
ウラシマソウ
蚊の猛襲から逃れてようやく道まで斜面を登った。道の脇にはウラシマソウが幾つか生えていたが花?の季節は過ぎていた。
その脇に、何となく見覚えのある葉が沢山見えた。こちらも花が散って種を付けているようだ。

こんな葉っぱで花が上に纏まってつくもの・・・・
あれかな・・・・と思いながら花が残っていないか探した。

オカタツナミソウ
こんなところに沢山生えていたとは知らなかった。この時期、ここを歩くことなど無かったから・・・・。それから、車を停めた場所までのんびりと歩いた。この道は何年か前の5月初旬、ヒゴスミレを観ながら歩いた道だ。
ヒゴスミレは今は・・・・

こんな感じ。
今は代わりに・・・・

オカトラノオや

キキョウ


その下には一面に小さなタツナミソウの仲間が生えていた。


コバノタツナミソウだろうか、花の咲いている時期に歩きたかった。

ヒゴスミレも
道の反対側の日陰には一面にドクダミが咲いていた。


ドクダミ
ドクダミは日陰に生えていて、臭い。子供の頃、家の日陰の草取りをさせられた時の思い出が蘇る。臭いがドクダミの花は嫌いではない。


石段を下ったところに薊の花が幾つか咲いていた。その花の写真を撮ってから、ふと視線を下に移すと不思議な花が見えた。

??
周りを観察すると・・・・

葉はドクダミ。花は八重?八重のトクダミが沢山咲いていた。
ひと月くらい前に京都に仕事で行った時、早く仕事が終わったので嵐山に寄って帰ったのだが、落柿舎に歩いてゆく途中の道の民家の軒先に置いてあったプランターに八重のドクダミが植えてあるのに気がついた。
八重のドクダミはその時に初めて観たのだが、京都の人は風流だなと思ったものだった。そんなものが自宅近くの山に自生しているとは思わなかった。ドクダミは簡単に根が出るから何本か摘んで来ようかなと今は思っている。

この道にはこんなものも生えていた。イワヒバみたいだけど違うよね。何?