ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

2008-07-10 20:57:45 | 紀行

   

  昨日の和音君と奏汰君

 

  東北地方は梅雨空で、天気が悪いようだが、九州は梅雨が明けて毎日暑い天気が続いている。カラッとした暑さなので、梅雨空よりはよほどいい。そんな中、相変わらず、各地を廻っている。今日は佐世保だった。ご存知、軍港の街だ。造船所の街でもある。

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電車というか汽車で出かけた。長崎・佐世保線は電化されてないのでディーゼル列車なのだ。おまけに単線なので、途中で待ち合わせ停車があるし全体的に遅い。ローカル線の旅のようだ。

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けれども、木々の緑とまばゆい夏の光で溢れた車窓の風景が、はじけるような生命力と躍動感を示しているようで、佐世保までの2時間弱の時間が短く感じられた。<o:p></o:p>

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列車がすれ違う待合駅で景色を見ながら、ふと気がついた。蝉が鳴いていない。例年ならば、梅雨明けと同時に。アブラゼミがジージー鳴いてやかましいほどなのだが、今年は蝉の声を聞いてない。 どうしたのだろうか、と考えるが分からない。

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アメリカで17年や13年周期で大発生する蝉の話は知っているが、今年はすべての蝉が寝ているのだろうか? 子供の頃に多くいたニイニイゼミは環境の変化で絶滅の危機に陥っていると聞いたが、それに代わってクマゼミやアブラゼミが繁殖してきたと思っていたのに。

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蝉の鳴き声で目覚めるという夏の風物詩が無くなるかも知れないと考え始めたら、なんだか寂しくなってきた。日本の夏がどこかに消えてしまう感じだ。

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そういえば、イギリスには蝉がいないという。日本のドラマで蝉が鳴いているのを聞くと、音声が壊れていると思うらしい。だから、背景音というか、蝉の音を消去して売り込むらしい。

 

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「静かさや 岩にしみいる 蝉の声」のように、蝉の鳴き声が情緒を演出していると思うのだが、聞いたことがないのでは仕方ない。

 

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コメント (15)
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