活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

坐禅の修行 2

2016年05月19日 | 坐禅

本当の自己(因縁生)を見極め、実証するには、

自分に対する執着(我見、自我の迷執)を離れなければなりません。

 

そのための 「坐禅」 ですので、いつまでも 「自分が基準」 になって、

思ったり、考えたりしていては大変な矛盾をおかすことになります。

 

それで、不知不識(しらずしらず)のうちに方向を誤らない様に

ということから、「仏道」 というものが設けられました。

 

ですから、どうしても 「仏道」 というものを借りて、「道」 を歩いて

自分の考え等を捨てていく必要があるのです。

 

それが 「坐禅の修行(道)」 です。