CORRESPONDANCES

記述内容はすべてBruxellesに属します。情報を使用する場合は、必ずリンクと前もっての御連絡をお願いします。

Barbara 1967 夏

2014年01月30日 14時02分05秒 | 小さなBARBARA情報

Lumière inédite sur Barbara
Amazon: Barbara:
Barbara Photographies inédites - Libor Sir

Ma plus belle histoire d'amour c'est vous
と言うアルバムのジャケット撮影、
で採用されなかったものの未発表発掘写真集とでも言うべきもの
(Libor Sirの写真はCorrespondancesで以前出している。
探してみたが、みつからなかった。
偶然子供が近寄ってきて遊んだり抱き上げたりしていた分)
四個所ほどで撮影されたが、発表されたのはジャケットの一枚のみ。

Correspondances過去記事を見つけた。
Barbara et l’enfant 珍しい写真
没後15周年で話題になった未発表発掘写真がようやく
2013年12月に本と言う形をとって発売されたということだ。


Barbara 12ans & Madame

2014年01月25日 16時58分41秒 | Barbara関連情報

Teleramaの記事 Barbara(1)
Barbara(1)をクリックすると(2)(3)にも繋がるし、視聴リンクを辿ることもできる。
12年が過ぎた。皆さん、それぞれのやり方で命日をお過ごしてください。
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Barbara主演の芝居「Madame」を書いたRemo Forlani氏が先月亡くなられた。RTLの映画担当だった。映画評論の他に、小説家、脚本家、俳優、監督などの顔も持っていた。この芝居は大失敗だったので、Remo Forlani氏の経歴にはでてこない。しかしこのレコードは日本でも発売され、日本のBarbaraファンは中の曲も知っている筈だ。Remo Forlani氏については、まだ詳しく紹介していない。従って日本ではほとんど無名だが。
Teleramaの記事(1) Remo Forlani
RTLの記事:Remo Forlani
RTLのBlog : Remo Forlani
私は「Madame」の台本を持っている。しかし読んだだけでは、舞台は想像できない。ところが探してみたら、10分間の舞台のfilmが見つかった。
全部で32回しか上演されなかった舞台、しかも客が入らず大失敗だった「Madame」のfilmが残っているなんて、凄い!
しかも、その10分のなかで「Je serai douce 」を歌う場面まで入っている。ファンからみれば、この場面だけで、大成功なのだが。
この「Madame」は後の「Lily Passion」に内容的に繋がっている。Barbara原作ではないが、Barbaraの意図するところ、大切にしたいこだわり等を垣間見ることができる。そしてそれは、Barbaraの恋愛観、男性観、人生観にも繋がっている。Barbara論を書くにあたって、多くのヒントが詰っていると思われる舞台だ。
(今日チェックしたらリンクが切れていたのでその部分をカットしました)

・・・・・追記:2014年1月25日・・・・・
2009年11月24日の過去記事を上にあげました。
アルバム「Madame」は日本でも発売されたが、このお芝居の内容についてはほとんどイメージが入ってきていないのではないだろうか?1970年のこの舞台は大失敗で、いろんな人の応援があったのだが、無残にコケタ。しかし「黒い鷲」の大ヒットで、大失敗もあっという間に水蒸気のように蒸発、失敗の事実さえ消し去られたと言ってもいいだろう。
You Tubeで珍しいものを見つけた。Barbara - Reportage "Madame" (Theatre 1970)

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Charley Marouani :
この人のことはまだ詳しく書いていない。Barbaraのマネージャーだった。Jacques Brelからの紹介。Barbaraは全幅の信頼を寄せていた。Barbaraが公演旅行から帰ってきたら黙ってBarbaraに例のプレシーの家の鍵を渡してくれた。Marie Chaixも言っていたがBarbaraは金銭感覚がずさんで気の向くままに買い物をする。おそらく個人財産の管理までCharley Marouaniに委ねていたのではないかと思われる。

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Barbara chante Jacques Brel - Sur la place
+ interview film "Franz"
この曲はBarbaraが「貰った」ものなので、Barbaraが歌い出して以降、Brelは歌っていないのではないだろうか。
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 TU SAURAS QUI JE SUIS - Brel, Barbara et Franz:
BarbaraとBrelがぴったり寄り添って映画「Franz」のことを話している。二人はまだ50年代にBruxellesで出会っている。BarbaraはBrelの才能に最初の出会いから気づいていたようだ。この映画出演はBrelからBarbaraに声をかけた。Brelを見つめるBarbaraを見ていてふと思った。後年Barbaraの若いBFとなるJean-Louis Aubertに、BarbaraはJacques Brelの面影を見ていたのではないだろうか?

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A BARBARA - DIDIER BARBELIVIEN-1
A BARBARA - DIDIER BARBELIVIEN-2
Didier BarbelivienがBarbaraにささげた曲↑
Correspondances過去記事↓
Chanson pour le Tibet:Didier Barbelivien



新年明けましておめでとうございます

2014年01月19日 20時22分04秒 | Bruxelles Talks

今頃何を言っているのか、という出遅れになってしまった。
今年2014年PLANETE BARBARA は満10周年を迎え、11年目に突入する。棺桶に入って南無阿弥陀仏寸前になったこともあるが、あっという間だった。まだ振り返って総括するような時期ではない。気持ちとしては棺桶から起き上がった当時とあまり変わらない。太平洋のような情報の海を泳いで選択を重ね、常に心の洗濯も続けながら新鮮な気持ちでさらに専門性を高めていきたいと思っている。
Barbara及びChansonに特化するつもりでいるが、今日は特別肩の力を抜いてJazzの懐メロでスタートしたい。BarbaraのBruxelles時代を思うたびに自分の青春を思い出す。単なる偶然に過ぎないかもしれないが、その一枚を選ぼうとするとまずこのアルバムが思い浮かんだ。
Barbaraの「黒い鷲」の同様、このレコードも何枚も聞き潰した。

Return to Forever -
特に好きな
"What Game Shall We Play Today"
Chick Corea - Sometime Ago

2014年1月19日 追記
Bruxellesが新年早々、何故Chic Coreaなのかと、どうしたんだろうと思っておられるかもしれない。実はこれもBarbaraに関係がある。時間があるときにCDやDVDを聞くことにしている。本年最初に聞いたCDは、Roland Romanelliがゲストとして単独出演している番組。勿論Barbaraのこともたくさん話すのだが、才能あるミュージシャンとの出会いとして、最初に選ぶのが日本人ピアニスト、テクニックや才能が素晴らしいといっている。彼女とChic Coreaの共演盤が選ばれた。
Chick Corea & Hiromi
Romanelliは「いろみ」と言っていたがすぐにわかった。この人の才能はJazz Pianistとしても世界のTop Levelだ、勿論私も知っている。ただなんかこう、見た目がパッパラパーなのが気になるのだ。ひとたび演奏を聴けば「恐れ入りますでござりまする」と言う気持ちになるのだが。BarbaraのRomanelliが「いろみ」をこれだけ褒めまくるとは夢にも思わなかった。日本人だし「いろみ」を選曲すればいいではないかと言う話なのだが、髪型と言い、雰囲気といい、Bruxellesには若干抵抗があって、まあそれで、共演しているChic Coreaの懐かしの名盤「Return to forever」を選曲したわけだ。偏見に過ぎないのだが、以前Daphneを紹介したときにも多分同じような「抵抗」を言っているはずだ。