CORRESPONDANCES

記述内容はすべてBruxellesに属します。情報を使用する場合は、必ずリンクと前もっての御連絡をお願いします。

Georges Moustaki est mort

2013年06月09日 12時18分29秒 | シャンソン界の情報(フランス)

このところ日本国憲法は改憲されるのか否か
どのように改憲されるのか、改憲されれば
国益となんの関係もない国に出かけて
かつての連合国側に加わって
国連軍の二等兵になって
日本兵が関係のない国で人を殺したり殺されたりするのか
など改憲に関していろいろ検証をしていて...
Moustakiの死をなんと一週間も知らなかった!

Le Mondeの記事
Le Nouvel Observateur の記事
Le Figaroの記事
France TV Info

Radio France Musique Georges Moustaki

確か病気でもう歌えなくなっていた。呼吸器の病気だ。
あのムスタキが死ぬ、79歳、
人は誰でも老いては死ぬのだと、改めて思った。今
Les Greniers de la memoireを聞きながらキーボード
を叩いているが、Moustakiの声に力がない。
シャンソン歌手だけでもたくさんの老いを見て
たくさんの死を見てきた。人生は限られているのだ。
なんだか虚しい。なんだか悲しい。哀しい。

France Culture Georges Moustaki 急遽3年前の再放送

・・・・・追記2013年6月1日・・・・・
France Info Hommage a Georges Moustaki
Disparition de Georges Moustaki : l'hommage de ses amis:
Georges Moustaki est mort France Info:
ギリシャ系ユダヤ人だった
エジプト、アレキサンドリア生まれ
Georgesの名前は敬愛するGeorges Brassensから
まさに国籍・国境を越えた自由人だった
最晩年の数年間、病のために歌えなくなっていたところは
BARBARAと同じ。Barbaraはその期間を「自らの喪」と表現したが、
Moustakiはそんな余裕のないほど衰弱していたようだ。

Milva & Georges Moustaki - Milord - YouTube:
Georges Moustaki & Edith Piaf: Milord
この曲はMoustakiの作詞、作曲はMarguerite Monnot

・・・・・追記:2013年6月18日・・・・・
昨夜ムスタキの別の特番を聞いた。ムスタキはバルバラより約15年も持ちこたえたわけだが、1997年の時点でもかなり老いている。この放送全般にわたってとても弱々しい感じを受けた。
On connaît la musique - Le mag spécial Moustaki - 24/05/13

・・・・・追記:2013年6月20日・・・・・
Laurent Valero rend hommage à Georges Moustaki
en peu de mots et beaucoup de chansons
26 mai 2013 23:00
Des nuits noires de monde par Laurent Valero
ムスタキの本格ファンの方は必聴 ↑

・・・・・追記:2013年6月29日・・・・・
ムスタキの埋葬



シャンソン歌手レコードを聞く radio france

2013年05月03日 13時40分47秒 | シャンソン界の情報(フランス)

Radio Vinyle #16 avec Salif Keita:
world musicの初期の頃がよくわかる

Radio Vinyle #17 avec Camille
CamilleがSteve Reichを選択している!
Ceci n'est pas une pipe: Steve Reich:
"Music for 18 Musicians"opening thru section II:

Françoise Hardy dans Radio Vinyle #25
レコード歴は日仏人違いなし、時代の共有?
Hardyのアップ,厳しいものがある
噂通り散々な恋愛を体験した結果だろうか?


これだけ探し出すのに何度もPCがパンクした。


Patricia Kaas 世界ツアー 追記

2013年05月01日 09時32分37秒 | シャンソン界の情報(フランス)

PATRICIA KAAS -"MILORD"-
申し訳ないが、魅力を感じない。考えてみれば、このピアノ伴奏では誰が歌ってもPiafを超えるミロールは歌えない。ファンの人はそれでも問題ないだろうが、普通の人はお金と暇が有り余っている人は別として、コンサートにはいかないだろう。聞き比べると、言わんとすることがよく分かるはずだ。
Milord - Edith Piaf -

Patricia Kaas Interview: 50min
在英の日本人男性が英語で質問している。Kaasの日本公演は3月の予定。圧倒的な人気を誇ったPatriciaだけれど、どうなんだろう、ファンは戻ってくるのだろうか?悪くはない会見だと思うが、今ひとつ盛り上がりに欠ける。それは彼女が自身の新作でなく、Piafに依存しようとするからだ。Piafでこけたら後がないのだ。

・・・・・上の記事は2月17日・・・・・
・・・・・追記:2013年3月4日・・・・・

Kaasの人気に実は驚いている。
 Olympia 28/02/2013
"Mon manège à moi" & "La Foule"
そうそうKaasはドイツ語はある意味母国語でしたね。
Patricia Kaas - TalkTäglich - 15 Nov. 2012

Patricia Kaas at Carnegie Hall 見に行きたくなるかも

先のInterviewで質問していた日本人男性が
見に行くと言っていたLondon Royal Albert Hall
ここが一番最初のステージだとPatriciaが言っていた。
Patricia Kaas chante PiafPatricia Kaas chante Piaf
ソウルがあって東京がない、と例の日本人男性が言っていた。
日本公演は最初から「追加公演」扱いです。

・・・・・追記:2013年3月5日・・・・・
Liptonのコマーシャル ロシア語を話すPatricia Kaas:
ちょっと調べてみた。日本公演は3月ではなく7月
大阪と東京のみ。以下場所と日時を
KAAS CHANTE PIAF les dates de concerts de la tournée 2013
09/07 OSAKA (Orix Theater) & 11/07 TOKYO (Bunkyo Civic Hall
劇場のペイジでは7月の予定はまだ入っていない。

BarbaraファンがBarbaraをその年齢のまま受け入れたように
PatriciaのファンもPatriciaをその年齢のまま受け入れられるかどうか。
しかしたった2公演なら急がないと売り切れてしまいそうですよ。

・・・・・追記:2013年5月1日・・・・・
これもツアーのための宣伝?Kaasを見ていたら
妊娠したー死んだー婚約したー
電撃結婚したーヌード写真がリークされたー
等など噂が出回っている:はじめはマジメにニュース元
を探したが次第に馬鹿馬鹿しくなってきた。



部屋の中がJuke Boxだらけ

2013年04月24日 16時15分56秒 | シャンソン界の情報(フランス)

偶然に見つけた。部屋の中にJuke Boxを100台くらい置いているような状態。
しかもレコードというより、filmの方が多い。
年代別に思い出の曲が聴き放題。見放題。

取りあえず60年代にセットしてリンクします。自分の好きな年代を選んでください。
日本人が滅多に見たこともない歌手をこの中から探せるかもしれません。
ぜひ見てみたいあなたの好きな歌手は?
言ってみれば視聴覚版の薮内氏の「シャンソンのアーティスト達」ですね。
早くリンクを繋げって?はいはい。
Clips 50-60 Francais:見放題聴き放題
余計なものが一緒に立ち上がってきた場合はそれだけをすぐにcutすること。
Juke Boxってドーナツ盤のレコードが中に入っていて、お金を入れると自動演奏してくれる機械です。
BruxellesでBruxellesが見た機械には沢田研二も入っていましたよ。

・・・・・・・・
Bruxellesが今日見つけたお気に入り一曲はこちら
昔JacquesがくれたMusic Stickの中に入っていた。
映像もなかなか綺麗
Assia - Elle Est A Toi: 




Edith Marilyn Simone et Montand

2013年02月04日 11時28分59秒 | シャンソン界の情報(フランス)

少し情報が古いがParisならではの小劇場の歌劇
Edith Marilyn Simone et Montand
に関しては過去記事がある。by Bruxelles
子供の頃Marilyn & Montandの恋の噂
をラジオで聞いた記憶が残っている。
フランスのNo.1俳優とアメリカのNo.1女優
ひょっとしたら私が初めて気に留めた芸能スキャンダル
ではないだろうか。
演じるHelene Ardenはマルセイユ出身
地元で美容院を開いているMontandの姉
に扮して、Montandの恋を語っていく筋立てらしい。
若くはないが、なかなか美人で才能もある。
大物芸能人の恋愛スキャンダルには事欠かないので
人々の興味を喚起するこういうお芝居をいくらでも
際限なく製作可能、それもフランスの強みだろう。
フランスに人々が憧れるのもそこに素敵な恋の香りが
常に漂っているというイメージがあるからではないだろうか。

Edith Marilyn Simone et Montand & Blog:


Kaas chante Piaf Album world release 11月5日

2012年09月30日 07時30分22秒 | シャンソン界の情報(フランス)

Kaasのオフィシャルサイトから連絡が入った。
Kaasのfilmが39も出ている。ファンにとっては堪らないソースだが(長い間音沙汰がなかったので)今日一日の予定は全てキャンセルということになるだろう。
Kaas chante Piaf Album world release 
これは日本に持ってきたら大成功するだろう。日本のシャンソンファンは、知っている曲を聞かなければ、シャンソンを聞いた気持ちにならない、という人たちが多い。Piafの曲なら日本人にも馴染みが深い。従って大勢のシャンソンファンが詰めかけるだろう。特にシャンソン教室でシャンソンを習っておられる方々にとってはKaasのステイジ、勉強になって大満足間違いなし。


Thierry Amiel : Spectacle Adame and Eve

2012年04月19日 21時01分28秒 | シャンソン界の情報(フランス)

Thierry Amiel主演の大スペクタクル「Adame and Eve - La seconde chance」を見つけた。
舞台美術、メイク、ダンス、構成、歌、照明、衣裳、出演者、何もかもに時代の先端の感性を感じる。
La Troupe Adam et Eve à Chabada
Adam et Eve au Salon CE de Paris
Adam et Eve Il était une fois la générale
ADAM & EVE SPECTACLE DE L'ANNEE 2012
Correspondancesはシャンソンのblogなので、タイトルにThierry Amielを持ってきたが、実はダンスに痺れている。振り付けに痺れている。Tokyoに痺れている。

詳しくはClick My HeartをClick!

 


Cora Vaucaire est morte

2011年09月26日 10時24分07秒 | シャンソン界の情報(フランス)

Cora Vaucaire が93歳で亡くなった。日本にもファンが多いこの人、Cora Vaucaire のファンの日本人でInternetをする人は、もうそんなに多くないだろう。
マレー半島を縦断する列車の中で、カセットテイプで繰り返しこの人のシャンソンを聞いた思い出がある。表現力が凄い、息遣いのすべてが表現力になる、つばを呑み込む仕草さえ。
La chanteuse Cora Vaucaire est morte
La chanteuse Cora Vaucaire est décédée

日本の新聞にもその死は報道されただろう。この人の歌はどれもみな素晴らしいのだが、Barbaraサイトとしては、Barbaraよりも先にこの曲をレパートリーに入れ、Barbaraに作曲者としての自信をあたえたCora Vaucaireに敬意を表したいと思う。
「あなたが歌わないのなら、私が歌うわよ」と言って。
Cora Vaucaire : Dis quand reviendras-tu ?
・・・・・・・・

他にもたくさんの歌手が歌うようになったが、今日は少しだけ聞きましょう。
dis, quand reviendras-tu ~ martha wainwright :
Thierry Amiel - Dis quand Reviendras-tu ?
Nilda Fernandez - Dis, quand reviendras tu ?
この人がこの歌を歌うのは、初めて取り上げる。
Eva Lopez
You Tubeに登場したアマチュアだと思うがなかなか聞かせる。
少なくとも歌手のLa Grande Sophieよりもはるかに内容を咀嚼している。
Dis quand reviendras-tu

日本人シャンソン歌手の歌うこの曲も今回何人か聞いてみた。
歌唱は素晴らしいが、「何日も何日も」と出るNの音が重なる訳の出だしは、この曲の雰囲気を壊している。しかもVoilà combien de jours, voilà combien de nuits...
のVoilaの音が無視されている。特に最初のVoilà combien de joursの出だしのVoilaは尊重したい。

いつかここにも書いたJe n'ai pas la ver-tu des femmes de marins.水夫の妻の美徳を私は持ち合わせていない、の部分、男性が歌う時はJe n'ai pas la vertu des Chevaliers anciens、つまり、時代がかった騎士のような美徳、に変わることに気づいた。ここは繰り返し言うがこの曲の歌詞で、もっともはっとする重要部分だと思う。新しい太陽で冷えた身体を温めなおすと言う部分も、歌詞としてエポック・メイキングだと思う。シャンソン歌詞論になるが、この意味は非常に大きい。
そういえば、Cora Vaucaireの
この歌詞、「たった今夫を殺しました」という曲想に合わない部分ははっとすると言う点においては、つまり歌詞の衝撃性においては郡を抜いている。この衝撃性を高めるために、のんびりした曲調があるのだろうとさえ思う。
蛇足だが、シャンソンを知らない人にCora Vaucaireのことを言うと、たいてい笑い出す。「コラ、ボケー」と聞こえるらしい。


Ricet Barrier: Le chanteur fantaisiste

2011年09月09日 05時43分49秒 | シャンソン界の情報(フランス)

少し古い情報になってしまったが、今年の5月に亡くなっている。
Le chanteur fantaisisteを調べていて、そのことを知った。
まず死亡報道から
Ricet Barrier is dead
Ricet Barrier, amuseur barré
Ricet Barrier : Le chanteur fantaisiste est mort:

Ricet Barrier: wikipedia: RICET-BARRIER:

Ricet Barrier Isabelle v'la le printemps :
Ricet BARRIER -
Y a plus d'sous :
L'enterrement de Ricet Barrier:

Je suis mort, je suis bien mort
S'il vous plaît ne pleurez pas sur mon sort
Elle est enfin venue la femme que j'adore
Elle suit mon corbillard, je la sens près de moi
Son Rimmel fout le camp

Qu'est-ce que suis content
Tu es venue à mon enterrement
Toi qui n' venais jamais à mes rendez-vous de mon vivant
Tu ne te promenais jamais en moto, seule avec moi
Aujourd'hui c'est fête, nous voilà réunis dans l' même convoi
Tu m'as dit non toute ma vie
Le jour de ma mort tu me dis oui
L'amour auquel je ne croyais pas
Est né le jour de mon trépas

Qu'est-ce que suis content
Tu es venue à mon enterrement
Hum ! Qu'elles sont belles tes fleurs
Tu en as eu au moins pour quinze mille francs
Toi qui dédaignais tous les bouquets de roses que je t'offrais
Aujourd'hui c'est toi qui m'apportes une couronne signée "Regrets"
Moi, j'ai pleuré toute ma vie
Le jour de ma mort tu pleures aussi
Dommage que tu me dises "Je t'aime"
Dans le langage des chrysanthèmes

Qu'est-ce que suis content
Tu es venue à mon enterrement
Moi qui voulais me foutre à l'eau
À chaque fois que tu me disais "Nan !"
Je ne pouvais pas supporter l'idée de vivre sans toi
Mais je me disais "Fais confiance au destin, ton heure viendra"
Fallait que je défonce un platane
Pour que tu veuilles bien devenir ma femme
Tu verras comme ça sera coquin
Tous les jours, ce s'ra la Toussaint

Oh bin mince ! Vous pleurez vous aussi !
La mort n'est rien quand l'amour suit
Elle est enfin venue, la femme que j'aime tellement
Elle suit mon corbillard, je la sens près de moi
Si j'avais su, j' s'rais mort avant
J' s'rais mort avant
Oh oui, bien avant !


Allain Leprest est mort

2011年08月20日 09時19分58秒 | シャンソン界の情報(フランス)

素晴らしく美しい男性だという印象が一番強い。
若い写真を持ってきた。肺がんに苦しんだ末の自殺だ。
シャンソン歌手は自殺が多い。あのひとも、このひとも、というくらいに。
Barbaraに関してはファンも報道も誰も一切自殺と報道していない。ややこしい死因が発表されている。最初私は医者が投与する薬を間違えて与えた、投薬ミスによる急死だと受け止めた。その割りに騒がない。とすると劇薬を自分で飲んだのだろうか。
フランスのファンも報道も口を閉ざして決して言わない。いい加減なことは書けないので、私も死因には触れていない。日本の報道もフランスに従っている。一度だけ、自殺を明記した日本語の文章に触れたことがある。後にも先にも一度だけだ。理詰めで考えると、当たり前のようにそこに行き着く。
フランスのBarbaraファンたちに再度尋ねてみた。決して口が開かない。

Allain Leprest : Allain Leprest : Allain Leprest:

現代のランボーだと、その詩が高く評価されているAllain Leprest、そういえば6,7年前になるだろうか、Nathalie Miravetteと連絡を取り合っていた時期があった。Allain Leprestはどう評価されているか、あなたはAllain Leprestの作品に興味があるか、日本語にできないか、あるいは日本の歌でAllain Leprestにふさわしい曲はないか、それを仏訳できるか、いろいろ聞かれた。まずAllain Leprestの詩作品を送られ、大変素晴らしいと思うが、あなたの感想を伝えてほしい、などなど。
Nathalie MiravetteはAllain LeprestのピアニストJean Louis Beydonを通してAllain Leprestのチームに入っていたようだNathalie Miravetteとは勿論Barbaraを通して知り合ったのだが、Jean Louis BeydonもBarbaraと関連があることが後でわかった。
Patrica DAMIEN & Jean-Louis BEYDON
Allain Leprestに関しては、このとき、3,4枚CDを聞いたが「素晴らしく美しい男性」という以外に、あまり印象は残っていない。

PODIUM過去記事こんなものが見つかった。
Nathalie MiravetteとJean Louis Beydonを夫婦だと書いている。忘れていたわけではないが、もはや確信が持てなくなっていたので、今回は書かなかった。ここでも書いているがJean Louis Beydonのピアノ伴奏で誰かが歌うBarbaraを見た記憶があるのだが、誰だったのか忘れてしまった。


Patricia Kaas 自叙伝

2011年07月13日 13時45分39秒 | シャンソン界の情報(フランス)

少し古い情報になるがPatricia Kaasが自伝を出版。
そのためのプロモで映像出演も多い。

Patricia Kaas -
Emission du 23 mars 2011 (1):
Patricia Kaas -
Emission du 23 mars 2011 (2):
Patricia Kaas -
Emission du 26 mars 2011 A (01)
Patricia Kaas -
Emission du 26 mars 2011 A (2)
Patricia Kaas -
Emission du 26 mars 2011 A (03)
Patricia Kaas -
Emission du 26 mars 2011 A (4)
Patricia Kaas -
Emission du 13 juin 2011

本のタイトルは、L'ombre de ma voix 私の声に隠れたもの
Patricia Kaas - L'ombre de ma voix 
No.1 & No.2 :
話題はここで明かされるPatriciaの体験と告白。
何度か中絶を繰り返してきたので、44歳で子供を産めない体になったと
告白している。それでも家庭がほしければ、子供のいる男性との結婚や
養子という方法もある。人生の曲がり角で行った自分自身の決断を
後悔はしていないと言っている。この本を書くことは、ある種のセラピー
になったとも言っている。それにしても衝撃的な告白である。
一般の反応はよくない。自伝本にこういう「つかみ」を入れたところで
それがよい効果を生むとは思えない。何年か前のユーロヴィジョン
コンテスト出場と言い、マネッジメントが非常にまずい気がする。
90年代の世界的な歌手であるのに、21世紀になってから扱いが
2,3ランク下がっている。40歳を超えるという年齢的な坂道もある。
ロシアに近づいているもの、ファンを遠ざけている気がする。
前から思っていたが、この人は母親離れが未完だ。
期待にそって歌手になることに必死で、
個としての自分を陰に置き忘れたのかもしれない。
どう変身すればいいのだろう。
Piafを歌うCDを出すそうだが、このアイデアは
プラスに作用するだろう。最後の賭けで浮上するだろう。
Barbaraと比較すると、才能ある男性との出会いが少ない気がする。
Barbaraはあれでいて、男性との関わり合いによって大きな浮力を
絶えず得ていた稀有な女性歌手だと思う。Barbaraはそれだけでなく
出会う女性たちも、その才能でBarbaraを羽ばたかせ、
そのあと自分たちも独自の世界に飛び立っている、
そういった意味でも稀有な女性歌手である。
Barbaraは「船乗りの妻のような美徳を持っていません」から
相手にもそれを求めない。
父を捨て去った女と、母を忘れかねている女の微妙な違いを
そこに見出すことができるような気がする。
・・・・・・・・・

Patriciaは、かつて愛した男性の中で、特別な思い出として
Alain Delonの名前をあげている。調べてみると
デュエットがあった。ご両人、熱が入っている。
Coeurs brises -
Patricia Kaas et Alain Delon

Patriciaの話を聞き、この歌を聴くとふとある曲を
思い出した。PatriciaとAlainを歌にはめ込むと
ようやく歌詞の意味がこれでもか、というくらいに
明白になってきた。
心の中ではいつまでもTuという関係なのに
これからは、表立ってはVousと呼ぶわね。
参照: 
Toi Le Poete : Je te dis vous


Catherine Lara chante Leo Ferre

2011年06月24日 14時15分57秒 | シャンソン界の情報(フランス)

Un nouvel album intitule Une Voix pour Ferre
Sortie le 14 mars 2011
Catherine Lara chante Leo Ferre
(参照:Moi La Chanteuse)


Entre Emoi et Moi  Sortie le 24 fevrier 2011
Catherine Lara
(参照:Correspondances過去記事)

Catherine Lara : Bio
Catherine Lara Auteur/Compositeur
Les hommes, les femmes, le destin...
上の写真はCD、下の写真は自伝
多くのことを語っている。もちろんBarbaraのことも。 
思い出の人として
Barbaraが先頭にきている
このところCatherine LaraそしてMarie Paule Belle
が相次いでBarbaraを語っている。
Barbaraファンにはすでにお馴染みの二人
Barbaraのある部分がこうして確認されていく。
すでに当たり前のことだけれど。


Il etait une fois Joe Dassin

2010年11月06日 10時32分43秒 | シャンソン界の情報(フランス)

前回のMike Brant、今回のJoe Dassin,共にセクシーなシャンソン歌手である。前者はイスラエル、後者はアメリカ出身、フランスからみれば、両者共に外国人。
Mikeは独身のまま亡くなったがJoeは子供を残した。Julien Dassinという。尾崎豊の歌を歌う尾崎の息子のことを思い出した。
没後30年。まずJoe DassinをYou Tubeで、懐かしんでみたい。
Joe Dassin - A toi
次はJulienとJoe
Et Si Tu N`Existais Pas - Joe Dassin & Julien Dassin
・・・・・・・・・
Il etait une fois   Joe Dassin :  
Home Page:
Il etait une fois   Joe Dassin :
France 3 :
Il etait une fois : Joe Dassin :
France 2 :
Daily Motion 1 & Daily Motion 2 :
From  :
Spetacle Joe Dassin  Home Page :
・・・・・・・・・・
参照 : Toi Le Poete : L'ete Indien :
Barbaraを外して青春の思い出の一曲を
選ぶとしたら、私の場合この曲がNo.1かもしれない。
元歌はイタリア製、歌っているのは作曲者
Toto Cutugno - L'ete indien (Africa) live