昔Corneilleの生い立ちをルワンダの虐殺と共に紹介したことがある。ちょうどCorneilleの大ブレイク中であった。
そのCorneilleの新しいアルバムが出た。
En Attendant, premier extrait de l'album 'Sans Titre', sortie 19 OCTOBRE 2009 (Wagram Label).
Daily MotionでEn Attendantを聴く。
来年1月13日 Le Grand Rex, Parisでコンサートもひかえている。
RFIで記事を読んで、Corneilleが結婚していたことを知った。結婚は2006年、来年春にはパパになる予定。
そのお相手、奥さんが凄い才女のようだ。当然歌手でもある。
Sofia de MedeirosのSite, を紹介しておきます。
いい声をしている、成熟した雰囲気がある。
Corneille&Sofiaについての記事:
黒人の男性と白人の女性のカップルは現代でもやはり珍しい。国境を越えて真にグローバルな人生を生きた二人にはお互いが最高の巡り合いだったと思える。全世界の人の中から、貴方を、君を選んだ、という感覚だろう。神様のご配慮、粋な計らいを感じる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
PLANETE BARBARA過去記事
参照:ルワンダ(国際政治)
参照:Corneille(歌手)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追記:2009年11月11日
2009年10月31日のThierry-LECAMPの番組で
Corneilleが新しいアルバムの中の1曲が自分の体験を歌ったものだと告白した。伯母から甥への近親相姦、所謂性的虐待である。
番組はEurope1のOn-connait-la-musique
曲名は「Voleuse de lendemain」
Europe1 & Europe1
最初に見つけた記事はPLANETE PEOPLE.COM/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追記:2009年11月13日
フランスには児童を(性的)虐待から守る組織がある。
参照:Toi Le Poete 「話してごらん Hugo」
この曲を聴いてみますか?「Parle ,Hugo, Parle」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追記:2009年11月15日
アルバム発売にタイミングを合わせた告白をプロモーションだと言う心無い人たちがいる。BarbaraにしろCorneilleにしろ、告白に到るまでに長い苦しみの年月を経ている。逃れようとして二人とも精神科医の門を何度も叩いている。Barbaraは催眠療法中に気絶して倒れ、治療はそこで中断されたという記事も以前に読んだ。過去と対峙することはそれほどの恐怖なのだ。人気女性ロッカーで、カミングアウトしているMelissa Etheridgeをご存知だろうか。彼女も自伝の中でCorneilleに類する体験を記している。彼女の場合は幼い日の数年間を実姉にアビューズされていた。
参照:Musique Avant Tout : Melissa Etheridge
フランスの敗北、ナチのユダヤ人狩り、やルワンダの国民同士の大虐殺などの背景を考えると、Barbaraの父やCorneilleの伯母も、ある意味環境の被害者だったという視点も可能だと言えないだろうか。狂気が狂気を生み、狂気が幼い者達に襲いかかった。
だからこそ、関係がなくても、遠くの者でも、正気の者達が幼いもの達を救い出し身体をはって子供達を守らなければならない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追記:2009年11月19日
Child Abuseに関する曲6曲
歌詞を見て動画を見ることが出来る。
中国に住むObama大統領の異母兄弟が
性的ではないが父に虐待されて育った自伝を
発表した。Child Abuseの告発本である。
参照: Tel Quel Japon :