コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

喜怒哀楽をうまく伝える

2019-05-17 06:28:39 | Weblog
人は感情の動物です。

この感情表現を考えるうえで考えてほしいことは、
感情は非常に多様で、
複雑な感情をもつことができるということです。
そして、
人間はさまざまな感情をもってよいし、
それらを表現してもよく、
表現してはならない感情はないということです。

しかし、
私たちの多くは、
日頃そのように考えて生活していないようです。
表現してもよい感情、
してはならない感情を区別し、
さらに、表現してもよい人、
してはいけない人を決めているようです。

大切なことは、
自分の感情をどう表現するか、
相手に脅威や不愉快な思いを与えないで伝えられるか、
そして、
どのようにして相手の感情もきちんと受けとるようにするかです。

感情を表現しようとするとき、心得ておくと助けになる事実は、「感情は自分のもの」であり、自分の責任で表現できるものだということです。

感情は自分でコントロールできる

たとえば、
誰かが大きな音を立ててギターを弾いていたとします。
それを聞いて、
「うるさい!」と不愉快になる人もいれば、
「すごい!」と聴き入る人もいるのです。

つまり、
あることに対する感情は、
自分が起こしているのであって、
ギターを強いている人が起こしているのではありません。

そして、
自分が起こしている感情であれば、
必要に応じて自分でコントロールすることもできるわけです。
感情は自分のもの、
だから自分の責任で表現してよく、
またできるということです。

手本を超える

2019-05-16 06:09:56 | Weblog
成功者の多くは
自分の手本としている人がいます。

そう「モデリング」です。

手本にしている人で最も多いのは、
スポーツ選手、政治家、芸能人か?
と思いきやそうではなかった。

両親(肉親)という回答のほうが断然多いようです。

世間で高く評価され、
成功している人たちですら
親や兄弟、おじ、おばなどの肉親を手本にしているという事実は
特筆に価します。

手本にする人物はみな師匠です。
師匠は必ずしも教える必要はありません。
行動で示すほうが何倍も効果があります。

ときには、
弟子が師匠の業績をはるかに超えることもありまする。

投資の神様と言われるウォーレン・バフェットは
父親が証券会社の経営者だった関係で、
11歳のときにすでに株式投資をしていた。
大学を卒業後、
ニューヨークのコロンビア大学で経済学の修土号を取得。
そこでペンジャミン・グレアム教授と出会い、
師と仰いで親交を深めました。
グレアム教授は
「現時点では過小評価されているが、
いずれ業績を伸ばしそうな企業に投資するのが正攻法だ」と説き、
それを実践していた。

その後、
パフェットは父親の会社で三年間働き、
その次の二年間はグレアム教授の下で働きました。
そして26歳の時に五千ドルを出資し、
さらに家族と友人たちから十万ドルを出資してもらって
投資会社を設立します。

その後の展開は投資の神様と言われるほどです。
パフェットは
ビル・ゲイツに次いで
全米2位の大富豪として知られています。


コミュニケーションは「量」が必要

2019-05-15 06:06:08 | Weblog
研修会で、
部下の長所を5つ、
改善して欲しい点を5つ書いてくださいという課題を出すと
ほとんどの人は改善点はすぐ書けますが、
長所はなかなか書けません。

どんな人でも必ず良い点の1つや2つはあるはずです。
相手を理解するというのは、
人材育成の第一歩です。

こんな話しもあります。
「最近の管理職は相手を知ろうとしない。
相手を知らなければ信頼なんて、
できっこないのに・・・。
自分は自分、相手は相手と割り切っていて、
本気でコミュニケーションをとろうとしない」

しかし、
このことは、
若い人にも原因があります。
最近の若者には、
たとえ上からといえども、
いやだからこそ、
心の内面に踏み込まれたくないという傾向が強いようです。
だから、
なかなか本音を語らないし、
何を考えているのかわからない。

パソコンとは向き合うが、
他人とは向き合わない。

相手のことがわかる、
わからないというのは、
たいていの場合、
コミュニケーションの「量」に比例しています。

コミュニケーションをとりたい人をよく思い浮かべてほしい。
相手を理解、
そして信頼し、
相手に気持ちよく働いてもらおうと思ったら、
相手とのコミュニケーションの量を
まず増やしてみることです。


考え、悩ませ、さらに考えさせる

2019-05-13 06:00:13 | Weblog
組織では
「よく考えろ!、もっと考えろ!」と、
上司がよく使う言葉です。
この質問は、
部下に考えさせることできわめて大切です。
同時に上司は、
部下に考える機会を実際につくってやらなければなりません。

しかし、
多くの上司は、
部下に何か聞かれると、
すぐ答えを与えてしまいます。

得々と答えを与えたあとで
「このくらいのこと、少し考えればわかるだろう。
これからは、よく考えるんだな」と伝える。
これでは、
また答えをもらいに来ます。
すると上司は、
また答えを与え、
最後に「考えろ」と繰り返すのです。

このような無意味な繰り返しが、
日々、どれだけ行なわれていることか。
「考えろ」と言うからには、
本当に部下に考えさせないといけません。
考えるプロセスで人は育つのです。

本当に部下を育てようと思ったら、
時には「君ならどうするんだ?」と突き放してみます。
たしかに部下にしてみると、
どうしてよいかわからないから、
聞きに来たということになるだろう。

しかし、
上司としては、
もう一歩深く部下に考えさせることが必要です。
安易に答えを与えないという姿勢が大切なのです。

だから「まず、君の考えを持ってきたら、私も言おう」
というくらいの態度で臨むことです。

部下からすると
「あの人に聞きに行くと、必ず自分の考えをまず聞かれる」
と思われるくらいが、ちょうどよいのです。

「もうダメです。万策尽きました」
と部下が言ってきても、
額面どおりに受けとってはいけません。
そこから、
さらに考えさせ、
悩ませることが大切なのです。

部下というのは、
松下幸之助氏は、
「会社から一時的に預かっている存在」と言っています。

部下を育て、
会社におかえしするのが上司の仕事である。

もし、
部下を育てないなら、
それは、上司の職務怠慢と言えます。

逆に部下が考え、
実行し、
育ち、
チームに大きく貢献できるようになったら、
それは上司の功績でもあります。

部下に考えさせ、
さらに考えさせることが大切です。

「よく考えろ!」という言葉を真に実行することです。


イエス・バットで考える

2019-05-10 05:56:37 | Weblog
「成功と99回の失敗に支えられた1回のことである」
という言葉は
本田宗一郎氏の名言です。

多くの人は99回どころか、
1、2回であきらめてしまいます。
これではいつまでたっても上手くいきません。

99回の失敗という、
普通の人間ではとうてい歩けないようないばら道を、
目標に向かって進み続けるには
ある心の考え方が必要です。

それが「イエス・バット」です。

・苦しい。しかしこれは、神様がくれたプレゼントである。
・辛い。しかしこれは、神様がくれたプレゼントである。
・失敗は、神様がくれたプレゼントである。

つまり、どんな苦難でも、
「神様のプレゼント」と受け止めなさいということです。

なぜ神様なのでしょうか?
それは最高のサポー夕―である神様が、
これ以上はないという究極のブラス感情を心にもたらすからです。

神様は、
「私たちが乗り越えられないような試練は決して与えない」と言います。

そして神様は未来を知っているので、
私たちの将来のために必要な困難を
試練のように与えてくれるのです。

どうですか?
このように受け止めることで、
失敗にも積極的な価値が見出せます。

成功を信じるのと同じように、
失敗も信じられます。

宗教でも
このイエス・バットを本質としているものもあります。

どんなことでも
神様のプレゼントと受け止めるため、
世俗的には苦しみの心にあっても、
実に幸せそうないい顔をしていられるのです。

すべてのことを、
神様のプレゼントと思ってみると、
驚くほどブラス思考になります。

「よし、この状態を乗り越えてやろう」
という粘り・踏ん張り・パワーが不思議とわいてきます。


自分以外を喜ばせる幸せ

2019-05-09 06:17:25 | Weblog
昨日は
ほめちぎる教習所を
取り上げましたが、
結局そのことは
相手のことを考えているということです。

人には、
自分だけでなく、
「自分以外を喜ばせる幸せ」
というものがあります。
これは、人間が社会的動物であることの証明といえます。

コーチングはいい例です。
相手を心の底から幸せにすることに、
最高の幸せを感じます。

人は、
他人との関係の中でしか生きられないのです。
関係性の中でしか生きられないから、
人は自分の幸せだけでなく、
他人が喜ぶ顔を見てうれしくなるという幸せ、
他人を幸せにする幸せを本能で知っているのです。

他人を押し退け、
他人を打ち負かし、
他人を圧倒しなければ、
競争社会は生き残れないと誤解している人が多いです。

たしかに、
競争社会では、
「自分の幸せ」をとことん追求するほうが、
正直で潔いように見えるかもしれません。
「自分以外を喜ばせる幸せ」などという目的は、
どこかにウソがあるような気がしますし、
何だかしらじらしく思えるとしても不思議ではありません。

しかし、
ビジネスの本質はどんなものでも、
「自分以外を喜ばせる幸せ」にあります。
少なくとも世の中で成功者と呼ばれる人たちは、
必ずそういう夢や目的を持っています。

たとえば、ソニー創業者たちは、
「日本再建、文化向上」という夢を描き、
本田宗-郎氏は「人間の幸福を技術によって具現化する」
ことを使命だと思っていました。

そうした理念をタテマエと受け取る人が多いですが、
そうではありません。

彼らは、
夢を本気でかなえようとし、
それを人生の目的としていたのです。

ほめちぎる教習所

2019-05-08 05:56:04 | Weblog
若者の自動車離れが叫ばれ
各地の自動車教習所は
苦しい経営を迫られています。

自動車教習所はいろいろな手立てを講じていますが
GW中に面白い教習所を報じていましたので
紹介します。

この教習所は瀕死の経営から
復活したその方法とは
なんと「ほめちぎる」ということだそうです。

教習所の名前は
伊勢市にある三重県南部自動車学校。

そこのホームページから
http://www.gashukumenkyo.com/
一部を紹介します。

私たちが、合宿免許を始めたのは平成23年度からです。
合宿免許の自動車学校としては新しい教習所です。
だから、全てが新鮮で、
他の自動車学校には無いサービスをたくさん用意しました。

色々なサービスも重要ですが、一番、肝心なのが教習内容。
合宿免許の自動車学校では
全国でたぶんナンブだけが担当制度を採用しています。
担当制度とは入校から卒業まで一人の教官が担当する仕組み。
この制度は、技能教習の緊張感を取り除き、
一人一人の個性に応じた教習を可能としています。
だけど、もっと大事なことは、
教官があなた達のことを心から教えるところ。
誇りと情熱を持った教官達が教えます。
これは、担当制度だからこそ可能となるサービスなのです。

そして、合宿免許の教習所の雰囲気ですが、
これは、最高です!
これも全国でここだけ!「褒めちぎる教習所」です。
教官全員が褒める達人検定3級を取得し、
皆さんの長所を伸ばす教習を可能としています。
たくさん、褒められて時間の経つのもつい忘れて、
教習に没頭してしまう。
これもナンブの合宿免許の強みです。
ところで、
ナンブに一歩入ったときに心が温かくなるのは何故かわかりますか?
ナンブは、笑顔の挨拶でも有名な合宿免許教習所だから。
その秘密は、スマイルスキャンという高価ですが、
とっても興味ある機械。
何とその機械は笑顔を100点満点で測定するのです!
教官と受付のお姉さん達は、
出社したらまず機械に向かってニコッ!!
90点以上を出さないとタイムカードを押せないっ!という厳しさ。
だから、ナンブの合宿免許は、
笑顔一杯でとっても良い雰囲気で始まります!
教習所に一歩入ったら、挨拶が一杯!
そんな自動車学校も面白い!

一度検索してみてください。

自分以外を喜ばせる幸せ

2019-05-07 05:34:37 | Weblog
競争にばかりに目が行くと
大きな不安が高まります。

風呂屋のエントツに昇るときも、
最初のうちは見晴らしがいいなと喜んでいられますが、
さらに上に昇ると、
大地から離れている自分が不安になり、
恐怖心がわいてきます。
その不安がもっと上に昇ることを邪廃してしまうのです。
だから、
そういう不安に無自覚な成功者は、
大きな成功が難しくなり、
小さな成功しか得られません。

それは心理学では
「分離不安」と呼んでいます。

分離不安とは、
乳幼児が母親という
唯一安心できる世界から引き離されたときに
襲われる激しい不安のことです。

大人になっても安心できるつながりが失われると
分離不安に陥り、
大きなマイナス感情が発生してしまいます。

自分が信じられなくなり、
生きることや、
努力して働くことの意義がわからなくなるのです。

死を前にしたときに感じる不安や恐怖も、
慣れ親しんだこの世界から引き離されることに対して、
私たちが抱く分離不安ということができます。

ではどうすればよいのか?

「自分以外を喜ばせる幸せ」のための努力することです。
自分以外への努力をすればするほど、
「世の中の役に立っている」という自信がわいてきます。
だから、
より大きな自信と勇気が生まれるのです。

自分のために努力するより、
他人のために努力するほうが、
人とのつながりが強く感じられ、
分離不安が発生しないからです。

真の成功者は
そのことを本能的に知っているから、
「世のため」「人のため」に役立とうとします。