CORRESPONDANCES

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Moi je me balance +映画

2015年10月31日 11時30分29秒 | 映画 New & Old

Barbara Moi je me balance
Émission diffusée mercredi 27 mai 1970 par l'ORTF
ムスタキの曲を歌うBarbara.
若い、と思うのは、自分が年取ったから?
ネットに来る大多数の方々は、
多分この時代にはまだ生まれてはいないかも。


映画の挿入歌なのだけれど、
この映画に関してまだ何も紹介していなかった
ような気がする。
ちょっと見てみます?
La fiancée du pirate
映画の解説(英語タイトル)A Very Curious Girl :

映画全編があったので、今日は歌と映画の日、としましょう。
Bernadette Lafont 主演, Nelly Kaplan 監督
"La Fiancee Du Pirate" 1969 上映時間 1h43m

このBlogは通常リンクの下線が現われませんが、
マウスを近づけると現われますので
Barbaraファン、映画ファンのかたは、そこをクリック。

 


La mauvaise réputation : Brassens

2015年01月20日 13時16分17秒 | 映画 New & Old

偶然の偶然、面白い映画を見つけた
タイトルはBRASSENS,La mauvaise
réputation
ジョルジュがブラッサンスになる前の
「悪い噂」の時代のお話

2011年にテレビ映画として放送されたらしい。
日本のブラッサンスファンがみれば
イメージのギャップに首が回転するだろう。
ブラッサンスファンは必見、とは言いがたい。

追記;2015年1月19日
時間が無いので飛びとびに、大雑把に見た。
時代背景がよくわかった
そして最後にパタシューの店で
デビューするところまでみてぐっと来るものがあった。

追記:2015年1月20日
Georges Brassens : wikipedia
飛び飛びにみた映画の一部を今朝思い出した。
私はBrassensの大ヒット曲の
あの歌にも、そしてあの歌にも
違和感を覚えるものである。
その違和感がどこから来るものか
書く手間を省いてきた。
今回もまた違和感を感じる個所があった。
映画なので、小道具までが事実に即しているかどうか
まではわからない。
はっきり書くとドラムの練習に
頭蓋骨をしゃれこうべを叩きまくるシーンである。

あの有名なこの写真を露骨に思い出させた。

"Arizona war worker writes her Navy boyfriend a thank-you note for the Jap skull he sent her.
When he said goodby two years ago to Natalie Nickerson, 20 a war worker of Phoenix, Ariz., a big, handsome Navy lieutenant promised her a Jap. Last week Natalie received a human skull, autographed by her
lieutenant and 13 friends, and inscribed: "This is a good Jap - a dead one picked up on the New Guinea beach." Natalie, surprised at the gift, named it Tojo. The armed forces disapprove strongly of this sort of thing."
LIFE MAGAZINE, 5/22/44 p.35 "Picture of the Week"
参照:ライフマガジン誌は1944年5月22日に、アリゾナで勤労動員されているアメリカ人女性が海軍将校のボーイフレンドからプレゼントされた「日本兵の頭蓋骨」トロフィーの横で手紙をしたためている画像を配信した。

追記:2015年1月21日
主役にこの人が登場して
かなり違和感があったが今は納得している。
この手の男性がフランスではもてる。
しかも世界的に男性受けする典型的な顔立ちだ。
ブラッサンスも同様。声はブラッサンスよりも深い。





CLOCLOの映画 日本公開

2013年07月11日 11時59分56秒 | 映画 New & Old

News: 映画「最後のMy Way
クロード・フランソワの映画 日本公開

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2004年にはクロード・フランソワのソックリさんを
題材にしたこんな映画がありました。
タイトル「Podium」邦題「スターは俺だ!」
今この映画をFullで見られる。約2時間の楽しい映画。
下のPODIUMをクリック
PODIUMはClaude Francoisが出版していたシャンソン雑誌、
私も丸善を通して年間購読していたことがある。
・・・PODIUM・・・フランス語版・・・

 



 

 


Une petite cantate: Peau d'ange

2012年01月08日 15時07分26秒 | 映画 New & Old

Du Soleil Levantにコメントを下さった方のBlogに行くと、Une petite cantateが作品の中で歌われる映画に出会った。なにもかもカヴァーしているつもりだが、この作品も見逃していた。映画のタイトルはPeau d'ange/Once Upon an Angel。2002年の映画。日本語タイトルは「天使の肌」
M
organe Moreが歌うUne Petite Cantate. これがまた独特の味わいがある。
Morgane More demo comedienne :
この中にPeau d'angeの他のシーンが見られる。
こちらのシーンではBarbaraの歌声も流れている
どんな映画かも調べてみた。Story:



この映画はReviewを見ると純愛映画でやたらと主人公の無垢さが強調されている。タイトルに天使の、がついているのは、主人公の無垢で一途な純愛をテーマとしているかららしい。全くそういう風な感想は予測できなかったので驚いている。私がこの映画で思い出したのはPatricia KaasのJe te dis vousの世界だ。
参照:Correspondances過去記事:

今は亡きGuillaume Depardieu が相手役。
Guillaume Depardieu とJulietteが歌う歌を見つけた。
タイトルはUne lettre oubliee:素晴らしい

・・・・・追記:2012年1月6日・・・・・
Barbaraに関する仲間だった歌手達の発言をたくさん取り上げてきたけれど、中にはあまり好意的でないものもあった。
(書いたか書かなかったかは忘れたけれど)
「昔の仲間に対して冷たい」とか
「恋人や妻がいる男ほど熱をあげ奪い取る癖がある」とか
「実はBarbaraの作詞や作曲ではない」というクレーム等。
今朝ふと思い出したがこの
Une Petite Cantateに関してClaude Vinciが微妙な発言をしていたこと。
Liliane Benelliが亡くなる前にすでにこの曲のレコーディングが予定されていた可能性もある。Liliane Benelliの事故死とレコードの発売の間の期間が短すぎること、なにより親友の死に対して曲想が明るく軽やかすぎることだ。二人で作曲していて、事故死後、急遽歌詞を入れ換えたとみるのが、一番妥当かもしれない。勿論愛あるいは善意からである。
参照:
Music Cross Talk: Claude Vinci (2)

何故今頃Claude Vinciのこの発言を思い出したかと言えば
昨日Peau d'Angeのwikipediaのなかに監督のVincent Perezの以下の発言を見たからだ。
La chanson de Barbara La Petite Cantate tient une place importante dans le film. Vincent Perez a ainsi voulu rendre hommage à la chanteuse. Celui-ci explique : « Pour moi, cette chanson est un contrepoint à des situations fortes, pesantes. Elle est légère. »

・・・・・追記:2012年1月8日・・・・・
昔PLANETE BARBARAでFrancois Ozon 監督のSous le Sable(まぼろし)のQuel Joli Tempsが話題になったことがあった、のを思い出した。
あの映画に関していろんなサイトをあたってみた。
Sous Le Sable
No.1 & No.2 & No.3 & No.4 &
 
Entretien avec Francois Ozon :
Septembre (Quel joli temps) est une chanson nostalgique qui introduit un contrepoint avec le bien-etre de Marie qui vient de faire l’amour avec Vincent. A ce moment-la, elle est heureuse et comblee: elle a son mari a la maison et son amant a l’exterieur.
Barbara - Septembre (Quel Joli Temps)
こちらも監督が敢えてBarbaraのこの曲を選択したことがわかる。

報告を忘れていたけれどQuel Joli TempsはDu Soleil Levantに訳を入れているので、ついでにリンクしておきます。
Quel Joli Temps 和訳: Du Soleil Levan

この曲はこの映画にも使われましたね。ご記憶ですか?
Correspondances過去記事


映画の中のBarbaraの声 ふたたび

2009年12月10日 14時16分48秒 | 映画 New & Old

Mademoiselle Chambon: Barbara
Mademoiselle Chambon: Barbara plus...
映画監督Stéphane Brizé のインタビュー:
主役の男女は5年前まで実生活上夫婦であった。二人には現在9歳になる女の子がいる。映画のテーマはフランス映画お得意の婚外恋愛。
何とか郡の橋に感動した人たちには必見のラブ・ストーリー。
なんて心地よい季節なんでしょう、9月は
お互い、愛し合う相手に「さよなら」を言うには。


Soeur Sourire(2) : Cecile de France

2009年04月20日 13時36分27秒 | 映画 New & Old

フランス側に出かけてみれば、資料は沢山ありました。
Soeur Sourire
No.1 : No.2 : No.3 :
No.4 : No.5 : No.6 : No.7 :
 
主演のCecile de Franceの資料:
左側にカーソルを当てると雑誌の表紙を飾る彼女の写真が出る。右側をクリックすると詳しいインタヴュー記事が出る。

追記:2009年4月20日
Soeur Sourire
No.8 : No.9 : No.10 : No.11 : No.12 :

追記:2009年4月25日
Cécile de FRANCE Radio
右のヘッドフォーンマークをクリックすると番組が始まります。
最初は普通のニュースが入っています。


Soeur Sourire 映画

2009年04月18日 15時06分01秒 | 映画 New & Old

伝記ドラマ : Soeur Sourire
封切り: 29 Avril 2009:制作2008
監督: Stijn Coninx
出演:Cécile de France, Sandrine Blancke, Jan Decleir
何で今頃、という気がしないでもないが、あの「スールスーリール」が再度映画になって戻ってきた。
さんざん探したが封切り前なのでこれくらいしかFilmは見つからなかった。
予告編1:  予告編2
この曲がヒットしたのはとんでもない昔の気がする。
新しいファンが獲得できるのだろうか。
曲はリバイバルするのだろうか?

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Soeur Sourireについて
Correspondances過去記事:
Moi La Chanteuse過去記事-1
Moi La Chanteuse過去記事-2

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Soeur Sourire 映画(2):
Correspondance次の記事


Marlene Dietrich & Greta Garbo

2008年05月27日 21時52分04秒 | 映画 New & Old

Morocco (1930) with Marlene Dietrich :
なんと見事な、堂に入ったお手前拝見。
Marlene Dietrich :Wikipedia
 
Marlene Dietrich : 噂
Marlene Dietrich singing in Gay Paris with Cary Grant 1932
川島芳子とどちらが早い?男装の麗人
Marlene Dietrich :
これは外せない。
Lily Marlene 
これもThe Blue Angel, 1930, Falling in Love Again

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Greta Garbo 
Tribute to Greta Garbo (In Color)
Tribute to Greta Garbo (In Color 2)
上の3度のクリックは目の保養
Greta Garbo : Wikipedia
Garboが生涯愛したと言われる幼馴染のMimi
ヒエェー!ヒエェーっと2回は叫んでしまう
人生が仕掛けた残酷な罠(現実)を見る思いがする。
Greta Garbo- Interview of her Friend Mimi Pollak
Garboのお相手はDietrich
Dietrichのお相手はGarbo
そのイメージで勘弁してもらいたい。
美しいイメージの方を保存しておきたい。

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Dietrich には後に女優になった娘がいる。
Garboにもスウェーデン時代に娘を産んだと言う説もある。
Cocteauも人妻を妊娠させて、関係を破綻された過去がある。
愛を生きる人生の場面は多い。
ただ心の愛だけは拘束されず梗塞する事も無い。
通俗的想像力を軽々と飛び越えることを知っておきたい。

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Garboが出演したGrand Hotel: Wikipedia
こういう映画をGrand Hotel形式と言うらしい。
Barbaraが出演した
Jean-Claude Brialyの
L'oiseau rare (1973)
この形式の映画だった。内容はともかくとして
ふと思い出すほど似ている。


Un Chant D'Amour - Jean Genet (1950)

2008年05月21日 18時45分05秒 | 映画 New & Old

Jean Genet(ジャン・ジュネ)唯一の映画監督作品。昔はこれを見るのに相当苦労したらしい。
25分の短編映画。セリフは無い。今ではNet上で誰でも全編を見ることができる。不思議。
Parisでさへ、限られた人しか見ることが出来なかったこのスキャンダラスなfilmのprintをアメリカに持ち込もうとして、どれだけ苦労したかを
Jonas Mekasが書いている。
(Jonas Mekas=American Artに嵌っていた頃、憧れていた映像作家。ハンドカメラで撮影した彼の前衛的作品をみて、単調ながら強い印象を受けた記憶がある。私など歌手ミッシェル・ジョナスの名前を見るとジョナス・メカスをまず連想してしまう。懐かしい名前だ)
この映画から、これだけ詳しい解説が書けるのかと、卒倒してしまうほどの映画紹介・映画解説ー
Un Chant D'Amour-
こちらはWikipediaの映画説明-
Un Chant D'Amour-
そしてこちらがその映画-
Un Chant D'Amour-「愛の詩ー全26分」

・・・・・・いろんな繋がり・・・・・・・・・

 Nicoのことを書いたペイジにリンクさせていただいた。
(Nicoはアランドロンの子供を産んでいるんですね)
ここにあるようにCHRISTA PAFFGENがNicoと名乗ったのは
この「Un Chant D'Amour」のプロデューサーでもあるNikos Papatakisの名に由来する。
上のペイジでは単なる知り合いと書かれているが二人はNew Yorkで同棲していた間柄。Nikos Papatakisはもてたらしくてその以前はなんと女優のAnouk Aimée と結婚していた男だ。Jean Genetがこの結婚式のbest manを務めた。
上のペイジでは「
Nico Papatakis がナイト・クラブを経営していたかどうかはわからないが」と書かれているが、このナイトクラブこそ、かのSaint-Germain-des Présclub,  Rose Rougeである。
映画「Un Chant D'Amour」に於いては
Jean CocteauがOrpheeに新旧の恋人二人を出演させたように
Jean Genetも恋人Lucien Sénémaudに若い囚人の役を振り当てている。
Jean GenetとLucien Sénémaudは親子のように顔が似ている。

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凄いものを発見した。凄い!と感じるのは私だけかも知れないが。
ジャン・ジュネの詩作品「死刑囚」を
シャンソン歌手Marcel Mouloudjiが朗読している。(25分16秒)
(Marcel Mouloudjiは作家でもある。以前N氏に彼の作品「エンリコ」を送っていただいた。なんだか「にんじん」を思わせる悲惨な小説で、ムルージにいたく同情したが、あまりの酷さに最後までは読めなかった)
そしてバックの曲はAndre Almuroの作品。
(現代音楽ファンだと言いながら、恥ずかしながらAndre Almuroを知らなかった。ずばりど真ん中の作曲家なのに。それが証拠にAndre Almuroを調べる過程で、あれだけ必死に探していた
小杉武久のペイジを発見した。小杉武久氏のコンサートは2度、そしてトランペッター沖至氏のPartyで1度会ってお話もしている。タージマハール旅行団に関して幼稚な質問をしたのを覚えている。扇風機の前でアァーと言うと声が揺れますよね。その原理を基本に置いたChance Operationの作品に、その頃言語抽象化実験の後遺症で失語症気味だった私はビリビリ共感したのでした。
他にも
あれこれやの、ワクワクサイトを発見した)
ここで、ジャン・ジュネ作「死刑囚」
Jean Genet "Le condamné a mort" (1952)
を聞く。(mp3で置くのでmelody-stickでも聞ける)

Webとは世界中の図書館、美術館、博物館、大学が全部転がっているような場所だとつくづく思う。こちらには
Jean Genet "Le condamné a mort" (1952)
の作品の内容とその英訳が出ている!
それだけではない。こちらでは
Etienne Daho が Victoires de la Musiqueの式典で
Jean Genet "Le condamné a mort” (1952)から生まれた
シャンソン「Sur mon cou」を歌っている。
詩を読みながら聞くと初めと終わりの部分を省略して真ん中の部分の詩をそのまま歌っていることが解る。
今度はこの曲を作曲したHelene Martinのサイトを発見。
ここでもSur mon cou」を聞くことができる

・・・・・追記:2016年4月15日・・・・・
リンクが切れているものを見つけたので
若干補います。
Un Chant D'Amour by Jean Genet (1950) :
Jean Genet dit par Mouloudji 死刑囚


Edith Piaf、 Parisに蘇る

2007年02月27日 19時00分58秒 | 映画 New & Old



面白い記事を見つけた。「
La mome」現在上映中。
このサイトすでにシャンソンで溢れている。
Le Film 
監督はOlivier Dahan
Piafにとってシャンソンは何であったか。
シャンソンファンには興味が尽きない映画と言えるかもしれない。
Le Filmをクリックすれば、結構イメージはつかめる。
このサイトはほぼ完璧に映画「
La Mome」を伝えてくれる。Merci beaucoup.
Parisに住まない人のためにCLIPを9つも並べてくれている。
そして見た人のコメントもたっぷりと。
Piafを演じるのはMarion Cotillard。熱演である。
どうやらこのPiafそっくりな歌声は、未確認だが、Jil Aigrotという歌手らしい
。(追記:彼女は以下の3曲しか歌っていないものと判明。 Mon Homme  : Les Mômes De La Cloche : Les Hiboux 。歌声はPiaf自身の音源からが大部分。ちなみに私はBetty MarsがふきかえたPiafの映画のLPを持っている。本当によく似せていた)

こちらは
Yahooのサイト
そもそもはこちらで発見。
RFI Musique

追記(3月6日):面白いFilmを見つけた。Piafの中で私の一番好きな曲「いつかの二人」を歌っているのは、映画「La mome」で主演しているMarion Cotillard。映画のプロモーションのためにTV出演したものと思われる。