勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

ジェネリック医薬品って何?

2006-05-12 23:29:39 | Weblog
 最近「ジェネリック医薬品」という言葉をよく耳にする。黒柳徹子さんや、高橋秀樹さんなどによるCMで見るのだが、なんだろうと疑問に思っていた。
ユニセフ親善大使を務める黒柳徹子さんが出演しているのだから、貧困な国へ送る医薬品のことかな位に思っていた。

 調べてみました。
ジェネリック医薬品とは、研究を重ねて開発された新薬(先発医薬品)に対して、その新薬の特許が切れた後に作られた「コピー品」(後発医薬品)の事を言うのだそうだ。

 一つの薬を開発するのには、長い時間と莫大な費用がかかり、特許を取れば20年~25年は製薬会社が独占販売ができる。
その特許が切れた後、他の製薬会社が作りだす、同じ成分の薬を安く提供しようというのが「ジェネリック医薬品」というわけである。
米国などでは、医療機関で使われる薬の半分以上がジェネリックなのに対し、日本では10%程度だという。

 医師が処方するときは、ジェネリック医薬品より、名前の知れている先発医薬品(新薬)を選びがちだが、それを患者や薬剤師が変えることはできない。
4月から制度が変り、患者が「ジェネリックを使いたい」と申し出れば処方してもらえるという。

 しかしそれを医師に伝えるのは勇気がいる。
そんなときは「ジェネリック医薬品お願いカード」または「問診表」を窓口に出して、その意思を伝える事ができるという。
このリンク先のカードや表はコピーして使えるそうです。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

 genericとは、「一般的な」とか「普及した」という意味の他に、<薬などが>「商標登録されていない」という意味があるようです。

 より安い医療費でより良い診療を受けたいものですね。
病気にならないことが一番ですが。
2006.05.12