経堂めぐみ教会

日曜礼拝のメッセージ動画です。

6月13日礼拝

2021-06-14 11:39:07 | 礼拝
ヨシュア記1章1~9節,3章14~17節 「強く、雄々しくあれ」

 主はモーセの後継者としてヨシュアを立てられ新しい地へと導かれます。イスラエルの民が約束の地カナンに行くためには、ヨルダン川を渡らなければなりませんでした。これから彼らが(3)「足の裏で踏む」場所はことごとく、「すでにあなたがたに与えている」場所だと言われます。カナンはヨシュアの能力やイスラエルの戦力によって勝ち取る所ではありませんでした。そこが神の約束の地であるから獲得することができたのです。神様が用意されたところを信仰と従順によって獲得していくと言うことです。(5)あなたの前に立ちはだかる者は一人もいない、「わたしはモーセとともにいたように、あなたとともにいる。」と主の臨在を約束されました。(6)「強くあれ。雄々しくあれ。あなたはわたしが父祖たちに与えると誓った地を、この民に受け継がせなければならない。」これは、ヨシュアに与えられた使命です。確かに、ヨシュアに与えられた使命・任務は決して楽なものではありませんでした。「はたしてモーセのように民を導けるのか」という恐れがあったことでしょう。それゆえ主は、「強くあれ。雄々しくあれ。」と何度も励まされました。(7)また、律法を聞いて右にも左にもそれずそれを守り行うなら祝福があります。(9)「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたが行くところどこででも、あなたの神、主があなたとともにおられるのだから。」強く、雄々しく、信仰に立って歩んでいくようにと励まされました。
 
 いよいよ荒野を後にして、カナンの地へと足を踏み入れていきます。祭司たちが主の契約の箱をかついで出発するのを見たら、その後について進むようにと言われました。主の契約の箱の中には、主がモーセに与えられた十戒を刻んだ二枚の石の板が納められていました。主の契約の箱が人々の先頭に立ち、彼らはその後ろに従っていきます。彼らはどのように進んで行ったらよいか分かりませんでしたが、その後を進んで行けば、この川を渡ることができたのです。(6)次の日、ヨシュアは祭司たちに、「契約の箱をかつぎ、民の先頭に立って渡りなさい」と命じます。さらに民には次のように説明しました。「契約の箱を担ぐ祭司たちが先頭に立ってヨルダン川の水の中に入っていき、彼らの足の裏が川の水の中にとどまると、ヨルダン川の水は、上から流れ下ってくる水がせき止められ、せきをなして立つようになる。」この時期は「刈り入れの期間中で」、ヨルダン川は雪解け水と春の雨のため、水量は増え、川岸までいっぱいに水があふれ、ゴーゴーと音を立てて激しく流れていました。信じがたいことですが、祭司たちは命令に従い渡ろうとしたのです。すると、(15~16)「箱を担ぐ祭司たちの足が水際の水に浸ると、川上から流れ下る水が立ち止まった。一つの堰が、はるかかなた、ツァレタンのそばにある町アダムで立ち上がり、アラバの海、すなわち塩の海へ流れ下る水は完全にせき止められて、民はエリコに面したところを渡った。」のです。祭司たちが一歩踏み出し、足が水に浸った時に奇跡が起きました。川の水がかれてから渡ることは困難ではありません。しかし、神の言葉を信じて、川の水がいまだ両岸に満ちている時に、足を水ぎわに入れることは難しいことです。信仰とはそのことであり、聞いた御言葉に従うことです。現状がどうであれ、神を信じ従っていくことです。そしてそのとき神の栄光を見ることができるのです。川を渡る民の先頭に立って進んだのは、ヨシュアでも強い戦士たちでもありませんでした。その役割を担ったのは契約の箱をかついだ祭司たちでした。それゆえカナンの地の占領は人間の計画や能力によるものではなく、主の主権と力によるものです。同じように、主は私たちの先頭に立って道を示し、道を切り開いてくださいます。たとえ目に見える状況がどのようであろうとも、神様を信じて、一歩踏み出していくなら、新しい地に踏み出すことができるのです。主に信頼し、お従いしてまいりましょう。そのことにおいて「強く、雄々しく」してください!
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