経堂めぐみ教会

日曜礼拝のメッセージ動画です。

6月20日礼拝

2021-06-21 13:58:17 | 礼拝
ヨシュア記6章1~21節 「崩れた城壁」

 エリコの町は誰一人出入りする者がなく、人々は身を潜め静まりかえっていました。ヨシュアが目にした城壁は、なかなか攻め上ることができないような堅固なとりでした。高さ5メートル、幅3メートルの石の壁で守り固められていました。さらに城壁の周りには幅8メートルに及ぶ堀が巡らされていました。彼らの前には高い壁が立ちはだかっていました。どうしたらこの壁を乗り越えていけるのかヨシュアはいろいろと考え悩やんだでしょう。しかしその時、主はヨシュアに告げられます。(2)「見よ。わたしはエリコとその王、勇士たちをあなたの手に渡した。」まだ戦いが始まっていないのに、エリコとその王、戦士たちを「あなたの手に渡した」と語ります。続いて、主はヨシュアに戦い方を示されました。(3~5)「あなたがた戦士はみな町の周りを回れ。町の周囲を一周せよ。六日間そのようにせよ。七人の祭司たちは七つの雄羊の角笛を手にして、箱の前を進め。七日目には、あなたがたは七回、町の周りを回り、祭司たちは角笛を吹き鳴らせ。祭司たちが雄羊の角笛を長く吹き鳴らし、あなたがたがその角笛の音を聞いたら、民はみな大声でときの声をあげよ。そうすれば町の城壁は崩れ落ちる。民はそれぞれ、まっすぐに攻め上れ。」主が示された戦い方は、意外なことでした。それは高い壁を乗り越えるための特別な戦略を立てたることでもなく、特別な武器を使ったりすることでもありませんでした。契約の箱をかつぎ、祭司が角笛を吹きながらその前を行き、一日一周、町を周り、七日目には七回周ることでした。

 イスラエルの民は命じられた順番で列になり城壁の周りを行進しました。武装した者たちが先頭を行き、その後に、七人の祭司たちが、七つの雄羊の角笛を持って角笛を吹き鳴らします。その後を主の箱をかつぐ祭司たちが進みます。最後に武装した者たちが最後に進みます。鳴り響く角笛の音と、人々の行進の足音だけが聞こえていました。エリコの住民は、「彼らは一体何をしているのだろう」と思ったことでしょう。イスラエル人は城壁を一周すると宿営に戻り、夜を過ごしました。これが六日間、行われました。そして七日目になりました。(15)これまでと同じように、朝早く起き、隊列を組み、この日は城壁を7周回りました。7周回り終えて、角笛が長く吹き鳴らされました。その時、ヨシュアは兵士たちに、(16)「ときの声を上げよ。主がこの町をあなたがたに与えてくださったからだ。」と叫びました。民が角笛の音を聞いて大声で雄叫びを上げたその時です。(20)なんと、崩れる気配すらなかった堅固な城壁が、ガラガラと音を立てて崩れていったのです。民はそれを見て、まっすぐに町に攻め上り、エリコの町は陥落しました。

 神が示された戦いの方法は人の目には愚かに見えたかもしれませんが、その戦い方に従った時に、城壁は崩れ落ちました。神の方法はこの世の方法とは異なります。クリスチャンの生き方は、おうおうにしてこの世の価値観・方法とは異なります。毎週日曜日に礼拝を捧げる、毎日聖書を読み祈る、それだけでも他の人々とは生き方が違います。しかし、主の方法・みことばに聴き従う生活の中に、勝利をもたらす秘訣があります。様々な価値観であふれている現代において、聖書の教えを第一として、主への信仰を第一として生きていくことは、いろいろと葛藤があるかもしれません。周りからも理解されない時もあるでしょう。しかし、人には愚かに見えても、神は、私たちが神のことばに従って生きることを喜んでいてくださるのです。イスラエルが神の約束を信じ従ったように、私たちも神の約束を信じた時に神やキリストに喜ばれる生き方をすることができるのです。信仰に立って歩んでいけますように。
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