土曜の昼から日曜の朝まで雨は降り続いた。その日曜日、所属するきのこの会の例会の日だ。発足10周年の記念を兼ねて、2時間ほど採集してからバーベQを楽しむ予定だ。
きのこを食べることに拘りのあるメンバー揃いで、当然、一番の目的はマツオウジとなった。僕はというと、マツオウジはもういいな、他に何かないかとなどとウロウロしたが、結局大した発見はなかった。
昨日に続いて、赤松の木の下ではシバハリが出始めていた。そしてモリノカレバタケ。ありふれたキノコではあるが、今年始めての出会いだ。
モリノカレバタケ
続いて似たようなキノコ
ヤマジノカレバタケ
以下はメンバーの見つけてきたもの。
シロキクラゲ
ウスフジフウセンタケ
不明の Russula sp.
ヤブレベニタケではないし、シュイロハツとも違いそう・・・。
その他、ウスヒラタケ、ムラサキフウセンタケ、ムラサキシメジと多くのマツオウジなどが集まった。
その後、バーベQをしてから解散した。その帰り道、ガソリンがほとんどなくなり、自宅近くのスタンドに寄った。69Lで一万円を超えた。高くなったなぁとつぶやき、運転席に座り店を出ようと前を向いたその時、意外な光景が目に映った。前方、歩道の上のケヤキの枯死した部分からキクラゲが沢山発生している。
キクラゲ
ガソリンスタンドの店員が見ているなか、良さそうなところを収穫した。ガソリン代の足しにはならぬが、腹の虫が多少、納まった。