
千種湿原にクリンソウを観に行った翌日は、どうしても片付けなければならない仕事があって、朝から珍しく自宅で机に向っていた。仕事の目処が何とか立った午後の2時、自宅近くの湿原にトキソウが咲いているという話しを聞いていたので、出掛けてみた。
湿原に着いて、カメラ片手に歩いてみたがトキソウの姿は観ることはできなかった。トキソウの代わりにタツナミソウが沢山咲いていた。こんなことも知らなかったのだから、今までトキソウの時期にはこの湿原をあまり歩いていなかったということだろう。
咲いていないとなったら、他に何もすることが思い浮かばず・・・・帰宅。
その途中・・・・

麦が実っていた。
麦秋って言葉をご存知だろうか。麦が・・・、米が秋に稔るがごとく、稔る季節のことを言うのだろう。それは、初夏、今だ。。。
写真の中で一番遠くに見えているのが僕の車。あそこから、麦畑を一番綺麗に写せる場所を探して歩いてここまで来てしまった・・・・



田圃の畔に立って麦畑を写していたが、ふと視線を足許に移した時に可笑しなことに気が付いた。

シロツメクサじゃない???

花が小さいし、八重のような花だ。
慌ててシロツメクサを探してじっくり見ていた。

シロツメクサ
やっぱりシロツメクサじゃないんだ。

2種類とも一緒に写っている。

そして、視線を上にあげると・・・・・


麦秋だね。