CORRESPONDANCES

記述内容はすべてBruxellesに属します。情報を使用する場合は、必ずリンクと前もっての御連絡をお願いします。

En Chantant Vol.75

2009年12月30日 22時11分33秒 | Bruxelles Talks

日本シャンソン協会会報En Chantant 2010年1月号を協会から贈っていただいた。今回の長南博文氏の文章タイトルは「レオ・フェレの作品を歌う新世代の歌手たち」
内容に関しては日を改めて触れてみたいと思っている。
この文章にも出てこない、Leo Ferreの作品にしてはめったに歌われないある歌を最近偶然聞いたので、今日はその歌をまず紹介したいと思っている。(日本人の若林圭子さんは長南氏によると88曲もLeo Ferreを歌われているそうなので、ひょっとしたらこの曲もレパートリーに入っているかも知れないが)
タイトルは「死を歌うなかれ」
抽象表現主義の画家Robert Motherwellを調べている最中に偶然聞いた。従ってバックの映像はMotherwellの作品。絵画作品とシャンソンと両方お届けします。
Robert Motherwell &
Leo Ferre -Ne chantez pas la mort- :

/////////////////追記/////////////////

「死を歌うなかれ」と言われても。
たとえばBarbaraもズバリ死を歌っている。
Barbara : La Mort:
バックの写真はBarbaraファン必見


Jacques Higelin

2009年12月30日 12時02分47秒 | 歌手の紹介に関して

もう一度聞きたくて国会図書館まで行って聞いたJacques Higelinの「Cigarette」が今はNet上で聞ける。凄いことだ。
Jacques Higelin : Cigarette :
This is Jacques Higelin :
幼児のArthur Hがでてくる。フォンテーヌとイジュランの「お前に産ませた子供」が映像で見れる。私が必死で探しているParis-New York New York-Parisがほんの少しだけ聞ける。

Jacques Higelin : site :
Jacques Higelin : Bio :
Jacques Higelin : Deezer.com
今回はここにたいした曲は無い。
ここで
Paris New York New York-Parisが見れるはずなのだが、繋がらない。
ここでHigelinを見れるが、
Paris-New York New York-Parisはない。
HigelinとRobert Charlesboisとのデュエット:

ついにParis-New York New York-Parisは見つからなかったが、これで我慢しよう。息子のArthur Hとのデュエットで「
愛の賛歌」。父と息子が愛を告白しあっている?息子を愛している父と、父を愛している息子と。歌よりも二人の目線に感動する。

それにしても私は何故、これほどCigarettoに痺れるのだろうか。多分詩の朗読を思い出させるからかもしれない。すごく60年代末期を思い出させる。音楽とか文学とかを超えた、地球を歩いたArtistの感性を感じる。若きHigelinこその世界がある。


Michele Bernard

2009年12月28日 12時26分27秒 | 歌手の紹介に関して

前回にふれた大昔のテイプに入っていたもうひとりMichèle Bernard。
注目して聞いたことが無かったが、なかなか素晴らしい。
正統派シャンソンである。日本にファンは何人くらいいるのだろうか?
まずYou Tubeから3曲。
Je t'attendais ainsi qu'on attend les navires -
Michèle Bernard ~ Nomade”-
Michèle Bernard - Le fils père (télévision, 1983)
じっくり聞きたい方は、こちらDeezer.com
Deezer.com.-Michele Bernard:
有り難い、まるでコンサートにいっているほどたくさん聴ける。
誰と似ているかと無理に言えば、Anne Sylvestreに一番近いかもしれない。いい声をしている。今聞きながらこれを書いている。
・・・・・・
Michele Bernard : Wikipedia
Michele Bernard : My Space Com.
Mathieu Rosazが確かこの人の曲を取上げていたことがあるのを思い出した。松山大学にこの人のアルバム「Voler」について論文を書いている人がいる。


SAPHO サッフォー 最新映像

2009年12月13日 17時56分13秒 | 歌手の紹介に関して

SAPHO 最新映像&News
SAPHO 短いが28曲聴けるペイジ
何度か取上げようとしたが、いい資料が意外と見つからなかった。80年代、日本でも大人気だった筈なのだが。久々に見たSAPHOは...
それにしてもSAPHOは何故SAPHOなどという名前にしたのだろうかと、前々から不思議だったが、それは自分のどうやら逆の偏見だったようだ。そのまま、受け取ればよい。Julietteならば、そうかとも思うが、SAPHOはSAPHOと名のっていても、ピンとこない。ZANIBONIだったら、すぐにわかるのだが。

追記:2012年12月24日
28曲と書いているのは間違いで全部で56曲。
ここをクリックすれば少ないがvideoも見れる。


映画の中のBarbaraの声 ふたたび

2009年12月10日 14時16分48秒 | 映画 New & Old

Mademoiselle Chambon: Barbara
Mademoiselle Chambon: Barbara plus...
映画監督Stéphane Brizé のインタビュー:
主役の男女は5年前まで実生活上夫婦であった。二人には現在9歳になる女の子がいる。映画のテーマはフランス映画お得意の婚外恋愛。
何とか郡の橋に感動した人たちには必見のラブ・ストーリー。
なんて心地よい季節なんでしょう、9月は
お互い、愛し合う相手に「さよなら」を言うには。


Kenji Sawada chante Boris Vian

2009年12月10日 14時16分24秒 | Chansonを聞く You Tube

沢田研二 ACT Boris Vian 脱走兵 :
沢田研二 - 俺はスノッブ:

Ils chantent Boris Vian:
墓に唾をかけろ
1 & 2
日々の泡:
前にも書いたかもしれないがBoris Vianの顔を見ると
どうしてかいつも若くして亡くなった父を思い出す。
墓に唾をかけろ:映画 Daily Motion

2009年12月10日:追記
Pour les Francais
Kenji Sawada: Attends-moi:
Kenji Sawada: Je viens du bout du monde:
女の子には結構人気があったが、男性には不評だったジュリー。
「何を言ってるのか、分からない」と発音に難癖をつける男性が多かったのも事実だ。女の子にはやはりその魅惑的なお目目と艶のある声、故に、私の周りにもファンは沢山いた。TVの歌番組に登場したJulieを見るのは、同胞としてやはり嬉しかった。沢田自身はフランスでの仕事にほとんど興味はなかったようだ。歌詞もカタカナで覚えて、意味もよく分からなかったと、後に自書に書いていた。本人にもっと野心があれば、Daveくらいの人気者(Daveは海が好きで大きな船でセイリングを楽しみたいので、歌手になったと言っていた。この顔、この声、嫌でも人気者になった。Kenjiと同じで、オランダ人の彼はフランスにおいては、外国人であった)
になれる可能性は、充分あったと思う。