馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

馳走いなせや昼酒会「御祖酒造編」

2016年05月30日 | Weblog
京都「日本酒ドロップキック」の二週間後

これまた人気の御祖酒造(遊穂)の昼酒会だ。
今年、久しぶりにドロップキックに参加してくれた杜氏の横道氏。

ほぼ同い年で、15年ぐらいの付き合いになる。



そして、遊穂の会と言えば
竹の子農家の豊田先生(何故先生かと言うと、高校の先生でもあるので日頃から皆さん先生・先生と言うのでお客さんも先生と言う事になっておる訳だ)

本来なら毎年4月に開催する「遊穂の会」

今年は、少し仕込みも後半延びて4月末が皆造(全ての造りを終える事)となり5月にずれ込んだ。


そんな訳で、手に持っているのは「竹の子の水煮」…。
(いや、これはこれでほんまに美味しい)

ただ、それを見てる御祖酒造の蔵元「美穂ちゃん」を表情が微妙かもしれない。
(何で水煮やねん!みたいな)





こっわ~~❗️




まぁ、そんな事は、さておき

これも毎年恒例の「竹の子サンド」
かなりシンプルに竹の子をそのまま湯搔き、食パンの薄切りにバターと辛子マヨネーズをぬりハム・木の芽・そして薄切りした竹の子を挟んだ絶品サンドウィッチ❗️

さすが凄いと思うのは、通常はアク抜きする為に茹でるときに入れる灰がない。

私も20年以上料理の世界にいた、料理人のはしくれ。
「アクも味のうち」と云うが
「うちの竹の子はアク抜きせんでもいいし」と言われたのが、20年前か…。


普通は、ありえんし確かにアクを感じるのだが。。。
旨味のあるアクって、この事か。


いわゆる京都でも、極一部の年間管理された竹の子農家さんだからこそできる「究極の竹の子」だ。
(勝手に生えてくる竹の子と訳が違うねん)

ご存知の方はご存知だが
「この場所に数年後に、生えてくる竹の子の為に年間手入れをした逸品」である。
(地面の下の数年後の竹の子の延びる場所がわかるらしい…)

いやいや、コントロールするって
凄いわ。

恐れ入りました❗️
(さらに当日は、熊本震災の義援金代わりに破竹を持って来て頂いて参加者の皆さまに販売してお金を当店の義援箱に入れさせてもらいました)



そんな竹の子農家「豊田先生」の竹の子を使って催した遊穂の会。

今年のメニューは

これだ❗️

ざっくりと写真もアップしよう









ちょっと撮り忘れもあるけど。

お客さんもたくさんの笑顔、ありがとうございます❗️




御祖酒造(遊穂)のラインナップ


そんな宴も午後4時に終了~~❗️とは、いかず。。。


二次会はご存知姉妹店「んまい」


最後まで残ったお客さん。。。
(まだ、何処かに行く算段中)


そして、私は蔵元と杜氏を促して

三次会は「益や酒店」さん

先々週の京都「日本酒ドロップキック」で横道杜氏に担当して頂いたお店。
(最近ほんまにブレークしてはるわ…)

ここで、蔵元の美穂ちゃんとわかれ

四次会は「壱」さん

まだまだ、すこぶる元気だ。
(横道杜氏のことである)

さすがに最終電車が近くなり、重い尻(お互いやけど)を上げることとした。

本日もほぼ12時間。。。



蔵元の美穂ちゃん

横道杜氏

そして竹の子農家の豊田先生

誠にありがとうございました❗️これからも末長くお付き合いください。

最後に別れる間際のショット…。


満面の笑みやな


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