麻原彰晃と、幹部の死刑が、執行された。
なぜ、このタイミング、時期、で、死刑執行、という政府の説明は無い。
麻原彰晃は、心神耗弱の状態であり、心神耗弱者である、麻原彰晃を死刑にするのに対して、多くの司法関係者は、反対を主張している。
また、江川紹子氏も、述べているが、オウム真理教が、若者に広まったのには、バブル景気での、うかれ、や、カルトブームで、若者が、生きる目的を、失っていたことだけが、原因ではなく、カルト宗教とは、時代を超えた普遍的なものであり、幹部は、心理学者や、精神医学者の、絶好の、研究材料であり、徹底的に彼らを、研究することが、再発防止になるからと、死刑執行すべきでない、と述べている。
☆
江川紹子氏の発言。
「彼ら“高弟”たちはカルトによる未曽有のテロ事件の生き証人であり、今後のカルト問題やテロ事件の防止のために格好の研究対象だった。真面目な若者が心をからめ捕られ、殺人の指示まで唯々諾々と従った心理状態などを専門家が研究するなど、将来に向けての教訓を学び尽くす必要があったのではないか。
米国からは、テロの研究者が来日して死刑囚に面会したこともあった。肝心の日本でそのような動きがないまま、死刑執行により生き証人が失われるのは残念だ。」
全く同感である。
せっかく、カルト宗教に洗脳されてしまった彼らを死刑にしてしまっては、その原因解明が出来ず、カルト宗教に洗脳される原理の解明の貴重な材料が、せっかくあるのに、政府は、再発予防対策を、ドブに捨ててしまったのである。
原因が、しっかり解明されないものは、また、いつか、繰り返される。
また、麻原彰晃と幹部を死刑にしてしまったことで、アレフにとって、麻原彰晃は、キリストとなってしまった。
迫害されるほど、信仰者の情熱は、強まるのである。
麻原彰晃も幹部も、死刑が確定していても、生かしておいた方が、オウム事件を、過去の事件に風化させない効果がある。
麻原彰晃や幹部を、全員、死刑にしてしまったことで、オウム事件は、一件落着し、過去の事件となり、人々から、忘れられていく。
(オウム事件は、風化させるべきではないのだ)
アレフも、今まで以上に、危険な宗教団体になる可能性がある。
今までは、問題なく、やっていたのに。
弊害だけあって、何のメリットも無い。
☆
では、なぜ、この時期に死刑執行したか。
それは、森友問題、加計問題、公文書の改ざん、その他、安倍晋三の暴政で、政府の支持率が、落ちるのを、回復しようという、という安倍政権の政治的意図である。
世間一般の人間は、全員、オウム、や、麻原彰晃、を憎んでいるから、死刑執行した、安倍政権を、単純に称賛する。
☆
有田芳生氏の発言。
「一度に7人の死刑が執行されたことについても「ずいぶん思い切ったな」「異例中の異例では」と波紋が広がっている。上川陽子法務大臣は記者会見で「慎重にも慎重な検討を重ねた」と述べているが、参議院議員の有田芳生氏はツイッターで「常識的に判断してありえません。麻原彰晃の裁判資料だけでも部屋ひとつが一杯になります。まともな法相ならそれを検証します。ましてや7人。後世の検証にたえうる麻原の精神鑑定も行っていません。政治判断です」と反論している。」
☆
また。
EUは、こう発表した。
☆
「<EU>日本に死刑の執行停止求める」
「欧州連合(EU)の駐日代表部は6日、加盟国の駐日大使らと連名で、日本政府に執行停止の導入を訴える共同声明を発表した。死刑撤廃を加盟の条件とするEUは国際社会でも死刑廃止を目指している。
声明ではオウム事件が「日本と日本国民にとってつらく特殊な事件であることを認識している」と述べ、テロ行為を非難すると共に犠牲者や遺族に共感の意思を伝えた。その上で死刑には「犯罪抑止効果がない」と指摘し、冤罪(えんざい)による過誤も「不可逆」だとして「いかなる状況下での極刑の執行にも強く明白に反対する」と主張。日本政府に死刑廃止を前提とした執行停止の導入を訴えた。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)も6日、「司法当局には説明責任だけでなく、すべての人権を尊重することが求められているが、死刑は究極の人権の否定である」と非難した。」
【ブリュッセル八田浩輔、パリ賀有勇】
(「毎日新聞」7/6(金) 18:52配信 )
なぜ、このタイミング、時期、で、死刑執行、という政府の説明は無い。
麻原彰晃は、心神耗弱の状態であり、心神耗弱者である、麻原彰晃を死刑にするのに対して、多くの司法関係者は、反対を主張している。
また、江川紹子氏も、述べているが、オウム真理教が、若者に広まったのには、バブル景気での、うかれ、や、カルトブームで、若者が、生きる目的を、失っていたことだけが、原因ではなく、カルト宗教とは、時代を超えた普遍的なものであり、幹部は、心理学者や、精神医学者の、絶好の、研究材料であり、徹底的に彼らを、研究することが、再発防止になるからと、死刑執行すべきでない、と述べている。
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江川紹子氏の発言。
「彼ら“高弟”たちはカルトによる未曽有のテロ事件の生き証人であり、今後のカルト問題やテロ事件の防止のために格好の研究対象だった。真面目な若者が心をからめ捕られ、殺人の指示まで唯々諾々と従った心理状態などを専門家が研究するなど、将来に向けての教訓を学び尽くす必要があったのではないか。
米国からは、テロの研究者が来日して死刑囚に面会したこともあった。肝心の日本でそのような動きがないまま、死刑執行により生き証人が失われるのは残念だ。」
全く同感である。
せっかく、カルト宗教に洗脳されてしまった彼らを死刑にしてしまっては、その原因解明が出来ず、カルト宗教に洗脳される原理の解明の貴重な材料が、せっかくあるのに、政府は、再発予防対策を、ドブに捨ててしまったのである。
原因が、しっかり解明されないものは、また、いつか、繰り返される。
また、麻原彰晃と幹部を死刑にしてしまったことで、アレフにとって、麻原彰晃は、キリストとなってしまった。
迫害されるほど、信仰者の情熱は、強まるのである。
麻原彰晃も幹部も、死刑が確定していても、生かしておいた方が、オウム事件を、過去の事件に風化させない効果がある。
麻原彰晃や幹部を、全員、死刑にしてしまったことで、オウム事件は、一件落着し、過去の事件となり、人々から、忘れられていく。
(オウム事件は、風化させるべきではないのだ)
アレフも、今まで以上に、危険な宗教団体になる可能性がある。
今までは、問題なく、やっていたのに。
弊害だけあって、何のメリットも無い。
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では、なぜ、この時期に死刑執行したか。
それは、森友問題、加計問題、公文書の改ざん、その他、安倍晋三の暴政で、政府の支持率が、落ちるのを、回復しようという、という安倍政権の政治的意図である。
世間一般の人間は、全員、オウム、や、麻原彰晃、を憎んでいるから、死刑執行した、安倍政権を、単純に称賛する。
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有田芳生氏の発言。
「一度に7人の死刑が執行されたことについても「ずいぶん思い切ったな」「異例中の異例では」と波紋が広がっている。上川陽子法務大臣は記者会見で「慎重にも慎重な検討を重ねた」と述べているが、参議院議員の有田芳生氏はツイッターで「常識的に判断してありえません。麻原彰晃の裁判資料だけでも部屋ひとつが一杯になります。まともな法相ならそれを検証します。ましてや7人。後世の検証にたえうる麻原の精神鑑定も行っていません。政治判断です」と反論している。」
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また。
EUは、こう発表した。
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「<EU>日本に死刑の執行停止求める」
「欧州連合(EU)の駐日代表部は6日、加盟国の駐日大使らと連名で、日本政府に執行停止の導入を訴える共同声明を発表した。死刑撤廃を加盟の条件とするEUは国際社会でも死刑廃止を目指している。
声明ではオウム事件が「日本と日本国民にとってつらく特殊な事件であることを認識している」と述べ、テロ行為を非難すると共に犠牲者や遺族に共感の意思を伝えた。その上で死刑には「犯罪抑止効果がない」と指摘し、冤罪(えんざい)による過誤も「不可逆」だとして「いかなる状況下での極刑の執行にも強く明白に反対する」と主張。日本政府に死刑廃止を前提とした執行停止の導入を訴えた。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)も6日、「司法当局には説明責任だけでなく、すべての人権を尊重することが求められているが、死刑は究極の人権の否定である」と非難した。」
【ブリュッセル八田浩輔、パリ賀有勇】
(「毎日新聞」7/6(金) 18:52配信 )