CORRESPONDANCES

記述内容はすべてBruxellesに属します。情報を使用する場合は、必ずリンクと前もっての御連絡をお願いします。

Kaas chante Piaf Album world release 11月5日

2012年09月30日 07時30分22秒 | シャンソン界の情報(フランス)

Kaasのオフィシャルサイトから連絡が入った。
Kaasのfilmが39も出ている。ファンにとっては堪らないソースだが(長い間音沙汰がなかったので)今日一日の予定は全てキャンセルということになるだろう。
Kaas chante Piaf Album world release 
これは日本に持ってきたら大成功するだろう。日本のシャンソンファンは、知っている曲を聞かなければ、シャンソンを聞いた気持ちにならない、という人たちが多い。Piafの曲なら日本人にも馴染みが深い。従って大勢のシャンソンファンが詰めかけるだろう。特にシャンソン教室でシャンソンを習っておられる方々にとってはKaasのステイジ、勉強になって大満足間違いなし。


Suzy Solidor

2012年09月25日 10時01分34秒 | Chansonを聞く You Tube

Suzy Solidorは以前から何度か登場しているが、あまり真剣に歌を聞いたことはなかった。今回3曲聞くことにする。それにしても凄い、何がすごいと言ってYou Tubeで消されずに生き残っているということ。見れば意味するところがすぐわかりますよ。Chansonの力は凄い。Suzy Solidorにはクローゼットなどそもそも存在しない。歌詞を聞けば、意味するところはすぐにわかりますよ。こんなに世俗を超越して堂々と生きた女性は、残念ながら日本には存在し得なかった、と認めざるを得ません。自由の国フランスですね。はき違えてるって?履き違える自由もあるのですよ、きっと。

Suzy Solidor " Ouvre " 1934
Suzy ouvre
Suzy Solidor - MON SECRET
Obsession - Suzy Solidor

歌詞の内容にはっとする点ではAriane Moffattの「Parce Que」も、意味の喚起力を持っていましたね。~Quand tu dis viens, je viens~

 


Barbara en noir et blanc (9) 感想

2012年09月01日 09時44分07秒 | Barbaraの放送

Barbara en noir et blanc、もうすでに全部お聞きになっただろうか?
Barbara en noir et blanc Episode (9)の最後の方に登場する「Parce Que Je t'aime」、これが素晴らしい。歌手の名前を聞き取り、何度もスペリングを考え出し、あちこちから検索してみたが「Parce Que」をこのように歌う歌手に関していかなる資料にも出会うことはできなかった。月曜日から毎日三時間、全部で15時間ほど、この声を手掛かりとして歌っている歌手を探ろうとしたけれど、虚しく時間を無駄にしただけだった。
France Interに今日こんなコメントを発見した。
Dom (anonyme),
mercredi 29 aout 2012 a 12:08 0 Qui interprete "parce que je t'aime" vers la fin de l'emission ?
Francis Legault (anonyme) @ Dom (anonyme),
vendredi 31 aout 2012 a 16:57 0 C'est une interpretation originale d'Ariane Moffatt pour la serie.
フランスのファンにもわからなかったわけだ。Francis Legault が連れてきて番組のために特別に歌わせた、それじゃいくら探しても、他で見つかるわけがない。おそらく今回の放送の隠し球で、敢えて詳しい紹介は避けたのだろう。「誰だ、誰だ?」とリスナー達が騒ぎ出すのを密かに待っていたのだろう。まんまと、罠に嵌ってしまった。
早速調べた範囲で紹介しておこう。
Ariane Moffatt: wikipedia
Ariane Moffatt: Official Site:
Ariane Moffatt -Eternel instant présent.wmv
I hope I don't fall in love with you - Ariane Moffatt
歌唱力は誰もが認めるところだろう。下のリンクなどを聞くと、ジャニス・ジョップリンを思い出させるところもあるし、視覚的に見ると性同一障害者のようにも見える。 Zaniboni を思い出した方もいらっしゃるだろう。耳だけで聞いた「Parce Que」のイメージとはかなり違うが、日本に正式に紹介されたら、あっという間に人気者になるだろう。ZaniboniはBarbaraやGribouilleを歌うがArianeは今のところBarbaraを歌う歌手の範疇には入っていない。下のリンクから想像するにLa Grande Sophieの紹介でひょっとしたら今回のBarbaraの特別番組に登場したのかもしれない。本来の彼女の歌を聞くと、かつてのABBAのように、非常に聞き心地が良い。若者もそうでない人たちも元気がもらえる。音的にも内容的にも商業的にも高度に洗練されている気がする。カナダではすでに才能が認められた実力派人気歌手である。Arianeを突き止めるのに無駄に時間を浪費したのはCanadaが原因だ。Canadaのシャンソン歌手はフランスにさえなかなか到達しない。今回このBarbaraの番組を通してフランスでより多くの認知をえるだろう。そしてこのBruxellesのblogを通して日本でもより多くの認知を獲得していくだろう。
La Grande Sophie et Ariane Moffatt
Ariane Moffatt - Le Coeur Dans La Tête