ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

我が街の唄

2008-02-29 17:07:23 | 平々凡々

    

 

  先日、一昨年にできた新北九州空港に妻と見学に行った。私は東京に行くときに訪れたことはあるが、一度きりだし、隅々まで見回って無かったのでちょうどいい機会だと思った。この空港は関西空港のように海を埋め立てた海上空港である。アクセスは陸地と空港を結ぶ道路1本だけだ。

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トヨタの苅田工場を横に見ながら空港への橋を渡る。長さは1キロ程度もあろうか、陸地からはかなり離れている。諫早湾の干拓で問題になったように潮の流れを変えない位置に造成したためであろうか。

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広い駐車場は乗用車で埋まっていた。出張族が多いと思うが、自家用車で来て置いていくのだろう。<o:p></o:p>

展望デッキや足湯を見て回り、最後に土産物売り場を覗いた。北九州の名物・特産品が並んでいる。ゆっくと見て回ったが、一番奥のブースで何やら軽快な音楽が鳴っている。良く聴くと、「ここは小倉♪我が~古里♪♪~」と唄っているようだ。思わず聞き耳を立てた。こんな唄が?と思った。我が街、北九州の旧5市を紹介している曲だった。 CDを見てみると、KFM雑歌団というグループが歌うフォークで「我古里北九州編」というらしい。覚えやすいリズムで、知っていると何かの折に宴会芸に役立つ、と思って即座にCDを購入した。500円で安かったのも理由だが。

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KFM雑歌団というグループは知らなかったのでネットで調べてみると、北九州(K)のフォークシーン(F)を盛り上げる(M)グループで2年前に発足したらしい。門司港レトロなど北九州を地盤にライブ活動をしており、主メンバーは5,6人でメンバーは総勢40人程度らしい。 60年代フォークに魅せられた団塊の世代がリーダーのグループだった。

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この「我古里北九州編」は倉敷で活躍している八木たかしさんというフォーク歌手の曲に歌詞を付け替えて歌っているのだが、門司、小倉、戸畑、八幡、若松の5市が紹介されている。ちなみに、我が小倉の歌詞は、

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  白い山肌平尾台   南北繋ぐモノレール<o:p></o:p>

  祇園太鼓は無法松 女も見せます心意気<o:p></o:p>

   ここは小倉 我が古里<o:p></o:p>

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  CDには「北九州はうまいぞ」という曲も入っていた。おいしい食べ物を紹介したもので、ふぐ、海峡タコ、小倉牛、豊前の一粒牡蠣、合馬のタケノコ、門司のバナナ、焼うどん、折尾のかしわメシなどだ。これらを見ると、庶民の街だと良く分かる。虹色の空と揶揄された煤煙も無くなって、文化の香る街に脱皮している我が街、やはり愛着を感じます。<o:p></o:p>

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コメント (19)
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