ZAZ, 取り上げるのが遅いというか、Correspondancesには場違いというか。ラジオで聞いていると、ひとりだけ少し違う(注目に値する)。もうすぐ来日するらしい。
ZAZ JAPAN TOUR 2012:
Zaz - Padam padam : (Veronique Sansonの表情
なんと解すればいいのか、わかるようで、わからない
わからないようで、わかる)
La Vie en Rose - ZAZ :Piafを歌う
TV出演を探してみる ZAZ TV5 & Canalplus ZAZ :
そこが魅力なのかもしれないけれど、なにか垢抜けしていない。
TV出演のシーンでは、洗練された美的なセットに
「場違い感」を発散している。
否、France現代風なのだろうか、嘘のない、現実風なのだろうか?
French Jazz Vocal Fan層がすでに日本にも存在しているのだろうか。
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昭和人間はこういう曲を青春を懐かしんで
こっそり聞いていよう。
タイトルは同じだけれど、曲は違う。
両方ともにヒットした、懐メロであります。
San Francisco - Maxime Le Forestier :
Scott McKenzie - San Francisco :
Que tout le temps qui passe
Ne se rattrape guère
Que tout le temps perdu
Ne se rattrape plus の心境で聞く
調べものをしていたら、PLANETE BARBARAのarticleの内容で、論を進めているペイジに偶然出会った。「La voix de BARBARA」にしか書いていない内容が書かれていた。Barbara関連では初めてだが、Blog以外にも雑誌などでも、こういう経験をこのところ3,4回している。今回はフランス語のサイトだ。
Barbara : 10 ans déjà! :(以下引用)
En tout cas il faut aussi parler de sa voix qui au fur et à mesure des années se brise perd de son souffle et devient de plus en plus rauque
Au Japon, au Festival-Hall d'Osaka, le 27 janvier 1988, la chanteuse, devant le public, perdit sa voix. Entre temps elle s'adresse à un spécialiste de la voix et en 1990, deux ans plus tard, comme promis. Sa voix, cette fois était parfaite.
2年後1990年約束どおり声は完璧だった。とあるがちょっと言葉足らずで、何が「約束どおり」なのか、と「もう一度来日した」が文章から抜けているので、PALANETE BARBARAを読んでいない限り、少し分かりにくいだろう。
1988年1月27日の大阪公演だけ、失声していたわけではないのだが、フランス人は東京公演のキャンセルを知らない。
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・・・・・以上は2009年9月23日・・・・・
・・・・・追記:2012年1月15日・・・・・
昨日偶然以前と同じサイトを読んだのだろう。
読んでいる最中に、ああ、これは私の文章だ
と、また別のところで思い当たった。
Elle est le symbole d’une femme qui lutte seule et, quoique avec beaucoup de bleus au cœur, n’abandonne jamais.
この部分も「La voix de BARBARA」そっくりそのままだ。
何故すぐ気づくかと言えば、書いた文章を結構覚えていることと、
このフランス語の打ち込み、及びその校正に苦労したからだ。
英語では
She is a symbol of a woman who fights all alone and never gives up, with a lot of bruises in her heart.
日本語では
傷ついても傷ついても立ち上がり孤軍奮闘する人、その象徴のような気がする。となっている。
今回はこの部分で思い出した。
以前にも書いたかもしれないが私は1975年あたりに、ある「BARBARA論」を書いている(まだ見つかっていない)。その時のテーマがこの部分だった。私は当時BARBARAをそのように捉えていた、ことをよく覚えている。
このBarbara : 10 ans déjà!、よく読めば、もっと他にもそっくりの引用があるかもしれない。わざわざ探すことはしないが、気がついたら、また書き足していきたい。
・・・・同日追記・・・・
すぐ近くで早速見つかった。
Elle n’a le sentiment d’exister vraiment que lorsqu’elle chante
ここがそっくり。
英語では
I think she really feels living only when she is singing.
日本語では
歌っている間だけが生きている実感だったのかもしれない。
フランス語では、もちろん
Elle n'a le sentiment d'exister vraiment que lorsqu'elle chante
書き方を変えて内容そっくりよりも、むしろこのように
文章そのものをそのまま生かしてくれる方が、
ずっと気分がいい。
少なくとも今日書き出した部分は、BARBARAという歌手を
よく言い当てていると、自分でも思う。
そのままの引用はきっと、溢れる同意心、
熱い共感の気持ちからだと解釈したい。
参照: PLANETE BARBARA ARTICLE:
日本シャンソン協会会報「En Chantant」Vol.65をいただいた。
今回長南氏の文章で取り上げられたのは、Juliette GrecoとJuliette.そしてこのSophie Terol。今日のシャンソン界でJulietteに続く実力の持ち主だと私は確信する、と大変なお褒めの言葉をいただいている。
動画はまだない。しかし奇跡的に音声が見つかった。4分間の歌「Mon Elle」。新曲ではない。彼女としては古い歌だ。下線部をクリックしてお聞きください。Real Playerで。
2007年1月19日から2月17日までのコンサートのポスターも見つけた。
・・・・・以上は2007年7月5日・・・・・
・・・・・追記:2012年1月15日・・・・・
この人の情報もこの数年の間に獲得しやすくなった。
Sophie Terol
No.1 & No.2 & No.3 & No.4 (パリの新聞) & No.5 :
言われているようにMarie Paule Belle
のようにPianoと一体化している。
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Alice DonaとDalidaが
Marie Paule Belleの「Parisienne」を歌う
珍しいVideoを見つけた。
DalidaがBarbaraを歌うのならまだしも
(それでも吃驚だが)Marie Paule Belleを歌うとは
本当にびっくりした。
念のため
参照:Marie-Paule Belle La Parisienne:
Du Soleil Levantにコメントを下さった方のBlogに行くと、Une petite cantateが作品の中で歌われる映画に出会った。なにもかもカヴァーしているつもりだが、この作品も見逃していた。映画のタイトルはPeau d'ange/Once Upon an Angel。2002年の映画。日本語タイトルは「天使の肌」
Morgane Moreが歌うUne Petite Cantate. これがまた独特の味わいがある。
Morgane More demo comedienne :
この中にPeau d'angeの他のシーンが見られる。
こちらのシーンではBarbaraの歌声も流れている
どんな映画かも調べてみた。Story:
この映画はReviewを見ると純愛映画でやたらと主人公の無垢さが強調されている。タイトルに天使の、がついているのは、主人公の無垢で一途な純愛をテーマとしているかららしい。全くそういう風な感想は予測できなかったので驚いている。私がこの映画で思い出したのはPatricia KaasのJe te dis vousの世界だ。
参照:Correspondances過去記事:
今は亡きGuillaume Depardieu が相手役。
Guillaume Depardieu とJulietteが歌う歌を見つけた。
タイトルはUne lettre oubliee:素晴らしい
・・・・・追記:2012年1月6日・・・・・
Barbaraに関する仲間だった歌手達の発言をたくさん取り上げてきたけれど、中にはあまり好意的でないものもあった。
(書いたか書かなかったかは忘れたけれど)
「昔の仲間に対して冷たい」とか
「恋人や妻がいる男ほど熱をあげ奪い取る癖がある」とか
「実はBarbaraの作詞や作曲ではない」というクレーム等。
今朝ふと思い出したがこの
Une Petite Cantateに関してClaude Vinciが微妙な発言をしていたこと。
Liliane Benelliが亡くなる前にすでにこの曲のレコーディングが予定されていた可能性もある。Liliane Benelliの事故死とレコードの発売の間の期間が短すぎること、なにより親友の死に対して曲想が明るく軽やかすぎることだ。二人で作曲していて、事故死後、急遽歌詞を入れ換えたとみるのが、一番妥当かもしれない。勿論愛あるいは善意からである。
参照:Music Cross Talk: Claude Vinci (2)
何故今頃Claude Vinciのこの発言を思い出したかと言えば
昨日Peau d'Angeのwikipediaのなかに監督のVincent Perezの以下の発言を見たからだ。
La chanson de Barbara La Petite Cantate tient une place importante dans le film. Vincent Perez a ainsi voulu rendre hommage à la chanteuse. Celui-ci explique : « Pour moi, cette chanson est un contrepoint à des situations fortes, pesantes. Elle est légère. »
・・・・・追記:2012年1月8日・・・・・
昔PLANETE BARBARAでFrancois Ozon 監督のSous le Sable(まぼろし)のQuel Joli Tempsが話題になったことがあった、のを思い出した。
あの映画に関していろんなサイトをあたってみた。
Sous Le Sable
No.1 & No.2 & No.3 & No.4 &
Entretien avec Francois Ozon :
Septembre (Quel joli temps) est une chanson nostalgique qui introduit un contrepoint avec le bien-etre de Marie qui vient de faire l’amour avec Vincent. A ce moment-la, elle est heureuse et comblee: elle a son mari a la maison et son amant a l’exterieur.
Barbara - Septembre (Quel Joli Temps)
こちらも監督が敢えてBarbaraのこの曲を選択したことがわかる。
報告を忘れていたけれどQuel Joli TempsはDu Soleil Levantに訳を入れているので、ついでにリンクしておきます。
Quel Joli Temps 和訳: Du Soleil Levan
この曲はこの映画にも使われましたね。ご記憶ですか?
Correspondances過去記事: