朝、新聞を取りに庭に出た。モッコウバラの控えめな匂いがした。自宅庭ではそろそろ、モッコウバラ(黄)が満開だ。白花が満開になったら・・・匂いは控えめとは言えないだろうな。
そろそろ、チゴユリやフデリンドウが咲き出すはずだ、と思ったら見たくなった。千畳平ではチゴユリはほんの小さな芽が出ていただけだった。低地では咲いているはずだ・・・。
まず、フデリンドウを探しに行った。小さな蕾が一つ、二つ、早いかなと思ったが、もう開いているものもあった。
フデリンドウ
でも、こんな蕾をみたら、また来なきゃダメだな。
周囲にきのこはないか探してみたが、あるのはこれだけ・・・。
ウラスジチャワンタケ
車に戻り、周囲を見て廻る。
ムラサキケマン? ほとんどの花は散ってしまっていて、種の入ったさやができている。
ムラサキケマン
チゴユリの咲いていた周辺には若い芽さえも見当たらなかった。消えてしまったのだろうか?シャガだけが咲いていた。
その近くには、・・・
キランソウ
ヒメハギ
昼飯を食べた後は、この間、行けなかった六甲のF山の梅林に行くことにした。これまで幾度となく訪れる機会がありながら何かがあり、一度も行けたことがない。どこにあるかも分からない。いささか出発が遅いがこの時を逃したら・・・また行くことはないような気がした。
予定通り、道を間違えて・・・、公園に着いたのは3時を過ぎていた。売店のおばあさんにこの辺に梅林はないかと聞いたところ、歩いて20分程だとのこと。時間が遅いのは気になるが、丁度良い運動だ。
歩いて行く途中、タンポポのような花が咲いていた。
センボンヤリ?
ピンボケ、知らない花
*2008.05.05. I氏の助言によりセントウソウと判断した.
20分のほとんどは下りだった。帰りが思い遣られたが、梅林に辿りついた。
そこは、山間の狭い窪地で、斜面に梅が植えられていた。日陰が多くきのこには良い環境だが、梅には苛酷だろう。梅の木は細く、枯れているものもあった。
さて、会の精鋭が2日前に精査しているのだ、かけらも見つからないだろうと思いながら、靴の紐を結び直していると、目の前にハルシメジは出ていた。まだ、梅林に入ってない。ここは桜の根元だ。
ここは、盲点だ。誰も見なかったのだろう・・・。その後はそう簡単には見つからなかった。
それでも、小振りながら20本ほど見つけることができた。下草は少ないが斜面が急で今までのハルシメジ探しと勝手が違い、面白かった。
急いで、車に戻ったが4時半を過ぎていた。家に着くのは6時頃になるだろう。