勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

アイのちから

2006-05-08 23:20:48 | Weblog
 眼の検査で病院に行った。都内有数の大学病院の眼科。視力検査と視野の検査である。
この視野の検査が結構しんどい。検査機器に顔を乗せ、片目ずつ一点を見つめたままで、光を確認する検査なのだが、気持ちを集中させるため、10分前後の時間が長~く感じる。

 検査結果を待ち、診察室へ。
担当医師が休みのため、代わりの医師による診察はいつもより丁寧な応対をしてくれた。
僕の質問攻めに嫌な顔をせず、丁寧に答えてくれたのでいつもより納得する。

 緑内障とは、視神経がダメージを受け、視野の一部が欠ける病気である。
眼圧が上がることによって起こると考えられていたが、最近は正常眼圧緑内障といって、眼圧が正常でも起こることがあり、中高年に多いという。
そのまま放っておくと、いずれ失明するそうだ。原因ははっきり分かっていないという。

 僕の場合、視野の欠如に5年前に気が付いたが、眼圧は正常値である。それから定期的に検査をしているのだが、症状の進行もなく、ごく軽いもので、緑内障と断定できるものではないという。5年間症状に変化がなければ、急激な変化は起きないだろうということで、ちょっと安心した。


病院の待合室の鯉のぼりです

 もうひとつの検査、視力検査の最中の会話で、検査医師との話がどうも噛み合わない。不審に思って問いただすと、カルテの記載が間違っている。
右目は数年前に網膜剥離で手術をしているのだが、カルテには左目も手術をしたことになっているという。
カルテの再確認と検査により、事実の確認ができたが、これに気が付かず、またもっと重大な間違いに気が付かなかったらどうなるのだろう。

 病院も間違えるところと認識していなければいけないということと、医師による対応の違いをも改めて感じたのでした。

 皆さん、アイは大切です。eyeのちからも、愛のちからも、大切にしましょうね。
2006.05.08