goo blog サービス終了のお知らせ 

CORRESPONDANCES

記述内容はすべてBruxellesに属します。情報を使用する場合は、必ずリンクと前もっての御連絡をお願いします。

Juliette Greco

2013年08月28日 10時03分55秒 | 海外の放送

1950 Boris Vian & Juliette Greco ↑
Juliette Greco Biographie
Juliette Greco: France Musique
le mardi 20 aout 2013

Miles DavisとGrecoのことはご存知でしょうか?
以前にもこの写真出しましたね。(クリックで拡大)
Grecoがアメリカにおける酷い黒人差別を告発しているfilmとともに出した記憶があります。京都の日仏学館のレコードコレクションから最初に借り出したレコードはGrecoでした。Grecoはコンサートにも行ってるんですよね。35年以上前に。人間的には興味はありますがGrecoのこの歌が好き、というわけではないのです。
強いて言えば一番のお気に入りはこの曲でしょうか。日本語訳 :
Mon Fils Chante - Juliette Greco
うろうろしていたら面白いものを発見。
Juliette GrecoがBarbaraの「いつ帰ってくるの?」を歌っているYou Tube
しかもBarbaraの伴奏で

Barbara et Juliette Greco


Marie Dubas

2013年08月26日 23時13分43秒 | 海外の放送

BarbaraがMarie Dubasを病院に見舞う写真。
かけだしのBarbaraがMarie Dubasのような大スター
にこうして受け入れられるのは、ユダヤ・コネクション

Du Caf’Conc’à la rive gauche
Marie Dubas
le jeudi 1 août 2013 放送

Prière de la Charlotte - Marie Dubas
番組にも登場するが、この曲は特別に聞いていただきたいので、リンクを置く。
長い曲なのでYou Tubeでは聞けないと思っていた。
この曲をこれだけ歌えるのは、Marie Dubasだけだろう。

クリスマスの夜、冬服も買えないで寒い思いをして娼婦が街角に立っている。
客は来ない。楽しそうなカップルだけが目に付く。
娼婦のシャルロットはマリア様に語り始める。

私も少しはいい思いがしたいと。クリスマスですから。
なんだったら、イエス坊やの子守もします。
出来たらたっぷり紙幣の入った、パンパンに膨れた財布を拾わせてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シャンソン入門の方には、塚本邦雄著「薔薇色のゴリラ」をお勧めします。


Le tabou et Boris Vian

2013年08月26日 12時05分08秒 | 海外の放送

Le tabou et Boris Vian
le lundi 19 aout 2013放送 


BORIS VIAN / ET LE JAZZ
Les frères Vian "Sheikh of Araby"
Obsèques de Boris Vian 無音:

La Libertè. Anne-Marie Cazalis. 1947. Le Tabou
Grecoといつも一緒にいたと言われる Anne-Marie Cazalis。
Juliette GRECO dit pourquoi elle a été surnommée la muse de l'existentialisme
実存主義のミューズと言われた時代を語る Juliette Greco

Tournage du film "L'Ecume des jours" de Charles Belmont:
「日々の泡」の撮影風景 京都の日仏時代でもまだこの作品は仲間内では大変な話題で、刺激されて読んではみたが、何?何?という感じで、正直言って感動も感想もなかった。私の父も線が細く、Jazzとダンスが好きで39歳でなくなったので、Boris Vianと言えば父のイメージにダブル。私の父はちょっと異国の人、という感じがあったので、尚更だ。
Tournage de "J'irai cracher sur vos tombes":
私より数歳年上の人はこの映画を見た、と言っていたが、私はまだ幼くて、この映画の主題歌を聞いた覚えがあるだけだ。格好良い出だしの旋律で、心惹かれた。この曲はヒットもしていて、ずっとあとになってからだが、この曲を聴きたくてレコードを買った。タイトルを思い出したので、You Tubeでみつけることができた。
褐色のブルース / アラン・ゴラゲール楽団

参照:Correspondances過去記事
Juliette Greco et Anne-Marie Cazalis
参照:Correspondances過去記事
Jean Cocteau (ジャン・コクトー)-1-
Jean Cocteauの「Orphee」には女優のMaria Cazares, 歌手のJuliette Greco,そして詩人のAnne-Marie Cazalisが出演している。


Chez Patachou

2013年08月25日 11時01分38秒 | 海外の放送

左岸派のシャンソン パタシューの店

2013年8月14日放送 France Musique
パタシューは名前こそ知られているが
資料や音源は何冊も何枚もあるわけではない。
知名度の割に、資料は極端に少ない。
私は子供の頃、こういうお母さんがいればいいなと
夢見た記憶がある。
しかし子供がお母さんになって欲しいと
思うような女性ではない。いい女すぎるのである。
パタシューに相当する日本人女性といえば
例えば、草笛光子、たとえば黒木ひかる
(といっても黒木ひかるを知らない人の方が
多いだろう。黒木瞳でもないし、黒木香でもない、
黒木ひかる、である。昔宝塚ファンコンテスト
の司会をしていた、ダンスのうまい黒木ひかる、
ご記憶だろうか?最後はこの人の奥さんに
なっちゃいましたけどね。年が離れていたので
「てごめ」という感じで、その時「てごめ」という
言葉もついでに覚えました。)
パタシューの店が有名なのは、彼女が
ブラッサンスを見出し自分の店でデビュー
させたからです。ここを見落とすわけには
いかないですね。それと、余興で始めた
お客さんのネクタイをちょん切る、という
パフォーマンスが受けたことでも有名。
ネクタイ切りで、思い出しましたが
飛行学校ではFirst Soloのあと、
同じように服をちょんぎられるという
慣例があるんです。切られた布に本人がサインをして
その布は学校の壁に貼り付けられる。
どんなpilotもFirst Soloは人生で一回しかないので
Pilotはみんな、大事な思い出として覚えている
と思いますよ。
パタシュー、歌は素人ですから、そんなにうまくはない、
けど、その楽しい日常的普通さが、魅力だったのでしょうね。
フランス的スノビズムとフランス的気難しさが全くなくて
アメリカでも大成功した、数少ないフランス人歌手
ということになるでしょうか?

PATACHOU PLUS BLEU QUE TES YEUX :
Patachou - Pigalle:
Patachou : Les Vieux Mariés:
Patachou - La Complainte de la Butte


19CD des inédits en particulier : RTL

2013年08月10日 11時55分41秒 | 海外の放送

"Une femme qui chante" :
l'intégrale de l'artiste en 19 CD,
avec des inédits en particulier.
既に紹介はしたが、個別に取り上げたのは初めて。
資料が多すぎて、
じっくり見たり聴いたりする時間が足りないのが現状。
"Une femme qui chante" 19CDの
これまでの未発表曲が何であるか
この番組では、それを聞いて知ることができる。


Salvatore Adamo

2013年05月02日 16時10分06秒 | 海外の放送

若い人たちは年取ったAdamoしかご存知ない。前から若いAdamoを紹介したいと思っていた。彼のヒット曲の大半は60年代、これほど日本人の生活の中に浸透したシャンソン歌手はほかにいないだろう。
勿論それは越路吹雪におうところも大きい。

Catherine CeylacがSidaction2013でGottingenを歌ったという情報が入ったので探したのだが見つからなかった。その代わり彼女の「紅茶にしますかコーヒーにしますか」でAdamoの一時間番組をみつけた。日本ではAdamoが一番人気がある、ということはもはやフランス人の知るところとなっているようだ。ベルギー人のJacquesでさえ、日本におけるAdamo人気はよく知っていた。だから番組にも日本が現れる。日本語でも少し歌ってみたりする。日本の歌手が彼の曲をカバーしているというところでは、忌野清志郎のfilmが登場した。それよりそのあとで、ホンの少しだけとは言え「美空ひばり」が映し出されたのには驚いた。
ギター一本で番組内で弾き語りをするのだが、高音部が思うように出ない。音痴ではもちろんなくて、声が出ないのだ。しかし真剣に歌うので、それを咎める気には誰もならない。素敵に年齢を重ねている。声が出にくそうなところは森進一を思い出させる。真摯な態度があれば、これくらいはプロとしても許容範囲なのだ。むしろ魅力的でさえある。私の好きな詩人がAdamoファンだったので、私もよくAdamoを聞いた。外出にはいつもテイプレコーダーを持参していた時期があり、新宿のPIT INでADAMOがかかっていて、それがたまたま持参のテイプに入っていたことがある。それをあとで何度も聞いた。私は従ってADAMOを聞くと、PIT INといつもひとり夜汽車に乗っているように心もとなかった青春の日々を思い出す。

Salvatore Adamo The ou Cafe 一時間番組
右側の大きな三角をクリックする。
ラッパのマークの右隣のサイコロのようなものをクリックすれば大画面になる。
いつもいつも感心するのだが、
スタジオセットの配色には素晴らしいセンスを感じる。毎回脱帽である。

 


朝あったものが消えてる!

2013年01月22日 16時34分52秒 | 海外の放送

最近ちょっと元気がない。そんな時、Barbaraの番組の情報が入った。
短い時間にギュッと短縮されてはいるが
とても内容の豊富な素晴らしい番組だった。

神様からの励まし、と受け止めることにした。
1.滅多に聞けない曲がたくさん聞ける
2.初めて聞くversionもある。
たとえば、フランス・ギャルの天使のため息を歌うBarbara
これに関しては何度か取り上げたが、音声がガーガーで聞けたものではない、と書いたと思うが、それがなんと綺麗な音で完璧に聞ける。Barbaraが「天使のため息」を歌っているのを知っている人は、少ないだろう。
Chanson de la vie,いくら探してもBarbaraの声が入ったものは見つからなかったが、今回それが聞ける。:Music Cross Talk過去記事
3.Barbaraの人生が簡潔にまとまって多くのことが語られている。
4.しかも、今までとは違う事実まで入手できる。
たとえば、今までははっきり語られたことのない事実。つまりBarbaraとBrelは恋人同士だったということ。そうだろうとは思っていたが、はっきり聞くのは初めてだ。レジアニ、そしてムスタキ、もはっきり恋人だと明言されている。
わかっているのと明言されるのとはずいぶん違う。

5.最初の結婚についても、今までで一番詳しく語られている。
これが事実の詳細である。

6.初めて聞くのはBarbaraの初恋だ。この話の時に「Ma plus belle histoire d'amour c'est vous」が流れる。これで納得。これであの曲がそもそもの誕生から、ファンへの愛の告白である、などという馬鹿馬鹿しい神話は、神話だということが暴露されたわけだ。
7.子供たちの質問が鋭い。そしてJean-Francoisが適確に応える。無駄のない素晴らしい番組。これはフランスの小学校でのBarbaraを取り上げた授業の様子をラジオ局が放送したもの。実際の授業は去年の11月。
8.子供たちがBarbaraの曲を2曲歌ってくれる。フランスの学校に授業参観に訪れている気分になってとても楽しい。ほのぼのとする。
9.そう言えば、バルバラに声楽を教えた近所の声楽の教師のこと、そしてふたりでPiafのコンサートに出かけたこと、が番組で語られたのは、初めてのような気がする。Barbaraから授業料を受け取っていなかったようだ。この出会いは重要だ。Barbaraの「Au cimetière 」、すでにNet上に掲載しているが、これがGabriel Fauréの曲だったのだ。Barbaraが正式に声楽をマスターしたというのは間違いでコンセルバトワールの聴講生になったに過ぎない。Barbaraは学校で訓練されて出来上がった歌手ではない。
ほとんど先天的感覚・先天的才能で作品を作り出している。

10.Barbaraは秘密主義者だが、作品で自分の人生をすべて表している、
という番組の小タイトル、全くそのとおりだと思う。
歌の中に人生の全部を語り尽くしている。


今朝こちらで番組を聞いた。しかし、今既になくなっている!
焦った。こんなに楽しいしかも充実した番組をお届けできないとは。
探し回れば、ようやく見つかった。
下をクリック。あなたも授業参観を楽しんでください。


L'emission de radio Barbara est en ligne


GOTTINGENのBARBARA

2013年01月19日 14時37分34秒 | 海外の放送

Die französische Sängerin Barbara im Jahr 1965 in ihrer Umkleide
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2013年1月16日 19時30分より 

ドイツの放送 DEUTSCHLANDRADIO KULTUR
BARBARA-GÖTTINGEN

フランスでも聞けない、ネットでしか聞けないらしい。
当然全部ドイツ語です。Barbaraはフランス語で喋っていますが。
これはおそらく2度目のコンサート
Barbaraは風邪をひいてズルズルの模様です。

これはもちろん初公開ですね。凄い。
このラジオ番組にはBarbaraのほかに以下の人たちも登場します。
L’ex-chancelier Gerhard SCHRÖDER
Le président Charles DE GAULLE
Le chanteur Reinhard MEY connu en France sous le nom de Frédéric MEY
Mme Sibylle PENKERT
M. Georg S. TROLLER
Mme Susanne BOUTLER
Mme Carla BRUNI.

Barbara en concert à Göttingen
où elle chante en français et en allemand !
BARBARA-GÖTTINGEN
BarbaraをクリックしてもGÖTTINGENをクリックしても

どちらでも聞けるようにペイジを置きました。
ペイジを開いて
BARBARA-GÖTTINGEN
2013年1月16日 19時30分
のオレンジ色の文字をクリック。
放送は26分12秒間です。
・・・・・・
参照:Barbara singt Barbara:
 L’enregistrement terminé, Barbara se rendit à Göttingen pour donner un nouveau récital, le 4 octobre 1967, à la Stadthalle où elle chanta Göttingen en français et en allemand.
上に2度目のGottingenと書いています。
これは1967年10月4日、場所は出来たばかりのla Stadthalle Gottingen
なぜ2度目のGottingen
とわかったかといえば、Barbaraの鼻風邪の酷さ
これで日にちと場所が確認できました。
従ってこちら↓(The First Time Not The Second Time) ではありません。



Barbaraが風邪をひいているこの2度目のGottingen,

Elle s'accompagne au piano avec Michel Gaudry à la contrebasse et Roland Romanelli à l'accordéon.
Joss Baselliに変わってRoland Romanelliが初めてBarbaraの伴奏を務めたという意味では記念すべきコンサートでした。



シャンソンの古典ー4 参加型ペイジ

2012年06月25日 14時34分14秒 | 海外の放送

Europe1-シャンソンの古典(4)

Mireille : C'est le debut d'une aventure
Maurice Chevalier : Y'a d'la joie
Lucienne Dugard "Un jour mon prince viendra"
Fernandel : Félicie aussi (1939)
Jean Lumière : Le tango chinois
Damia : C'est mon gigolo
Jean lumière : Faisons notre bonheur nous-mêmes ( 1936)
Edith Piaf : C'est lui que mon coeur a choisi:

ご参加をお待ちしております。


シャンソンの古典ー6 参加型ペイジ

2012年06月21日 15時14分37秒 | 海外の放送

葦原英了氏や永田文夫氏の午後のシャンソンを聞いたシャンソンファンも高齢化して、若い人は戦前のシャンソンなどもう聞く機会を失くしているだろう。
2年前に「フランス敗れたり」というラジオ番組があった。1940年6月18日の放送を想定して構成された番組である。戦後世界ではフランスは連合国側で戦勝国となっているが、実はフランスは敗戦国だったのだ。しかも日本の真珠湾攻撃の1年半も前に敗北したのである。
これはEurope1が2010年6月18日に放送した特番の一部である。70年前のパリ陥落の日の放送を仮想的によみがえらせたものである。沢山のシャンソンが流れるのだが、したがって、全部70年以上前の曲となる。こういうシャンソンの古典をまとまって聞く機会はほとんどないと思えるので、ようやく決心してその過去の番組をリンクを貼ってよみがえらせることにした。mp3で置いてあるのでシャンソンファンには貴重な資料の提供になる筈だ。

ただたくさんあって、いつものように詳しく調査・解説する時間がない。それで参加型にすることを思いついた。私自身じっと聞く時間が無いこともその理由である。下に歌手・曲のタイトルを書き記すが、流れる曲の全部ではない。ここに書いた曲以外の曲のタイトル・歌手を当てる、というクイズにしたい。わかった人はコメント欄に、タイトル・歌手を書き込んでみてください。それからもうひとつ、書き出したタイトルの順番は放送の順番と違えてあるので、どれがどの曲か、クイズとして楽しみながら、聞いていただきたい。1時間番組なのでじっと集中することは不可能、なにか用事をしながら聞いて、ついでにクイズとして楽しんでいただきたい。そしてシャンソンの研究をしている方は、70年以上前の非常に貴重な曲が流れるので、この番組を資料収集に役立てていただきたい。全部で12時間ある番組で今回は1940年6月18日13:00~14:00放送という設定のものを置きます。
お楽しみください。


Georges Milton : Emilienne

Jean Sablon : J'ai ta main
Elyane Célis : Un sourire en chantant
Albert Prejean : Sous les toits de Paris
Danielle Darrieux et Pierre Mingand:J'aime tout ce qu'il aime
Tino Rossi : Marinella
Lys Gauty : Prends-moi dans tes bras
Yvette Guilbert : Madame Arthur
Jean Sablon : Je tire ma reverence
Elyane Célis  : Vous n'etes pas venu dimanche
(資料として今回の目玉はこれでしょうか?)

Europe1 :  シャンソンの古典ー6 

・・・・・追記:2012年6月22日・・・・・
これは放送とは全く関係のない
フランス敗れたり」という書物の感想blog


Sweden's Loreen wins 2012 Eurovision Song Contest

2012年05月27日 10時17分37秒 | 海外の放送

A Euphoric Loreen speaks to Eurovision.tv
Sweden's Loreen wins 2012 Eurovision Song Contest:

BBC News
Eurovisionary.com & Eurovisionary.video:
eurovision participants 2012 :
それぞれ写真をクリックすると歌手情報・歌詞・
Video他、必要情報をキャッチ出来ます。
日本にはなじみの薄い国ぐににもクリック。
優勝曲の高得点は私には理解できない。しかしこれは
現ヨーロッパの国々の何かを反映しているのだろう。
フランス代表はインドネシア人のAnggun
外国人が母国人以上に活躍できる
フランス、シャンソン界の蓄積された歴史が覗く。

Mandinga - Zaleilah - Eurovision Song Contest - Romania 2012 - Final:
EUROVISION SONG CONTEST 2012 - My TOP 10:


Marie-Paule Belle 放送5回分+1

2012年05月25日 00時55分05秒 | 海外の放送

今回はちょっと面白い出方をします。
Marie-Paule Belle 1:2012年4月30日
Marie-Paule Belle 2:2012年5月1日
Marie-Paule Belle 3:2012年5月2日
Marie-Paule Belle 4:2012年5月3日
Marie-Paule Belle 5:2012年5月4日

La fabrication d'un CD 24.02.2011

Marie-Paule Belle (1/5)
1) La musique par passion
Marie-Paule Belle (2/5)
2) Travailler avec des auteurs fidèles
Marie-Paule Belle (3/5)
3) L'expérience de la scène
Marie-Paule Belle (4/5)
4) Des chansons contrastées… voire engagées
Marie-Paule Belle (5/5)
5) Revisiter le repertoire des autres


A la recherche du nouveau Claude Francois

2012年05月11日 01時21分20秒 | 海外の放送

A la recherche du nouveau Claude François :最終選考
一生懸命探して、長く続く放送を探した。
以前新しい石原裕次郎を探して、という企画があったが
あの時の優勝者はどうなったのだろう。
この新しいClaude Francoisを探してという長く続いた番組も
一応の結論を出した。子供の部門、大人の部門の優勝者が決まった。
さっきから見ているが、あまりに下手なのでお笑い番組かと思うくらいだ。
(さっきまで予選を見ていたので特にひどかった)

優勝者も非常に低レベルで、わが目を疑っている。逆に
Claude Francoisの偉大さを改めて感じる。
ショー・ビジネスの華やかさと決して軽率にならない
歌のうまさ、歌手としての存在感を確立していたのだ。

A la recherche du nouveau Claude François :最終選考

途中で、松健サンバをふと連想したりもしたけれど
長い時間飽きることなく最後まで結構楽しく見ることができた。
優勝者には、Claude Francoisらしさが全くなく
そこが不満だったが、歌唱が6人の中では一番
安定していたかもしれない。
子供の部門は、白いスーツが決め手だったような気がする。
とりたててずば抜けた子供はいなかった。
全員申し分なく可愛かったのは間違いない。
(参加者の条件はClaude Francoisの大ファンであること
だったようだ。そこを割り引いて考える必要がある。
「新しいBarbaraを探して」という番組があれば...
あるわけないか。)

レコードを持っていてよく聞いていたので番組中
Claude Francoisの声がよみがえってきた。
そう言えば、昔Claude Francois発行の
「PODIUM」というシャンソン雑誌を丸善を通して
ずっと取り寄せていたことがあった。
PLANETE BARBARAの中のBlogの一つに
「PODIUM」というタイトルをつけているのは
そのシャンソン雑誌からタイトルを拝借したのだった
ということを今更のように思い出した。
ポスターの付録が毎月付いていて
パネルにして部屋中に張り巡らせていたが
部屋をリフォームした時に全部捨てた。
雑誌社の社長でもあるスーパースター
Claude Francoisのポスターも勿論その中にあり
30数年間私と私の日常を共にしたというわけだ。

・・・・・追記:2012年5月11日・・・・・
Claude Francois 特別番組?1時間5分3秒 再放送
今はもうCLOCLOを知らない若い人たちも多いかと。
素晴らしく楽しいのでお勧めします。
・・・・・・・
Claude François - Le Chanteur Malheureux
Karaoke: Le Chanteur Malheureux
昔石井好子先生にレパートリーに入れてはいかがですか
とおすすめした曲。そして珍しく石井先生もその気になられて
永六輔氏の日本語歌詞も完成したとおっしゃっていた曲。
結局レパートリーには入らなかったが。
今回カラオケで歌ってみて、多分易し過ぎたから
チャレンジ精神が湧かなかったのではないかと思った。
素晴らしい歌だが、歌詞もわかりやすく
声も出しやすい、つまり歌いやすい。
それもHitの条件なのだけれど。
石井先生は難解な曲がお好み
HIT狙いはお嫌いだった。
(ついでに付加↓)
前にもどこかで書いたがこの曲は一番最初に
石井先生におすすめした。
Régine - Pourquoi un pyjama ? (1966) :歌詞
イメージ・チェンジしてはいかがですか、と。
この両方の声が出せるのは、レジーヌを除けば
石井先生しか考えられないと思ったのだが、
大変失礼だったかもしれない。
非常に寛大な方なのがわかっていたので
そういうことが言えた、ことも確かである。
・・・・・・・



Claude Francoisの新しい映画に関して

・・・・・・・


Hommage a Barbara:GRECO & L

2012年03月04日 13時38分41秒 | 海外の放送

France Inter の約一時間の番組 "Quand la musique donne" 2012年2月17日 par Didier Varrod にJuliette Gréco L登場。二人してBarbaraを熱く語った。そしてその放送を今回は見つけだすことができた。Barbaraは一曲しか歌わない。しかも相当最初の方で聞ける。1964年にClaude Dominique がBarbaraをインタビューした放送。そのなかでBarbaraがCharles Morellet と Henri Cliquet-Pleyelの作品「Avec」を歌う。
たとえばこのサイトの197曲の中に「Avec」はない。こちらはBarbaraが他者の作品を歌ったリストであるが、*のあるものは、ラジオや公開番組などで歌っただけのもので、つまり今日に至るまでレコード化、CD化はされていない。聞いたことのない人の方が圧倒的に多い曲で今回の放送の目玉である。Barbaraファンはこういうものこそを熱心に探す。私も昔Dany MorrisにBarbaraとFrance Gal が二人で歌う*Nous ne sommes pas des angesのテイプをもらったことがある。一度ラジオかなにかで歌っただけなので、ファンが何度も繰り返し再録音して制作している。従って音は非常に悪い。それでも、喜んでわくわくしながら聞く者こそがBarbaraファンである。 「Avec」、おそらく日本初公開である筈だ。
France Inter 2012年2月17日放送:
Quand la musique donne:Didier Varrod
こちらは直接放送に繋がるReecouter France Inter

・・・・・追記:2012年3月4日・・・・・
あれから何度も聞いています。
「Avec」Barbaraの好きそうな曲だけれど、あまり印象に残りませんね。いい曲はなんとしてもすでにCD化されつくしている?ということでしょうか。Juliette Grecoは80歳超えにしては頭は冴えていますが、言葉がなんだか入れ歯を通して発せられているような感じがしました。人間としてそれは自然なことなのですけどね。Lはここでは甘えたな女の子という口調、GRECOを前にすれば、誰でもそうなるのでしょうね。心地よかったのは、GrecoがMarc Lavoineと歌った「Seule avec toi」、つまり最初の曲が一番印象にのこりました。Juliette Grecoの独特の歌唱、入れ歯にも関わらず健在ということ、ですね。(入れ歯の証拠もないのに勝手に入れ歯にするなかれ!)


Frederic Botton et Greco

2011年09月14日 07時14分55秒 | 海外の放送

偶然Helene HazeraのChanson BoumでFrederic Bottonの過去放送を聴いた。
その放送に関しては、調べてみると以前すでに取り上げていた。
Chanson Boum : Frederic Botton
Correspondances 過去記事
放送でFredericが最後にJuliette Gréco のLes pingouinsを歌った。
勿論FredericがGrecoに提供した彼の作品である。
Grecoで聞いてみたくなった。
Juliette Gréco - Les pingouins:You Tube
歌詞を探していると
こういう頁にいきついた。
ということはYou Tubeのコメントにもあったような解釈をすべき歌なのだ。

なんだかFredericの作品でRegineの歌ったLa Grand Zoaも気になってきた。
You Tube:声はRegineなのだが、動画を見ているとこれもその手の歌詞なのだとわかる。
じゃFredericの作品でBarbaraの歌うL'absintheはどうだろう。
Barbara L'absinthe: You Tube
どうということはない。VerlaineとRimbaudが出てくるだけだ。でも何故VerlaineとRimbaudの必要があるのか。ふたりの名前はすでに歌詞の内容の一部なのだろうか。だとしたら。

参照;
Frederic Botton:Wikipedia
参照:
Regine: Wikipedia
(余談になるが1967年のOkazouという曲、これは石井好子さんのレパートリーに入っている。録音はないし、実際歌われたかどうかはわからない。日本語歌詞は永 六輔氏、内容は、ご飯のおかず、ということにして、歌詞をすっかり変えてあるそうです。いきなり「おーかーず」とでて、「おかず」が繰り返される歌。いったいどんなお弁当のおかずの歌になっていたのでしょうか?内容を伺っておけばよかった。私の持っているRegineのLPにこの曲ははいっています。
追記:9月14日
Regineのことを朝吹登水子さんが著作でぼろくそにかいておられる、という話からRegineの話題に移って、その時私が石井先生にレパートリーに入れてみてはどうですかとお勧めして断られたのがこの曲
Régine - Pourquoi un pyjama ?
後年自ら実際にレパートリーに入れられたのがこの曲
Les Petits Papiers - Régine
Regineは声も歌唱も素晴らしいが
石井先生の「小さな紙切れ」のほうが
それを上回る。Regineの声の中にある辛辣さが
ない分、声でより優れていてしかも上品に仕上がっている。
そもそもRegineの声の強さに対抗できるのは
石井先生のお声くらいでしょう。
この選曲は本当によかったと思います。
近年この歌は不正就労者・滞在者追放反対の歌として
政治的役割を担うようになってきた。)

ものすごく若いFredericの映像を見つけたのでリンクしておきます。

参照:
Marie France: Wikipedia
参照:
Helene Hazera: wikipedia
ここまで参照をならべると、BarbaraのL'absintheの歌詞の意味もはっきりしてきますよね。それにしてもこの曲、文学的でしゃれていますね