2008-04-23
Yvonne Schmidtを調べていたら、Brigitte Fontaineの「Quand tu n'es pas la」という曲に行き当たった。You TubeでチェックするとKerfolというBruxelles在住の人が歌っていた。
Kerfol chante 「Quand tu n'es pas la」You Tube
この人に問い合わせてみた。
Brigitte Fontaineのこの曲は「Chansons Décadentes Et Fantasmagoriques」というアルバムに入っているので調べてみたら、という返事が来た。
「Chansons Décadentes Et Fantasmagoriques」を調べて、Yvonne Schmidtの作曲だということが確認できた。L'Ecluseのピアニストたちは結構歌手達に作品を提供していたことが窺がえる。
Yvonne Schmidtは「L'Ecluse」のpianisteのひとり。
2008-04-27 : 発見追記
Brigitte Fontaineのこのアルバム、よく見ると
M.Yonnet作曲と記されたものが多い。
うっかり見落としていたが、この人は
「La Colombe」のピアニストだったMarcel Yonnetのこと
あまり知られていない情報だが
Marcel YonnetはAnne Sylvestreの夫
2008-04-28 : 発見追記
「あべっく・るたん」第22号('80 Nov.)に亡き小海智子さんが「パリ・リュセルネールでの感激をもう一度」というタイトルで1977年現地でみたコラヴォケールのコンサートを追想しておられる。
ー何度も何度も伴奏のイヴォンヌ・シュミット嬢を紹介するー
ーリクエストも交えて歌うという趣向らしい。リクエストに彼女が頷き、シュミット嬢がイントロを弾き始めるーとある。
ここでコラヴォケールの伴奏をしているのは、嬢という年齢ではない筈だが、L'EcluseにいたYvonne Schmidtに間違いないだろう。一旦注目すると、こうしてあちこちで出会い始める、そして少しずつ親しみが増していく。情報収集のささやかな楽しみのひとつだ。
思いついて調べてみたらこのCDも
CD : Un soir à l'Écluse (1998)、
(ワイン・バー20周年に復刻されたもの)
ピアノ伴奏はYvonne Schmidtとある。
参照:AU CABARET DE L'ECLUSE :