CORRESPONDANCES

記述内容はすべてBruxellesに属します。情報を使用する場合は、必ずリンクと前もっての御連絡をお願いします。

Jacques Attali a propos BARBARA

2012年03月05日 09時41分02秒 | Barbara関連情報

少し古いがJacques AttaliがBarbaraを語るFilmを見つけた。エイズ活動をしているときに知り合ったようだ。Barbaraが刑務所に慰問にいけるよう道筋をつける協力をしたのかもしれない。彼はL'aigle Noirが大好きなのだそうだ。またBarbaraは彼の6歳の女の子に夢中になって、そのあとずっと死ぬ間際まで文通をしていたそうだ。そういえば、Barbaraは子供に夢中になって、吃驚するほど大きな字を書いてその子供とFaxで文通しているという話を聞いたことがあるが、あれはJacques Attaliの子供だったのかもしれない。BarbaraのリクエストにこたえてJacques Attaliが作詞をし、シューベルトの曲にのせたのがBarbaraの歌う「Coline」
歌詞はこちらに:Du Soleil Levant過去記事
ずっと以前にPLANETE BARBARAが(2)になる前に、シューベルトのどの曲ですか、という問い合わせがあった。
それに答えたのがこちら:Music Cross Talk過去記事

Jacques Attali a propos BARBARA
25/11/1999-03min49s
この番組の途中バックにほんの少しだけ「Coline」
が流れる。そのメロディーを拾って探してみた。
この部分だと思われる。No.1  &  No.2:
二人別の演奏家の演奏をYou Tubeから拾ってみた。
Barbaraを夢中にさせた6歳の女の子
今はもう彼女自身にも6歳の女の子がいても
おかしくない年齢になっている筈だ。
Jacques Attaliの娘だ。飛び切りの才女だろう。
私はJacques Attaliが話すところを初めて見たが
最初の夫Claudeとなんとなく雰囲気が似ている。
Barbaraが信頼を寄せ好きになってしまいそうな
やさしい雰囲気を持っている。その上、その頭脳は
一般人が近づけないほど緻密で鋭利だ。
「彼女が居なくなって寂しい。娘も大変寂しがっている」
いままで想像もしなかったが、Barbaraはこういう
親密な人的ふれあいによる別の世界も構築していたのだ。


Hommage a Barbara:GRECO & L

2012年03月04日 13時38分41秒 | 海外の放送

France Inter の約一時間の番組 "Quand la musique donne" 2012年2月17日 par Didier Varrod にJuliette Gréco L登場。二人してBarbaraを熱く語った。そしてその放送を今回は見つけだすことができた。Barbaraは一曲しか歌わない。しかも相当最初の方で聞ける。1964年にClaude Dominique がBarbaraをインタビューした放送。そのなかでBarbaraがCharles Morellet と Henri Cliquet-Pleyelの作品「Avec」を歌う。
たとえばこのサイトの197曲の中に「Avec」はない。こちらはBarbaraが他者の作品を歌ったリストであるが、*のあるものは、ラジオや公開番組などで歌っただけのもので、つまり今日に至るまでレコード化、CD化はされていない。聞いたことのない人の方が圧倒的に多い曲で今回の放送の目玉である。Barbaraファンはこういうものこそを熱心に探す。私も昔Dany MorrisにBarbaraとFrance Gal が二人で歌う*Nous ne sommes pas des angesのテイプをもらったことがある。一度ラジオかなにかで歌っただけなので、ファンが何度も繰り返し再録音して制作している。従って音は非常に悪い。それでも、喜んでわくわくしながら聞く者こそがBarbaraファンである。 「Avec」、おそらく日本初公開である筈だ。
France Inter 2012年2月17日放送:
Quand la musique donne:Didier Varrod
こちらは直接放送に繋がるReecouter France Inter

・・・・・追記:2012年3月4日・・・・・
あれから何度も聞いています。
「Avec」Barbaraの好きそうな曲だけれど、あまり印象に残りませんね。いい曲はなんとしてもすでにCD化されつくしている?ということでしょうか。Juliette Grecoは80歳超えにしては頭は冴えていますが、言葉がなんだか入れ歯を通して発せられているような感じがしました。人間としてそれは自然なことなのですけどね。Lはここでは甘えたな女の子という口調、GRECOを前にすれば、誰でもそうなるのでしょうね。心地よかったのは、GrecoがMarc Lavoineと歌った「Seule avec toi」、つまり最初の曲が一番印象にのこりました。Juliette Grecoの独特の歌唱、入れ歯にも関わらず健在ということ、ですね。(入れ歯の証拠もないのに勝手に入れ歯にするなかれ!)