4ヵ月半の和音君
今日で早くも5ヶ月だ。ここ1週間で、はいはいが出来るようになったし、人を区別できるようになった。声を出して笑うようにもなったし、手を伸ばしておもちゃを取りに行くことも覚えた。風邪も引かず順調に育っているようだ。和音君の笑顔が何物にも替え難いほど嬉しい。
体重は7kg弱で、小柄ではあるが、造作はしっかりとしており運動神経も問題ないようだ。顔立ちはママの赤ちゃんのころと良く似ているように思える。もちろん女顔と男顔で違うのだろうけど、丸顔で髪の毛が薄く、眼は一重でパッチリとしている様は長女そのものだ。
平日の夕方、和音君はママに連れられて我が家へ。ママがレッスンの時は妻が面倒見ている。これが最近は大変らしい。はいはいをしはじめたからだ。それもまだ上手ではないから、時々バランスを崩してごろんと背中から倒れることがあるのだ。昨日は妻がちょっと目を離した隙に、ごつんと音がしたのであわてて見るとテーブルの足におでこをぶつけたようで、泣き出したという。いままでは少々痛いことがあっても泣いたりしなかったので、さすがに男の子と思ってたのだが、相当に痛かったのだろう。(予防接種でも泣かなかったらしい) 娘のところでは、ソファーにちょっと座らせてたら、転げ落ちてしまったという話も聞いた。もう、あきれてしまった。子供の事故は親の責任だ! 危ないところは危険予知するのが当然だ!
最近は人への好みも変わってきた? ちょっと前までは、私の顔を見るとにこーっとして、妻を悔しがらせていたのだが、最近は妻の方が良くなったらしい。一緒に過ごす時間が長いので、当然といえば当然なのだが、少し残念だ。もちろん、何物にも替えがたいのがママであることは言うまでもない。
3日くらい前には我が家で久しぶりに風呂に入れた。ところが、風呂に入るそぶりを見せると、とたんに顔をゆがめて泣き出した。それも甘え泣きではなく本泣きだ。火がついたように泣く。自慢ではないが、私も二人の子育てをしたので風呂に入れるのは上手である。その私でもどうしようもない。どうもお湯が苦手らしい。自宅で痛い目にあったらしく、それを覚えているようだ。かわいそうだったが、ゆっくりと暖めなくては風邪を引く。和音君にとっては苦痛の時間だったか。
風呂上りは、じつにまたかわいい。さっき鳴いたカラス、じゃないけど、もうにっこり笑ってすがすがしい顔している。なんだったんだろ、さっきは!
甘え泣きの和音君とまだ涙目の和音君
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出歩くことが大好きな長女は良くデパートに行く。娘も和音君が自慢でみせびらかしたい気もあるようだ。先だっては、まぁ、かわいい!などといわれて有頂天になっていたらしいが、あるおばさんから「ま、意地が悪い顔している!」と言われて、思わずムカッとしたそうだ。
たしかに、和音君はしっかりした顔立ちであり笑顔は実にいいが、時々薄ら笑いに似た顔をすることがある。どんな感情の時かは良く分からないが、それはまるで人を小ばかにしたような、不思議な笑顔なのである。知らない人が見たら意地悪な顔と見られるかもしれない。この写真はどうにかして残しておきたいものだ。
来年には和音君にも同級生の従弟ができる。お兄ちゃんとして、これから一生付き合ってゆくことになろう。ガキ大将でも良い。いや、ガキ大将がいい。みんな健康に育って欲しいものだ。