ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

山芋掘りみたび

2006-11-26 20:03:08 | アウトドア

 

  Aさんに作ってもらった掘りもん。1本ははまさんへ


 今年は山芋堀りに2回行ったが、体力が衰えているのか、我が家伝来の道具(掘りもん)は重いので、往年のようにさくさくと掘れない。同行した遠賀のAさんの堀りもんはスコップを改造したもので、軽いし、持ちやすいし、幅もあるので土が容易に上がる。このため、すっかりAさんの道具が気に入って、2回目に行った時はそれをずっと借りて使っていた。

 これをみて、Aさんが「なんなら、掘りもんを作ってやる」と嬉しい言葉。材料としては、柄が鉄製のスコップと、ガス管か電線管があればいいという。これを聞いて、すばやく手を打った。スコップはナフコで購入。電線管はこの前の仕事で懇意になった工事業者さんにお願いして分けてもらった。

 Aさんに、早速渡してお願いしたが、いつ頃出来るのだろうか。溶接や切断が要るので簡単には出来ないだろうが楽しみだ。

 この記事は11月15日に書きました。upする機会がなく埋もれていました。

 

  20日、Aさんから「掘りもんが出来た」と嬉しいTELが入った。そうなると、またまた掘りに行きたいのが人情だ。23日の勤労感謝の日に予定していたのだが、あいにく雨。今年もこれで終わりかとがっかりしていた。

24日はずる休みしていた。外は風が強いが、晴れている。久しぶりにのんびりするかと思っていたが、携帯が鳴った。Aさんからだった。Aさんも天気を見て会社より山を選択したとのこと。 あわてて準備してAさん宅へ。掘りもんは見事に出来ていた。適度な重さで掘り易そうだ。期待に胸をときめかしてAさんの4輪駆動軽トラに乗って、宗像の山へ。Aさんは昨日は雨だったので畑仕事は休みでパチンコに行き、前日の負けをカバーした上に何万円かのプラスが出たほどの大勝ちだったとルンルン気分で車を入らせていたのだが、ここで事件発生。

田舎道のカーブを曲がったところでお巡りさんが飛び出してきて止まれ!の指示。何事か、と思ったがAさんは瞬時に判ったらしい。あっと声を上げた。ネズミ捕りだったのだ。後から聞いたところによると40キロ制限のところを22キロオーバーだったらしい。おまけに免許証不携帯。

 取締り風景。写っているのはAさんではなく、次のお客さま。

ところが挨拶役の女性警官は、Aさんを見知っていたようで、(何年か前にやはりねずみ捕りに捕まったときの警官だった)、免許証不携帯は大目に見てやる! ということになったらしい。反則切符は1枚1万5千円だった。(助手席に乗っていた私もAさんの素性などを聞かれて、素直に対応したのが良かったのかも)

婦警さんが見守る中、私が運転を代わって目的地へ。Aさんと前日の臨時収入の大半が泡に消えた、と二人でぼやくが後の祭りだった。

山芋掘りもシーズンの終わりで、Aさんの山はもう多くは見込めないので他を探すが、未踏の地は少ない。いいところはすでに掘られた後だったり、道がなくては入れなかったり、石が多くて掘れないところだったりと、場所探しに時間がかかった。

結局、誰も分け入ったことがないような山間の小道をあちこち駆け回って、少しずつ掘ることになった。掘りもんがいいのと、私も習熟したので、結構短時間だったが6本掘ることが出来た。その中には直径が7センチくらいの大層立派なものもあった。

 収穫。太いものもありました。

これで、今年は終わりだろう。蔓も枯れて根が判らなくもなっている。掘りもんは、今日は仕事で来れなかったブログ仲間の「はまさん」用に2本作ってもらっている。はまさんも残念だったに違いない。真面目人間だから! 来年はまた一緒に行けることだろう。

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コメント (18)
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