CORRESPONDANCES

記述内容はすべてBruxellesに属します。情報を使用する場合は、必ずリンクと前もっての御連絡をお願いします。

Juliette Greco et Anne-Marie Cazalis

2009年11月20日 20時59分27秒 | Bruxelles Talks
Cazalisとの出会いを語るGreco:
Juliette GRECO la rencontre avec Anne Marie Cazalis sa meilleure amie
実存主義のミューズと言われた時代を語るGreco:
Juliette GRECO dit pourquoi elle a surnomm la muse de l'existentialisme
クリックしてみるにはQuick Timeが必要
Greco達を紹介した
雑誌「Life」の記事1947年9月29日
Grecoを深く知るペイジ:歌を聴く

・・・・・・・・・追記:2009年11月22日・・・・・・・・
Grecoの「いつかの二人」をみつけた。
声帯は痛んでいるが、これも熱唱である。
珍しい写真
Raymond Queneau e Anne-Marie Cazalis
詩人のAnne-Marie Cazalisは「タブー」で司会などもしていた。
歌手Grecoをプロデュースしたのも彼女である。

Corneille : Sans Titre

2009年11月15日 09時58分35秒 | 歌手の紹介に関して

昔Corneilleの生い立ちをルワンダの虐殺と共に紹介したことがある。ちょうどCorneilleの大ブレイク中であった。
そのCorneilleの新しいアルバムが出た。
En Attendant, premier extrait de l'album 'Sans Titre', sortie 19 OCTOBRE 2009 (Wagram Label).
 Daily Motionで
En Attendantを聴く
来年1月13日 Le Grand Rex, Parisでコンサートもひかえている。
RFIで記事を読んで、Corneilleが結婚していたことを知った。結婚は2006年、来年春にはパパになる予定
そのお相手、奥さんが凄い才女のようだ。当然歌手でもある。
Sofia de MedeirosのSite, を紹介しておきます。
いい声をしている、成熟した雰囲気がある。
Corneille&Sofiaについての記事:
黒人の男性と白人の女性のカップルは現代でもやはり珍しい。国境を越えて真にグローバルな人生を生きた二人にはお互いが最高の巡り合いだったと思える。全世界の人の中から、貴方を、君を選んだ、という感覚だろう。神様のご配慮、粋な計らいを感じる。

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PLANETE BARBARA過去記事
参照:ルワンダ(国際政治)
参照Corneille(歌手)
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追記:2009年11月11日
2009年10月31
日のThierry-LECAMPの番組で
Corneilleが新しいアルバムの中の1曲が自分の体験を歌ったものだと告白した。伯母から甥への近親相姦、所謂性的虐待である。
番組はEurope1のOn-connait-la-musique
曲名は「Voleuse de lendemain」
Europe1 & Europe1
最初に見つけた記事は
PLANETE PEOPLE.COM/

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追記:2009年11月13日
フランスには児童を(性的)虐待から守る組織がある。
参照:Toi Le Poete 「話してごらん Hugo」
この曲を聴いてみますか?「Parle ,Hugo, Parle

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追記:2009年11月15日
アルバム発売にタイミングを合わせた告白をプロモーションだと言う心無い人たちがいる。BarbaraにしろCorneilleにしろ、告白に到るまでに長い苦しみの年月を経ている。逃れようとして二人とも精神科医の門を何度も叩いている。Barbaraは催眠療法中に気絶して倒れ、治療はそこで中断されたという記事も以前に読んだ。過去と対峙することはそれほどの恐怖なのだ。人気女性ロッカーで、カミングアウトしているMelissa Etheridgeをご存知だろうか。彼女も自伝の中でCorneilleに類する体験を記している。彼女の場合は幼い日の数年間を実姉にアビューズされていた。
参照:
Musique Avant Tout : Melissa Etheridge

フランスの敗北、ナチのユダヤ人狩り、やルワンダの国民同士の大虐殺などの背景を考えると、Barbaraの父やCorneilleの伯母も、ある意味環境の被害者だったという視点も可能だと言えないだろうか。狂気が狂気を生み、狂気が幼い者達に襲いかかった。
だからこそ、関係がなくても、遠くの者でも、正気の者達が幼いもの達を救い出し身体をはって子供達を守らなければならない。

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追記:2009年11月19日
Child Abuseに関する曲6曲
歌詞を見て動画を見ることが出来る。

中国に住むObama大統領の異母兄弟が
性的ではないが父に虐待されて育った自伝を
発表した。Child Abuseの告発本である。
参照: Tel Quel Japon :


Juliette Greco chante Barbara

2009年11月04日 11時54分33秒 | Bruxelles Talks

Juliette GrecoとBarbaraが同じ歌を歌っているのは気づいていたが、GrecoがBarbaraの曲を歌ったことがあるとは気づかなかった。2009年10月9日,France5で"Juliette Gréco, Je suis comme je suis". という番組がありそこでその場面が再放送されたらしい。元は69年2月12日の番組。そこではGrecoはBarbaraのピアノ伴奏でDis quand reviendas-tu?を歌った。うーん、まっ、いつかこれはCD又はDVD化されるでしょう。最近GrecoのBarbaraに関する発言を時々見るが、Grecoはサンジェルマンのミューズだけあって、文化的に?鋭い。一番最近見たのでは、BarbaraとDalidaと私の共通点は同性愛者のファンがたくさんいると言うことだ、というもの。その理由は......。その理由は忘れてしまったのだが、一般的に言って、女性歌手が伝説的大歌手になるには、古今東西同性のファンと、性的魅力以外の何かに魅入ってくれる異性のファンの存在が不可欠だ、と言うことだ。簡単に言うと性別を凌駕する魅力が鍵だということと、本人達の意識の問題もあるだろう。Grecoは同性愛者のファンが大勢いることは、嬉しいと語っていた。そう言えば、Grecoの母親は同性愛者で強烈な個性の女性だった。
(話が逸れるが「サガン 悲しみよこんにちは」の監督Diane Kurysの母親も同性愛者だった。Diane Kurysは母と母の女友達との愛が自分の家庭を崩壊させてゆく実話を「Entre Nous-女友達」という映画にしている。登場人物はすべて実名。映画としても非常に高く評価されている


もうひとり、こちらはBarbaraに影響を受けたと公言する歌手だ。遅かれ早かれ、この歌手はBarbaraを歌うだろう。その名をAna Silveraという。非情に個性的で、音楽的素養も充分にあるまだ若い歌手だ。いずれ日本での知名度も高まると思えるので、とりあえず紹介だけしておく。
Ana Silveraに関する記事
Ana Silveraのサイト
Ana SilveraのBlog:

・・・・・追記2009年11月6日・・・・・
上の写真はいつぞや「誰だか分かりますか」と題してCorrespondancesに掲載した若き日のJuliette Grecoである。