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コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

苦労をした人はそれを口にしない

2022-02-07 07:56:43 | Weblog
よく、
仕事の話で、
「いやぁ、あのときは本当に苦労しましたよ」と
苦労話をする人がいます。
確かに、
いろいろな努力をして、
それを苦労と感じたのでしょうが、
私は口にできるような苦労は、
大した苦労ではないのだろうと思っています。
その証拠に、
いろいろな業界の人の新製品開発や難工事、
巨大建築物の建設にまつわる
「苦労話」を集めたNHKの番組がありましたが、
そこにでてくる苦労は、
きらきらと輝くすばらしい体験がほとんどです。
それは苦労というより、
仕事に打ち込むことの
「やりがい」のほうに近いものでしょ う。
新製品も何の苦労もなく開発され、
ヒット商品になっても
「お話」としては面白みがありません。
人生もそのくらいの苦労がないと
面白みがないのかもしれないのです。

そこで、
だれもが仕事や人生においていろいろな努力をし、
目標を達成するために頑張るわけですが、
最近、
多く見かけるのは、
努力をすることが目的化してしまっている
人が増えていることです。

たとえば、
サラリーマンが仕事をする上で
いろいろな努力をするわけですが、
どんどん仕事をこなしても、
いっこうに達成感が得られないというのです。
そのうち、
やる気も失せてしまうのですが、
これには原因があります。

そういう場合は、
仕事=努力=苦労=生活と、
生活そのものが仕事になってしまっているのです

本来は、
生活するためにその一部として仕事をし、
努力も苦労もしていたはずなのに、
努力することが目的化すると、
結果が得られても次の努力をしなければならないために、
生活の100%が仕事に置き換えられてしまいます。

これでは、
達成感がないことに加えて集中力も続かないので、
そのうちに燃え尽きてしまうでしょう。

対策としては、
私は「手抜き」をすることをお勧めしています。
完全主義者には80%主義に転換することを、
80%主義の人には
60%くらいに引き下げることを勧めます。

ノーベル賞の受賞者が、
失敗や間違いから新たな発見があったと言いますが、
そこには発想の転換があるのです。
手抜きもときには成功につながるのですから、
努力の合間に手抜きをする、
そのくらいがちょうどいいと言えるでしょう。



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