勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

野菊の如き 君なりき

2006-05-17 22:55:20 | Weblog
 秋の野を彩る花の一つに野菊がある。
伊藤左千夫の処女作である、15歳の少年・政夫と2歳年上の従姉・民子との淡い恋を描いた悲恋の物語「野菊の墓」のあの花である。


 春になると道端のどこにでも当たり前に咲いているこの花。名前まで気にしたことはなかった。
野菊かなとも思っていたが、野菊は秋の花・・・。ではなんだろう。

 昨日「はなせんせ」に投稿しておいたこの花の名前がわかりました。
北米が故郷といわれる「ハルジョオン」(春女苑)というそうです。
ハルシオン(春紫苑)ともいわれ、「シオン」の仲間だそうだ。
(注・睡眠薬のハルシオンとは違います)

 そういえば、野草の好きな姉が、メルアドに(shion)という名を使っていたっけ。この仲間だったのか。


 僕が「はなせんせ」に投稿した写真は、ご覧のように少しピンボケです。それにもかかわらず、今日2つのコメントが届いていました。

-YAMさん-
ハルジョオンではないんですか

-ベラドナさん-
お写真に似たものにYAMさんが仰るように
ハルジオンとヒメジオンがあります
茎を切ってみて中空(ストローのように)ならハルジオン
またヒメジョオンは花時に根出葉が枯れているようです


(文は投稿されたままです)

<
-しおん-

ほんとうの ことなら
多くの言葉はいらない

野の草が 
風にゆれるように
小さなしぐさにも 輝きがある

-星野富広さん-

 コメントからネットで調べた結果、「ハルジョオン」とわかりました。

 この花のように「シオン属」や「ヨメナ属」「キク属」などは、野菊の仲間であり、秋の花とは限らないようです。
我が野草の本によると、「見る人が野菊と思えば、それが野菊、という自由な楽しさがこの言葉にはあるようです」と結んでいる。
2006.05.17