CORRESPONDANCES

記述内容はすべてBruxellesに属します。情報を使用する場合は、必ずリンクと前もっての御連絡をお願いします。

Mama Bea Tekielski

2014年02月26日 22時20分56秒 | 歌手の紹介に関して

部屋の整理の最中に30年程前に録音したシャンソンのテイプが見つかった。その中にMama Bea Tekielskiを発見した。日本に紹介されなかったわけではないが、現在のフランスの資料にも、日本の資料にもめったに現れない。
今日クリスマスの日にMama Bea Tekielskiを取上げることにした。声が凄いのだ。
les glycines - Mama Bea Tekielski
les anarchistes - Mama Bea Tekielski:
最大のHitは1978年のPour un bebe robot
Mama Bea TekielskyのDiscographie
Mama Bea TekielskyのMusicMe
Mama Béa de son vrai nom Béatrice Tékielski, née le 23 août 1948 à Avignon, est une auteur-compositeur-interprète française.
クロード・ルルーシェの「エディットとマルセル」でピアフの声をふきかえたそうだ。影響を受けた歌手はJacques Brel , Barbara , Colette Magny , Janis Joplin ,Léo Ferré等など。ブルースっぽい声からしてKaasの先陣を切った歌手というのが一番ピッタリな気がする。

・・・・・以上は2009年12月25日の記事・・・・・
・・・・・以下は2014年2月26日の追記・・・・・・
Mama Bea Tekielski:Chanson Boum2012-10-28
白い三角形をクリックすると番組が始まる。
 


Lara Fabian - Deux ils, deux elles

2014年02月24日 21時53分49秒 | 歌手の紹介に関して

Lara Fabian - Deux ils, deux elles:
歌詞 フランス語&英訳

今月は寒くてほとんど身動きが取れなかったので、シャンソンのDVDを見ることに時間を当てた。Lara Fabianのconcert DVDはとても素晴らしかった。呼吸のコントロールが完全にできる人だと思った。しかも観客に心を伝えることができる実力派歌手。
まだ詳しくは見ていないが、ニュースによると、内耳の不調で、現在ツアーができなくなっているらしい。リハーサル中に大音量が彼女の耳を引き裂いてしまった。自分の音質が捕まえられない、自分の声が二人分に聞こえる、このまま歌い続けると、いずれは歌えなくなる、そう医者に言われてついにツアーもキャンセルしたようだ。まさに歌手生命の危機。声が出るのに、耳のために歌えないなんてなんと皮肉な事件なのだろう。大音量は大人を卒倒させることも、吹き飛ばすことさえもできる。調整されない音と言うものは人間の脳を破壊することもできる。
元に戻るのか、戻らないのか、知る由も無いが、声が出るのにステージに立てないなんて残酷な話だ。

参照:Lara Fabian - America
参照:Luxembourg: Lara Fabian cancels tour


謎多きNicole Louvier

2014年02月21日 13時07分43秒 | 歌手の紹介に関して

謎多きNicole Louvier:
・・・・・・
もうすぐgoo blogのmailが消滅する。本当はどこかに内容を移行しなければならないのだが、そんな時間もないし視力も無い。しかしまあ、ほんの少しだけ消える前に覗いてみようと、今日過去のメイルを開いてみた。
Mathieu RosazからのメイルのなかにNicole Louvierの声について、Jeanne Moreauと Bardotの声を足して2で割った、という表現があった。Louvierの「商人」と言う小説も探して読んでいるようだ。薮内久氏の本によるとこれはレコード業界の内部暴露本だったようだ。それで前から不思議に思っていることだが、ラジオやテレビで何度も作られるBarbaraの追悼番組に、どうして一切Mathieu Rosazがでて来ないのだろうか?フランスで無名だというなら、もっと無名な若手歌手も、男女を問わずいやほど出てくるではないか?

Planete BarbaraではNicole Louvierをかなり昔から取り上げている。Correspondancesに於いてだけでも以下のような過去記事がある。
Correspondances過去記事:Nicole Louvier
Nicole Louvierの専門のジャーナリストとしてHelene Hazeraがいますよと教えてくれたのもMathieu Rosazだった。

Nicole Louvier - Hélène- Dans chaque chambre
Nicole Louvier - Le vent de Nara - Sayonara:
そういえばNicole Louvierは第三作の小説「商人」発表する前に来日している。そして一ヶ月以上滞在しレコーディングまで日本でしている。この「奈良の風」と言う曲も、おそらくそのときの書き下ろしだと思われる。Damiaのように葦原氏や塚本氏に取り上げられるような歌手ではなかったので、おそらくブラッサンスを歌うフランス人歌手程度のふれこみだったのではないか。彼女のオリジナルで日本でヒットした曲は1曲もない。ブラッサンスのようにギターの弾き語りをするので、また歌い方もやや古風なので、当時の日本人にシャンソンとはこんな感じなのですよと、紹介させるためには、ギター一本でどこへでも行けて、(呼び屋)側としては、使いがってがよかったのだろう。Nicole Louvierとしては、ちょっとした恋の逃避行と言う感じで、異国日本を楽しんだようだ。1964年にディスク大賞を受賞しているが、それ以後はぷっつり闇に、というより沼に沈んでいる。時代が彼女を裏切ったというより、それまでの輝かしい15年間を時代が彼女に与えた、と言ったほうがより適切かもしれない。
1933年に生まれて2003年に亡くなっている。両親はポーランド系ユダヤ人、大二次世界大戦中はブルターニュ地方の農家に隠れていた。作家としてそして歌手として彼女が業界の脚光を浴びはじめたころ、ギターであれなんであれ、弾き語りで歌う女性歌手は存在せず、まして自作自演できる才能を持つ女性歌手も存在しなかった。Anne Sylvestreが自分に刺激を与えた歌手としてNicole Louvierの名前を出すのも当然だ。時代的に言っても、自作自演の先達としても、また同じ体験を経たユダヤ系歌手としても、Barbaraの意識の中にNicoe louvierが存在しなかったとは言いがたい。Barbaraは下積みが長く、Nicole Louvierはあっという間に脚光を浴びた。一人が最後までスターだったのに比べもう一人は途中で沼に沈んだ。たやすく手に入ったものに、人は執着も努力もしないからだ。Nicole Louvierに歌手としてBarbaraに比するような才能が無かったのも事実だが、書き手としてはSaganに比するような人気・才能が無かった、とは言えまい。


FRANCOISE SAGAN & MICHEL MAGNE

2014年02月19日 11時52分56秒 | 海外の放送

FRANCOISE SAGAN & MICHEL MAGNE / CHANSONS ET BALLET
詳しい曲目紹介は上をクリック。
またEcouter L'emissionをクリックすると番組がフルに聴ける。

Francoise Saganの書いたシャンソンを集中して聞けるほか、
Saganの歌声(詩の朗読)も聞ける。

番組内容の元になったCD2枚組みが最近発売された
さて作曲家のMichel Magneの方だが、調べると非常に興味深い人物であった。探せばいくらでもあるがふたつだけリンクを貼っておく。
Michel Magneについて:No.1  &  No.2
Saganとの仕事は彼のたくさんの仕事の中の一部に過ぎない。
人生浮き沈み何があるかはわからない。
Michel Magneも最後は自殺しているようだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Goodbye Again 1961
(original trailer):
このYou Tubeを見ていて思い出した。
これはサガンの「ブラームスはお好き?」が映画化されたものだ。
Aimez vous Brahms? (Goodbye Again) :
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Annabelに関して以前記事を書いたことを思い出した。
Correspondances過去記事:Annabel Buffet
御多分にもれずサガンは昔全部読んだくちだが
そういえば、日本版の表紙絵は全部Buffetだった。
Annabel chante Sagan - Les jours perdus (1956)


Bipolar Sunshine

2014年02月08日 12時07分46秒 | 歌手の紹介に関して

Love More Worry Less (3:40):
by Bipolar Sunshine
紹介は1曲にとどめる。
Barbara Carlottiの2月6日木曜日の
Psycho galaxieと言う番組の中で出会った曲。
Barbaraで検索する時いつもついでに出てくるので気になっていたが今回初めて彼女の番組を聴いてみた。今年の8月中ごろに、ひょっとしたらBarbara Charlottiを徹底的に調べる必然が出てくるかもしれない。
今は時間が無い。

この番組いろんな年代の曲が出てくるが、古い時代の曲はたしかに古い感じがする。そこで最新のものを1曲だけ選び出した。

・・・・・・・
余談だがBarbaraで検索するともうひとりBarbara Waltersという元ニュース・キャスターも出てくる。こちらはCFRのメンバーでもあり、かつてはFRB議長のAlan Greenspanの恋人でもあった。世界を動かす中枢にいらっしゃるハイソなお方。その彼女が実はこういう放送をしている。まだまだ知らない日本人のほうが多い、真珠湾の真相である。

Barbara Walters: Pearl Harborの真実