コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

快適感情を持つ

2014-05-13 06:00:55 | Weblog
何かをしようと思っても
なかなか始められない、
続けられないという人がいますね。
なぜでしょう?

大きな鍵を握っているのが「快適感情」です。

快適感情とは、
ある物事に対して
私たちが感じる「快い」気持ちのことです。
うれしい、楽しい、気持ちいい、面白い、おいしい
といった心地よさがありますね。

これらはすべて快適感情の仲間です。

その快適感情が行動にどう関係してくるのか説明します。

たとえばダイエットに挑戦し、
挫折してしまったという経験なありませんか?

科学的に見れば、
やせるなんて簡単です。
カロリーをコントロールすれば良いだけですから。
でも、現実はうまくいきません。
なぜでしょう?

その答えが、快適感情です。

人間の行動には、
必ずなんらかの目的があります。
目的とは快適感情です。

人間は快適感情に向かって行動する生き物なのです。
人間は遺伝子に組み込まれた欲求を満たすために、
それを得たときに
快適感情を引き起こすであろうイメージに向かって
行動していきます。

ダイエットの場合は、
大きく分けてふたつの快適感情を伴います。
ひとつは「食べたい」という快適感情。
もうひとつは「スリムになりたい」という快適感情です。

これらふたつの快適感情を、
「今」の快適感情(食べたい)と、
「未来」の快適感情(やせたい)です。

ダイエットを続けられるのは「未来」の快適感情です。
いつも「今」の快適感情を優先してしまう人は、
何事も楽なほうへと流されるようになります。

ダイエットについても、
実は無意識下では、
多少太っても困らないとさえ思っているでしょう。
平たく言えば、
面倒くさいのです。

もちろん、
色々なチャレンジはするでしょうが、
そこまで深く自分の願望に目を向けていません。
食べることを差し置いてまで
ダイエットをしたくないのでしょう。
これでは続きません。

ダイエットに失敗する人は、将来やせることよりも、
今食べることを優先してしまいました。
見方を変えれば、
やせることよりも食べることに対する願望が強かったと言えるのです。

人は、
苦と楽があれば楽を、
苦痛と快感があれば快感を選びます。
しかし、
同じ楽でも目の前の快適感情より
将来得られるであろう快適感情を選ぶこともできます。

自分の中に食べることよりもやせることを優先する、
より強い「願望」を持つことにあります。
自分にとってダイエットする意味を見出せれば、
「未来」の快適感情を選べるようになるからです。

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