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今年の言葉が「命」に決まった。私が推奨していた「悠」は残念ながら次点だった由。けれど、納得もしている。
飲酒運転などによる死亡事故や人命無視の凶悪事犯の多発という影の問題と国民みんなが安堵した悠仁様のご誕生、共に「命」に対して世相が盛り上がったのだから。
我が家に関して云えば、和音君という新たな生命を得て、家族一同歓びに包まれた。何と「命」とは貴重で、嬉しいものなのだろう、と。孫は新たに希望さえもたらしてくれたのだ。動物的に懸命に生きる姿にこよなく感動し、人間として知恵が付いてゆく姿に驚嘆し、無垢な精神に涙さえ溢れたのだ。
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定年以後、ともすればめいりがちだった私の心も、まだまだ孫の役に立つようにせねばと、気力が奮い立つし、体力もそれに応じて付いてきたようだ。活力の源にもなっているのだろう。
子はかすがい、とは良く言ったもので、子を中心に物事を考えるとうまくゆく。我が家では孫中心となるが。妻もお守りが生きがいになりつつあるようで、顔が穏やかになってきたような感じさえする。
さて、来年は私の干支、いのしし年だ。猛進ではないが、まっすぐに前を向いて進んでゆきたい。この年になって、余暇の過ごし方が何となく分かってきた。今までの40年はなんだったんだろう? 密度が濃い生活をしたいものだ。