馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

福島の日本酒イベント

2014年11月01日 | Weblog
10月30・31日の2日間
JR福島駅(大阪でっせ…)に隣接するホテル阪神前の広場で開催。

実は、大阪人も知らないひじょ~にコアなイベントだ。
(ほなら誰が来るねん!みたいな感じ)
さかのぼる事2ヶ月程前に某阪神関係の知り合いが
「今度、大阪の福島で日本酒イベントするんですけど、参加して頂けませんか?」
へ~!そんで、うちは何をしたらええのん?
「実は、営利目的と違うので余り派手にならず…」
なんじゃ、そりゃ。
まぁええけど、考えとくわ。



すっかり忘れていた1ヶ月程前に
「高田さん、やはり無理ですか?」

あ~~~!
忘れてたわ。そやけどブース料高いし知り合い誘ってもいい?

そんな訳で、大阪と言えばこの人
すぐさま北新地の酒肴人の親方を交えて作戦会議して
快諾となった証拠写真。

ほんま、リアクションええわ~。
馳走いなせやは京都がテーマ
酒肴人は、何故か北海道…。

イベントの主旨は、日本のお酒を多くの人に知ってもらう事で
国産ウイスキーも、もちろん大丈夫なのだが
他の出店者は、日本酒と焼酎。

大丈夫なのか親方…。
30日の準備風景。
この時までは、笑顔の親方。


が…。
主催者の偉いさんが来て
「カクテルを作る迄はええんですけど、氷を入れると営業許可が必要になるのでカクテルは無しにしてもらえませんか?」
親方「なんでやねん!打ち合わせの時にそんなん聞いてへんで~」

何か起こると思ってたわ。
それでも諦めない親方「それやったら、カクテル作ってお客さんが氷を入れるのはかまへんやろ」
なるほど、正しい。

怒るとこわいよ親方は。
腰に手をあて、戦闘体制だ。

結局は、おとがめ無しか…?

そんな中、着々と開店準備を進める丸山。
なんせ、テントを張ったのが午後2時
開催は、午後4時だ…。

催事なれしてるので、段取りはいい。
(わたくしは、見守るだけやけど)

いつものように、姉妹店んまいの店長真理が手書きのPOPを作ってくれた。
(相変わらず、他の出店者にも評判がいいわ)
準備完了!
後は、お客さんを待つだけだが

わたくし「なんや、丸山がテントに居るのが全く違和感ないなぁ」

丸山「誰がさせてるんですか~!」

なるへそ…。

馳走いなせやは写真の「酒かすおでん」「鶏の燻製」「焼き鯖寿司」
日本酒は「月の桂」「富翁」「英勲」

親方のウイスキーのラインナップは撮り損ねた
アテは、こいつだ。
親方は、最近北海道の余市をお薦めしてます。
「高田ちゃん、これでハイボールしたら旨いねん。ちょっと飲むか?」

車で来てるちゅ~ねん。
おまけに痛風の兆候もあるし、1週間禁酒中に
なんちゅ~事言うねん。
賑わい始めたのは、やはり日が沈んだ夜。

しかし今回レンタカーで来てるので8時には京都に戻らねばならない。

寂しげな親方と丸山を残し、一路京都へ。
結局、帰った後にかなりの来客があり
二人っきりで、ドタバタしたそうな。

京都からわざわざお越し頂いた常連さん。
みるに見かねてお手伝い頂いた、大阪の方々
誠にありがとうございました!

翌日31日がメインやったのに、7時前からの雨で…。
まぁしゃあない、これが屋外イベントの醍醐味やわ。
2日間のイベントも終演。
片付けて帰る時
わたくし「親方、お疲れ様でした~」

帰るわたくしの背中で、親方「赤字や~…」

早よぉ帰ろっと。

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