▼『新・北海道構造改革』と、私が勝手に名付けているのが、元スガ総理の北海道新開拓政策だ。
▼その根拠と言えば、元東京都職員で財政破綻自治体の夕張市長となり、現北海道知事の鈴木直道だ。彼を知事に当選させたのは、同じ大学出身のスガ元総理と言われているからだ。
▼それが世界的半導体工場ラピダスの、千歳市への進出につながっているのではないかと、私は考えている。
▼いや突然に‟ラピダス軍”が北海道に上陸したので『侵略』と言ってもいい。道民はその真意をつかめなく混迷している。
▼一方イシバ内閣が発足するや否や『衆議院解散』に出た。何が争点なのか国民はよくわからず混乱している。
▼長びく‟経済不況”。国は一気呵成に脱出する秘策を練っているのかもしれない。歴史を振り返れば、大陸へ侵略した日本の過去が思い出されるからだ。歴史は繰り返すという。
▼とりあえず気になるのがラピダスだ。ラピダスとはラテン語で(早い)という意味だ。その侵略の速さは尋常ではない。
▼2022年、個人株主12名で設立し、大手企業8社が73億円を出資した。その後も1000億円増資をするようだ。国もなんと9700億円を出資する。
▼こんな国家がでしゃばる大プロジェクトは、何か裏がある。そこをメディアに追及してほしいが、あまりにも侵略と施設建設が早すぎ、報道も手をこまねいているように見える。
▼気になることがある。政府は直接出資するということではなく、工場などの建物を建設し、それを譲渡し株式を受け取るという。
▼つまり国が、圧倒的な大株主になるということだ。『現物出資』というらしい。この会社の所有権は、国立研究開発法人の新エネルギー産業技術総合開発機構=NEUDOだ。
▼ここが工場の建設などを発注するのだろうが、国から業者の選定などの指示がないだろうか。国が大株主だからだ。北海道新聞(22日)は、この「現物出資」についてこう解説している。
▼『万一事業がうまくいかなければ、株式が紙くずになる恐れがあり、国が民間企業をそこまで支援すべきなのかという議論もある。半面事業が軌道に乗れば配当金が受けられ、保有株を売却し資金を回収できる可能性もある』と。
▼9月に函館市で道庁主催の「ラピダス説明会」があり、半導体もよく理解していない私が傍聴してきた。
▼現場の研究者は『このプロジェクトは成功するか失敗するか、自分たちにもわからない。だが情熱を持ち続け挑戦することが、自分たち技術者の使命だ』と話していた。神風特攻隊のように勇ましく感じた。
▼IBMをはじめ世界の技術者が集合し、取り組む国際的プロジェクトだ。半導体に後れを取っている日本の命運を賭けた一戦ではないか。『戦後日本の大博打』のようだ。
▼スガ元総理は、IR法(賭博法)を推進していた。北海道もそのターゲットらしい。IRは苫小牧市が積極的だったが、今は頓挫している。それに千歳市と苫小牧市は隣だ。そのうち何らかの動きを見せるに違いない。
▼関岡英之著「拒否できない日本」文芸春秋を開いてみた。函館市の対岸青森県に建設中の「大間原発」に関する記述だ。
▼大間原発は元は「電源開発(株)」というが、今は「J・パワー」と改称した。昭和27年産業の発展を支えるために設立された、電気の卸売り会社だ。資本金の約7割が政府、残りを民間9電力会社が持った。
▼経緯は省くが、クリントン宮沢合意で「年次改革要望書」なるものが実現した。その後毎年日本の予算編成時には、米国から要望書が届く。
▼2002年と3年の「年次改革要望書」には【電源開発の民営化、NTTに独占禁止法を適用せよ、郵政公社の民営化に外資系保険会社にも意見を言わせろ】などの項目がある。
▼驚くことに2004年、電源開発は完全民営化を果たしている。これが『対米従属』の実態ではないか。
▼どうやら日本は米国にイニシアティブ(主導権)を握られているようだ。これ以上今日は、書き続けるエネルギーが足りない。そこで夢に託すことにした。
▼武田信玄公の装束をまとったイシバ信玄が私に囁く。【政治とは風の如く速く動き、林の如く静かに構え、火の如く一気呵成に攻撃し、山の如くゆったり構え、誰の声にも動じないのだ】と。
▼私は夢の中で金縛りに陥るだろう。それは今は亡き名優西田敏行が、三谷幸喜監督作品で演じた亡霊役に、イシバシゲルの顔がダブルからだ。
▼西田は亡霊でも愛嬌のある演技だったが、イシバの顔、特に眼付があまりにもキモイ。そして笑い顔もキモイ。だがイシバは西田をしのぐ‟顔面演技”を見せるかもしれない。
▼その顔面演技で、次期米大統領に恐怖感を与え『日米地位協定改正』を成功させてもらいたいものだ。
▼私がイシバ総理に望むのは政治的手腕ではない。それは期待できそうもないから。「顔面演技」での外交主導で『対米従属』からの脱却だ。つまりイニシアティブを奪回てほしいという、そんな些細な願望だ。
▼一夜明け今朝の新聞の一面トップだ。【自民党・非公認候補支部に公認同額の政党交付金2000万円支給】だ。
▼シンゾウ・ヨシヒデ・フミオにシゲル。自由民党改め、なんと呼ぶか?。本日のテーマは、書き終えた時点で結論が出た。
▼イニシアティブなんて、無理・無理・無理!
▼その根拠と言えば、元東京都職員で財政破綻自治体の夕張市長となり、現北海道知事の鈴木直道だ。彼を知事に当選させたのは、同じ大学出身のスガ元総理と言われているからだ。
▼それが世界的半導体工場ラピダスの、千歳市への進出につながっているのではないかと、私は考えている。
▼いや突然に‟ラピダス軍”が北海道に上陸したので『侵略』と言ってもいい。道民はその真意をつかめなく混迷している。
▼一方イシバ内閣が発足するや否や『衆議院解散』に出た。何が争点なのか国民はよくわからず混乱している。
▼長びく‟経済不況”。国は一気呵成に脱出する秘策を練っているのかもしれない。歴史を振り返れば、大陸へ侵略した日本の過去が思い出されるからだ。歴史は繰り返すという。
▼とりあえず気になるのがラピダスだ。ラピダスとはラテン語で(早い)という意味だ。その侵略の速さは尋常ではない。
▼2022年、個人株主12名で設立し、大手企業8社が73億円を出資した。その後も1000億円増資をするようだ。国もなんと9700億円を出資する。
▼こんな国家がでしゃばる大プロジェクトは、何か裏がある。そこをメディアに追及してほしいが、あまりにも侵略と施設建設が早すぎ、報道も手をこまねいているように見える。
▼気になることがある。政府は直接出資するということではなく、工場などの建物を建設し、それを譲渡し株式を受け取るという。
▼つまり国が、圧倒的な大株主になるということだ。『現物出資』というらしい。この会社の所有権は、国立研究開発法人の新エネルギー産業技術総合開発機構=NEUDOだ。
▼ここが工場の建設などを発注するのだろうが、国から業者の選定などの指示がないだろうか。国が大株主だからだ。北海道新聞(22日)は、この「現物出資」についてこう解説している。
▼『万一事業がうまくいかなければ、株式が紙くずになる恐れがあり、国が民間企業をそこまで支援すべきなのかという議論もある。半面事業が軌道に乗れば配当金が受けられ、保有株を売却し資金を回収できる可能性もある』と。
▼9月に函館市で道庁主催の「ラピダス説明会」があり、半導体もよく理解していない私が傍聴してきた。
▼現場の研究者は『このプロジェクトは成功するか失敗するか、自分たちにもわからない。だが情熱を持ち続け挑戦することが、自分たち技術者の使命だ』と話していた。神風特攻隊のように勇ましく感じた。
▼IBMをはじめ世界の技術者が集合し、取り組む国際的プロジェクトだ。半導体に後れを取っている日本の命運を賭けた一戦ではないか。『戦後日本の大博打』のようだ。
▼スガ元総理は、IR法(賭博法)を推進していた。北海道もそのターゲットらしい。IRは苫小牧市が積極的だったが、今は頓挫している。それに千歳市と苫小牧市は隣だ。そのうち何らかの動きを見せるに違いない。
▼関岡英之著「拒否できない日本」文芸春秋を開いてみた。函館市の対岸青森県に建設中の「大間原発」に関する記述だ。
▼大間原発は元は「電源開発(株)」というが、今は「J・パワー」と改称した。昭和27年産業の発展を支えるために設立された、電気の卸売り会社だ。資本金の約7割が政府、残りを民間9電力会社が持った。
▼経緯は省くが、クリントン宮沢合意で「年次改革要望書」なるものが実現した。その後毎年日本の予算編成時には、米国から要望書が届く。
▼2002年と3年の「年次改革要望書」には【電源開発の民営化、NTTに独占禁止法を適用せよ、郵政公社の民営化に外資系保険会社にも意見を言わせろ】などの項目がある。
▼驚くことに2004年、電源開発は完全民営化を果たしている。これが『対米従属』の実態ではないか。
▼どうやら日本は米国にイニシアティブ(主導権)を握られているようだ。これ以上今日は、書き続けるエネルギーが足りない。そこで夢に託すことにした。
▼武田信玄公の装束をまとったイシバ信玄が私に囁く。【政治とは風の如く速く動き、林の如く静かに構え、火の如く一気呵成に攻撃し、山の如くゆったり構え、誰の声にも動じないのだ】と。
▼私は夢の中で金縛りに陥るだろう。それは今は亡き名優西田敏行が、三谷幸喜監督作品で演じた亡霊役に、イシバシゲルの顔がダブルからだ。
▼西田は亡霊でも愛嬌のある演技だったが、イシバの顔、特に眼付があまりにもキモイ。そして笑い顔もキモイ。だがイシバは西田をしのぐ‟顔面演技”を見せるかもしれない。
▼その顔面演技で、次期米大統領に恐怖感を与え『日米地位協定改正』を成功させてもらいたいものだ。
▼私がイシバ総理に望むのは政治的手腕ではない。それは期待できそうもないから。「顔面演技」での外交主導で『対米従属』からの脱却だ。つまりイニシアティブを奪回てほしいという、そんな些細な願望だ。
▼一夜明け今朝の新聞の一面トップだ。【自民党・非公認候補支部に公認同額の政党交付金2000万円支給】だ。
▼シンゾウ・ヨシヒデ・フミオにシゲル。自由民党改め、なんと呼ぶか?。本日のテーマは、書き終えた時点で結論が出た。
▼イニシアティブなんて、無理・無理・無理!