今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

夕立が何度か・・・、近くの山のきのこの様子見。   2012.09.02.(2)

2012-09-09 23:01:05 | Weblog
 この所、何度か夕立があったり、気温が少し下がってきていたり・・・・。こういう時に、きのこがワッと出だしたりするんだよな・・・。


 という訳で、近所のいつもの山の様子を見に行くことにした。といっても、ジリジリと照りつける太陽・・・、期待薄だな。


 いつもの場所に車を停めて、川沿いの道を歩いて行く。今回は湿ってはいるけれど、雨が降って間もない感じの濡れ方のような気もするが・・・・、今朝も雨が降ったのだろうか。杉林の下の斜面に・・・




ハイイロオニタケ

一本だけだけど、出ていた。久し振りだな・・・。


   
ケショウシロハツ

でかいベニタケ科、白くて環紋が傘にある。ractarius sp.



キクバナイグチ

最近の癖で、キクザキイチゲとしてしまいそう・・・・




キアミアシイグチ



 きのこはポツポツとは出ていて、前回とは違うのだが、爆発という感じじゃない。出始めというところかな・・・。


 これは?







Amanita sp.
キリンタケじゃないかな・・・・、分からない。


   
左:明瞭な壷なし
右:膜質のツバ、ツバの上部の色が萌黄色?


 斜面を登って行く。






ナガエノウラベニイグチ







アシナガイグチ



   
シロホウライタケ

この辺りは湿気は十分なようだ。雨が続いて森の湿度が高く保たれると、必ずこいつらが枯れ枝から出てくる。



   
ベニイグチ

今日はこの1本だけ・・・・、やっぱり、これからなのか、ここまでなのか。




不明


   


管孔、孔口、柄の肉とも、青変性あり。

 実は近くで同じような外見のイグチを2本採った。大きく写っているイグチは孔口、柄とも青変性はほとんどなし。小さめの3枚は外見は良く似ているが、青変性が強い。去年も同じような場所で、似た不明イグチを見ている。このブログにも写真を出していたのを忘れていた・・・。要するに、分からないものは分からない。




シロホウライタケ




セイタカイグチ






   


不明

まだ、幼菌とは思うが、傘径は7cmくらい。これは、ニセアシベニイグチの近縁?ニシキイグチはどんなだっけ、去年、コメント貰ったけれど・・・・。


   
ベニウスタケ

何故か1本だけ、ポツンと・・・




まるで、クロカワなんだけど・・・・



モエギアミアシイグチ




アルカリキゾメイグチ・・・だったかな。。
独特の嫌な臭い




ハナガサイグチ


 山を降りて車への帰り道で・・・・



セイタカイグチ




キアミアシイグチ
ちょっと変?

 キアミアシイグチって、変異が多い?一つじゃないような気がする。


 まるで、イグチのおさらいのようになってしまったな。車に戻ったのは、午後の2時だった。タマゴタケは出ていなかったし、思ったより、手応えがなかったのでそのまま帰宅してしまった。


 それが、大失敗だった。


 そのことに気が付いたのは1週間後。今年のきのこの出はピンスポット。それは、雨の降り方がピンスポットだからなんだ・・・・・。






コメント (2)
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