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小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

大晦日

2008-12-31 15:26:03 | 大晦日(今年書いた小説)
今年、書いた小説は。

ロリータ・・・・・・・11月26日・・・・136枚

M女と三人の男・・・・12月2日・・・・108枚

会社恋物語・・・・・・12月6日・・・・108枚

妻を貸す話・・・・・・12月11日・・・・61枚

保母・・・・・・・・・12月12日・・・・64枚

愛子と鬼二・・・・・・12月21日・・・・61枚

花と蛇と哲也・・・・・12月24日・・・・61枚

136+108+108+61+64+61+61=599枚



今年は、良かった。五月頃、職を失って、死ぬ事を本気で考えていた事がウソのようである。「恒産なければ恒心なし」で、小説も書けなくなってしまった。何とか、死を思いとどまろうと考えていた。夏になって、金の事は一時忘れて、プールや海でうんと泳いだ。困った時には、すぐに対策を考えるのではなく、困った事は一時忘れ、好きなことを思い切りやったのがよかった。これは、うつ病の対処法と同じである。幸い、職も見つかった。仕事は、贅沢を言わなければいくらでもあるのだが、私は人生を仕事の奴隷になりたくないのである。ただ単に食ってくだけなら動物と同じである。人間の人間たる所以は、目的を持って生きるところにある。泳いで体力がついて、秋からも運動して、冬になっても冷え症に悩まされずにすんだ。来年の一月、二月と極寒の冬も乗り切れるだろう。胃腸の具合もよく、風邪もひかなかった。去年、毎日、点滴で生活していたことがウソのようである。私は何か、健康になるとなんだか申し訳ないような気になる。私は絶えず、不健康に悩まされているのが自分の宿命であり、健康に生きてられると何だか申し訳ないような気分になるのである。
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