CORRESPONDANCES

記述内容はすべてBruxellesに属します。情報を使用する場合は、必ずリンクと前もっての御連絡をお願いします。

Barbara RFI 23/11/2007

2007年11月30日 18時48分33秒 | Bruxelles Talks

Barbara RFI 23/11/2007
Barbara 10 ans deja ;
聞ける、読める、物凄く整理されたサイト
とても有難い
しかもMP3で聞ける 最高だ!

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追記(12月1日)
PCのない身としては、持ち歩けるMP3は
ありがたい。今朝は公園を散歩しながら
このValerie Lehoux(ヴァレリー・ルウー)と
Marie Chaix(マリー・シェックス)の愛にあふれた
放送を聴くことができた。

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Barbara, une chanteuse populaireでは
以下の言葉が印象に残った。
Barbara est de plus en plus populaire aujourd'hui.-V.L.
(バルバラの人気は日毎に高まっている)
Aujourd'hui, elle continue d'être plus populaire qu'elle ne l'était au moment de sa mort.-V.L.
(今日の人気は死亡時の人気を上回っている)
Je ne pense que rien ne lui ferait plus plaisir que d'être chantée. Elle serait même étonnée. -M.C.
(若い歌手たちに自分の曲が歌い継がれていることを、何より喜んでいると思う。こんなにいろんな歌手たちに歌われてきっとBarbara自身も驚いているでしょう)

Barbara, une personalite unique et passionneeからは以下の言葉。
Qu'est-ce qui a façonné l'artiste qu'elle était ? … le fruit d'une histoire, le fruit d'un talent et ça, évidemment, çà ne s'invente pas. Evidemment, le fruit d'une volonté hors du commun, c'est évident. -V.L.

(何がBarbaraのような歌手を作り上げたのだろうか。彼女の経歴?彼女の才能?違う。人並みはずれた意志の力の成果だと思う。-『昔、新宿に「ぼろん亭」という喫茶店があったの、どなたか覚えていらっしゃいますか?えぇ?引っ込めって?関係ないって?』)

Barbara, la ferveur de la jeunesse
Je pense que c'était la seule qui avait trois générations de spectateurs dans la salle. Ce qui était étonnant, c'est que ça se renouvelait toujours. Çà continue de se renouveler.-V.L.
(3世代のファン層を持っているのはバルバラだけだと思う。驚くべきは、毎回公演ごとに、新しいファン層が増え続けていたと言うこと)
日本人のファンが一番実感しないのがこの辺りで、美しい声を失くした後のBarbaraがどう変身しどのように若い熱狂的なファン層を獲得していったのかを、目の当たりにはしていない。

Barbara en scène
plus elle a perdu sa voix, plus elle a bougé sur scène. Dans la famille chanson, surtout de cette génération là, c'est la seule…-V.L.
(声を失うに比例して、ステイジで動き出すようになる。あの時代、あの世代の歌手の中で、あれだけ舞台で自由自在な動作を見せるのは、Barbaraただ一人。)
Barbara自身に大きな変化があったのだろう。昔々、客席に顔を向けることもなく、うまくも弾けないピアノの前に座っていたBarbara。Claude Sluys(クロード・シュロイス)のアドヴァイス以後は、顔だけ客席に回すようになったBarbara。
長い年月をかけてBarbaraが学んだのは、ステイジ表現のみではない。コミュニケーションと心の交流が生むホール全体の一体感、Barbara Galaxieを存在させるMagiqueを手に入れたのだ。
多くの歌手も歌手でない者も世界のあちこちでBarbaraを歌うのは、そのためだ。

最後にRobert Charleboisを唖然とさせたエピソードをひとつ。

Barbara en solitaire
Il y avait trois tentes dans le champs d'à coté et c'étaient des fans qui campaient à proximité de la maison. Lui-même était absolument sidéré de çà, qu'il n'avait jamais vu pour personne.
Robert CharleboisがPrecyの家によばれて出かけると、家の隣の広場にテントが3つ、そしてそこには少しでもBarbaraの近くにいたいファンたちがキャンプ生活をしていたのだと言う。さすがのケベックの人気歌手Robert Charleboisも、吃驚仰天。

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孤独と孤高を獲得しつつ、大衆的人気を手に入れる、Barbara最大の謎のmagiqueは、「Music Cross Talk」の「Barbara」でなんとか解明していきたいことのひとつだ。


RSR・CH Hommage a Barbara

2007年11月29日 18時53分27秒 | Cockpitから

RSR・CH le 24 novembre 2007  ;

Radio Suisse Romande 2007;
L’horloge de sable 24.11.2007 13:25 ;

Ecouter BARBARA;

Radio Suisse Romande 2007;
La chanteuse et le photographe 19-11-2007;

Ecouter ;この声は写真家のMarcel Imsand

La chanteuse et le photographe;


Détail de la couverture de "Barbara, la chanteuse et le photographe", Marcel Imsand. [éd. Autrement]

Détail de la couverture de "Barbara, la chanteuse et le photographe", Marcel Imsand. [éd. Autrement]

Marcel Imsand et Barbara ont partagé plus de 30 ans de complicité en photographies. A l’occasion des 10 ans de la mort de Barbara, décédée le 25 novembre 1997, et de la parution de Barbara, la chanteuse et le photographe, chez Autrement, Marcel Imsand égrène ses souvenirs au micro de Marlène Métrailler.

Un dossier Traverses par Marlène Métrailler
[Nouvelle diffusion du 19 novembre 2007]


MUSIQ3

2007年11月29日 18時03分29秒 | Cockpitから


MUSIQ 3 ; Musique et autres muses de Dominique Mussche
Le 20 Novembre 2007 ; 20:00~
(最初は24日だという情報が入っていたが)

取り置きしてあったBarbaraの放送


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20:00 Musique et autres muses : Barbara

以下が番組内容

LE PARFUM DE LA DAME EN NOIR

Sa voix s'est éteinte il y a dix ans, un 24 novembre. Mais Barbara, c'est bien plus qu'une voix ; artiste jusqu'aux bouts de ses longs doigts, elle a marqué l'histoire de la chanson française et de jeunes interprètes aujourd'hui s'en souviennent.

Son art s'inscrit, certes, dans la tradition du grand music hall qu'elle admirait, celui d'Edith Piaf ou de Charles Trenet. Mais elle y a imprimé une touche très personnelle : ses chansons, c'est toute sa vie en raccourci, transformée en mots et en notes. Le je, cependant, reste discret et jamais ne s'affiche ni ne prend la pose.

Barbara conçoit la chanson de la même manière que les maîtres du lied : c'est un tout, un microcosme où le texte et la musique creusent tout naturellement ensemble leur sillon. Et elle a atteint à cet égard un très haut niveau de qualité.

-Barbara -" Une petite cantate ". Barbara (CD PHILIPS 1'55)

-Barbara -" Nantes ". Barbara (CD PHILIPS 4'06)

-Barbara -" L'enfance ". Barbara (CD PHILIPS 2'55)

-Barbara -" Le bois de St Amand ". Valérie Duchâteau, guitare (CD IRIS MUSIC 1'58):(これが聞けて嬉しい)

-C. Trenet -" Bonsoir, jolie madame ". Charles Trenet (CD FRÉMEAUX & ASSOCIÉS 3'09)

-C. Debussy -" En sourdine ". Karina Gauvin, soprano & Marc-André Hamelin, piano (CD RICHELIEU 3'11)

-F. Chopin -" Valse en la mineur ". Zoltan Kocsis, piano (CD PHILIPS 5'31)

-S. Prokofiev -" Sonate en la majeur ". Peter Donohoe, piano (CD EMI 4'58)

-J. Prévert / V. Kosma -" La chasse aux enfants ". Marianne Oswald (CD INA 2'37)

-P. de Koch / Y. Guilbert -" Madame Arthur ". Barbara (Archive RTBF/enregistrement personnel de Jacques Vincquier)
(これは貴重だ。Barbaraの「Madame Arthur」はファンが
必死に探し続けていたもの。1954年の録音だろう)

-A. Bruant -" Saint Lazare ". Barbara (Archive RTBF/enregistrement personnel de Jacques Vincquier)

-G. Brassens -" Pauvre Martin ". Georges Brassens (CD PHILIPS 1'34)

-J. Brel -" Il nous faut regarder ". Barbara (CD PHILIPS 2'09)

-Barbara -" Ni belle ni bonne ". Barbara (CD PHILIPS 3'14)

-Barbara -" Götingen ". Valérie Duchâteau (CD HARM MUNDI 3'21)
(ここでまたDuchateauがかかる)

-Barbara -" Ma plus belle histoire d'amour ". Barbara (CD POLYGRAM 4'55)

-Barbara -" Chapeau bas ". Barbara (CD PHILIPS 2'03)

-G. Moustaki / Barbara & Georges Moustaki -" La dame brune ". Barbara & Georges Moustaki (CD POLYGRAM 3'57)

-Barbara -"Le bel âge". Marie-Paule Belle (CD PHILIPS 2'44)

-Barbara -" Pierre ". Barbara (CD PHILIPS 3')

-Barbara -" Vienne ". William Sheller (CD PHILIPS 4'24)

-Barbara -"Dis, quand reviendras-tu? ". Bénabar (CD BMG 3'24)

Production: Dominique Mussche
 

Special Barbara

2007年11月25日 18時21分16秒 | Cockpitから

Speciale Barbara France Musiqueの4時間番組が
もうすぐ始まります。
現地時間11:00-15:00まで
最初の2時間のタイトルは「
Souviens-toi Barbara

今、日本時間7時
始まりましたよ。
まずはBarbaraのインタヴューから。

le pianiste : Alexandre Tharaud
l'acordeoniste : Roland Romanelli
le clarinettiste Michel Portal
le violoncelliste Francois Salque
les chanteurs : Dominique A et Jeanne Cherhal

夜の部に場所を移動してきたので

55分すこし聞き逃した。

予告の第2部と第3部が入れ替わっている。
そして予告の第2部、即ち第3部
14:00-15:00の放送
そのものがNET上では
違ったものになっている。
そろそろ、帰ろう。
今10:23、Barbaraの放送は終了。
France Musiqueのミスだとしたら
苦情殺到だろう。

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追記ー11月26日
昨夜はむくれて帰ったが、第一部の演奏は
本当に素晴らしかった。
Barbaraの声や歌詞がなくても、
あれだけの演奏、フランスのミュージシャンたちの
美学を突きつけられた思いがした。
特にRoland Romanelliの演奏は
Barbaraの曲を美しい新しい次元に
蘇らせた。

予定では14:00-15:00の時間
Francois-Xavier Szymczakの司会で
Barbara a ;'Atlier 1954 (Passion-Barbara.net)
が聴ける筈だったのだが。
CDになっているので販売との兼ね合いで
なにかストップがかかったのかもしれない。

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追記-11月28日
Francois-Xavier Szymczak氏に苦情のmailを出したら
返事が来た。文字化けしていて読みづらかったが
原因が判明した。
11月20日(火)に録音予定だったが
録音技術者たちのストライキのため
予定通りの番組を放送できなかった。
番組が入れ替わったのは、そうすると
真ん中が空白になるのを配慮して
2部と3部が入れ替わり、結局
3部の放送がBarbaraではなくなってしまったということだ。
いかにもフランスらしい原因。


Journee Barbara

2007年11月24日 17時19分00秒 | Cockpitから

FIP Journee Barbara : 今 En Directで聞ける。
ファイルでなくダイレクトで今放送中
こちらは
FIPの放送をWindows media player
で聞ける。
この番組は現地時間7:00からスタートしている
現在9:30頃か。
これを見れば
朝の
7:00からどれだけBarbaraをかけてきたか
わかる。
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追記
PCをお持ちの方は昨日は丸一日
このFIPのJournee Barbaraをお楽しみに
なられたことでしょう。Barbara Day
最後は22:08の
Ma Plus Belle Histoire d'Amourだった模様。
全部で20-30曲かかった。
残念ながら私は5分間ほどしか聞けなかった。
昨日は命日で6局ほどで放送があって
探すだけで時間を空転させてしまった。
探していると一度にたくさんの放送が
入ってきて、こんがらがってどれがどれか
わからなくなる。一人では
対応できない。
今日は自分が
一局をじっくり聞く日にする。
今日は深夜もNet Cafeに張り付く
ことになりそうだ。


あるBarbara論について

2007年11月22日 19時48分01秒 | Cockpitから

2007年9月に清流出版から発売された蒲田耕二氏の「聴かせてよ愛の歌をー日本が愛したシャンソン100」CD付き、のBarbaraに関する資料をN氏に提供していただいた。100の名曲と20名の歌手について解説されている。
Barbaraに関して、(1)笑ってしまったところ1箇所、(2)同感したところ2箇所、Barbaraサイトとして、(3)訂正したいところ2箇所、(4)反論したいところ1箇所、列挙してみる。・・・

(1)黒いワシを歌うフローラン・パニーにこういう形容詞句が付いている。(P.246)
ー 声自慢の単細胞歌手 -
蒲田節炸裂、毒舌もここまで来ると、笑うしかない。
(2)黒いワシに関して
ー結構音域の広い曲だから、ぜいぜい息の上がってしまった歌が多い。-(P.246)
肺と喉の調子を意識して整えておかないと、確かにぜいぜい息が上がってしまう。私自身体験済みなので同感。
(2)ーシラク大統領やジョスパン首相の追悼の弁もブラッサンスやガンスブールの死に際して、時の権力者たちが出した弔辞に比べると、ずいぶんとお座なりだった。-(P.419)
全く同感。
(3)P.424から少し長めの引用をすると。
ー1950年、にっちもさっちも行かなくなってブリュッセルへ行き、52年まで3年間フランスを留守にする。(中略)後にはシュヴァル・ブラン(白馬)なる屋号のクラブ(といっても、揚げ物屋の奥を借りたささやかなるもの)を開き、手品とクラシック・ピアノと彼女の歌で構成するプログラムを上演した。クラブにはブリュッセルの遊び人や趣味人が相当詰め掛けたらしいが、結局経営が成り立たず、バルバラは53年、尾羽打ち枯らしてパリに舞い戻る。ヒッチハイクで旅したこのときのエピソードが、四世紀半後の「ムッシュー・ヴィクトール」の中で歌われている。ー
(Bruxelles):「BarbaraがMonsieur Victorの黒のChryslerに拾われて(ヒッチハイク)尾羽打ち枯らしてParisに戻るのは1951年の6月。その後Jean Winerの紹介でLa Fontaine des Quatre Saison(Paris)で皿洗いを1年。疲れ果てて入院、そして再びBruxellesに戻る。「白馬」を閉めるのは1953年、その後再びParisに戻るのは1954年、夫Claudeと共に。歌手としてのステイジ経験も、アーティストとしての人生体験もし、おそらくある程度希望に燃えていたのではないだろうか。大きく分けて2度BruxellesからParisに舞い戻っている。Monsieur Victorに出会うのは2度目ではなく1度目の時、と言うことだ。この辺は誰でも混同しやすいところ」
(3)引用同上(P.424)
ー「白馬」は揚げ物屋の奥を借りたささやかなものー
と想像しがちだが、ところがどっこい、幕も付いたステイジのあるホールで有名な劇場支配人Jo Dekmineが、才能豊かな画家、Jacqous Nathanに内装を依頼したもので、独創性と芸術性の高い前衛的な劇場空間だった。
(4)P.428からの引用
ー初日のアンコールで「黒いワシ」を歌いながら卒倒しそうになり、裏方が舞台の袖から走りよって彼女を抱きかかえた。(中略)ところが、続く2晩とも彼女は同じ仕草で倒れ掛かり、寸分たがわぬタイミングで裏方が飛び出してきたのだ。ア然とした。声の衰えや体調不全も舞台効果に利用しているとしたら(後略)-
(Bruxelles) : 「体調不良でそれでも全力を出し切るステイジが繰り返されたとしても、何の不思議もない。それを、演出や舞台効果と見るのは蒲田氏の自由だが、病をもつ身で、仕事に全力投球した後、立ち上がれなくなる体験なら私にもある。体調の完全回復まで、幾晩繰り返されようと、私にはそれが真実の姿であることは、体験としてよくわかる。薬や注射で数時間張り詰めているだけのことなのだ。もしそれが演技なら、まずスタッフが、次にミュージシャン達が離れていくだろう。」

今「Music Cross Talk」に「Barbara」を書き始めている。いつか健康面、薬物面、そして体力的な面からのテーマで記述して、私のこの反論の正しさを、Barbaraを知る人たちからの発言を通して納得されるように、論証していくつもりだ。
Music Cross Talk」に連載中の「Barbara」は現在「2-1: L'homme en habit rouge」まで書いています。


I can never go home any more...

2007年11月19日 19時36分25秒 | Cockpitから

Shangri Las - I Can Never Go Home Any More (1965)  ;
懐かしい懐かしい曲を私の短詩時代の仲間のBlogで発見。
引っ張って来ました。トラックバックも入れます。
4年目にして初めてサイト上で私を発見してくれた
古い古い友人、先輩です。
風の族の祝祭」がBlogタイトルです。

「喪中により新年のご挨拶を・・・」
というはがきが届く季節になりました。
古い古い父の友人のKamino氏から
「妻が永眠いたしました」というはがきが
届きました。そこに自筆のコメントが付加してあり
Mr.James Goss氏の死去を知りました。
高校生の時、20歳代の時、そして2,3年前
と何度か連絡を取り合い
3年前にはイタリアの海軍雑誌の招待で
来日もされています。
昔はイギリス海軍の軍人で
戦後父と、・・・
父と深く繋がっていた思い出の人物を
また亡くしてしまいました。
軍艦の上で敬礼している小学生の
私の写真を見て
「正式な海軍の敬礼だ」と
褒めてくださいましたね・・・


Homage a Barbara France 2

2007年11月13日 19時50分14秒 | Cockpitから

France 2 ;
ここでBarbaraの写真の下の
カメラマークをクリックすれば
放送が始まる。
今日ようやくUPされたのだと思う。
やっと見つけた。
前回のラジオと違い
今回はTVだ。
素晴らしい
途中でニュースが入るが
番組が終わったとは思わないで。
RomanelliもValerieも
Marie Chaixも
Jeanne CherhalもMarcel Imsandも
みんな顔を見せてくれる。
一枚のDVDに匹敵する番組だ。

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最初に登場するValerieは最近出版された彼女の書籍「Barbara」について語る。偶然だが話の内容となっているのは、私が「Music Cross Talk」に今書き出している部分に一致する。
それらしきことを自伝に書いたBarbara自身にも責任があるが「産めない女の不幸」を取り上げてBarbaraの特性のひとつに数え上げるValerieの筆致にはいささか不満を感じる。ある時期Barbara自身が自己暗示のようなobsessionに取り憑かれていたのは事実かも知れないが、これでは光の当て方が馬鹿馬鹿しいほど通俗的過ぎる気がする。(偽手紙を書いて警察を挑発した宮崎勤の発想ではないか)
真の友人達があえて語ろうとしないことを、ことさらその方向にペラペラ話を進めるSophie Makhnoを思うと、内容も原因も異なるが、この人に対して以前Barbaraの妹からクレイムがついて、その責任を取ってLes Amis de Barbaraを脱会させられたのも、なんとなくわかる気がしてきた。
しかしこの人も今年亡くなってしまった。

Romanelliとは75年のBarbaraの大阪公演のロビーで,出会い頭にぶつかった。驚くほどカッコよくて吃驚した。その彼がこの番組では白髪のおじいちゃんだ。すっかり変わったのは何もRomanelliだけではない筈だが。
RomanelliのBarbara本「20年間の愛」は12月に発売される。

Jeannne Cherhalはすでに「Toi Le Poete」で、彼女のサイトを含めて紹介済み。今ではこのようにBarbara歌手の一人に名前をあげている。その評価は高いようだが、どこがいいのか私にはまだよくわからない。ー(追記:11月27日)ーここでPianoを弾いているのがAlexandre Tharaud。昔イヴェット・ジローという歌手がいたが、このPianisteはタロー。


初めて顔を見せた元Barbaraの秘書で、その後作家に転身したMarie ChaixはAnne Sylvestreの妹らしいが顔が全然違うのは何故だろうか。Barbaraが引き抜いた秘書でツアーにも同行するほど非常にBarbaraの身近にいた人。Valerieも本を書くに当たりこの人から多くの情報を引き出している。Sophie Makhnoが去った後直ぐにこの有能な秘書をBarbaraは引き抜くのだがMarie Chaixがやめた後は、長い間秘書を持つのを止めている。Brelの紹介で大物のやり手のマネージャーを見つけて、その必要がなくなったからかもしれないが。ー(追記:11月27日)ーこのMarie Chaix,発音はシェックスという。私の本名も相当変わっているがシェックスという苗字も珍名だろう。最後のXをエックスと発音するのだから

この番組にはこれまで未発表の写真も多く登場するが、Valerieの本からのものも多い。お見逃しなく。どういう出会いがあったのかわからないが、まだ無名時代にすでに有名写真家だったJo CayetやRobert Doisneauらによって撮影されたものもある。

Barbara埋葬シーンも出てくる。ここでは短いNewsシーンでは見られなかった場面、即ちファンの誰からともなく湧き上がった歌声(「いつ帰ってくるの?」)が大合唱になっているシーンが見られる。


追記(11月27日)
司会のCatherine Ceylac,以前ある報道でJean Louis Aubertとホテルで一緒に朝食をとっているところをパパラッチされていたひと。思い出した。

一番最初に「Dis quand reviendras-tu?」を歌うのは、初お目見えのRebecca。東洋的な顔をしている。若き日の真帆しぶきと言う感じか?
Romanelliがどこかで見つけてきたのだろう。

TVは結局これひとつしか掘り出せなかった。膨大な時間をかけて探したのだけれど。日本にいながらフランスのBarbara特別番組をみられる、なんて考えてみれば、とてつもない贅沢なのだと思う。