのだろう。

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新人も3人が配属された。技術あってのメーカーだから、技術屋が育っていく環境を大切にしてくれていることは嬉しい。パソコンでのデータ加工スキルだけではなく、自分の頭でなぜ、を繰り返し、実際の現場を見て、地に立った技術屋になって欲しいものだ。

 

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コメント (12)
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