馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

馳走いなせや昼酒会「萩乃露編・2018」

2018年04月17日 | Weblog

気づけば10日以上アップを怠ってしまった。。。



ちょうど萩乃露の会の翌日から、バリ島とシンガポール🇸🇬へ出張で日本を留守にしていたのもある。

何をしてたと言えば

バリ島では、今期の塩を買い付ける打ち合わせ。

シンガポールでは、新しく事業を展開するべき話を頂き その会社訪問と社長との打ち合わせ。

と、簡単に言っておこう。

あっ、せっかくなので写真だけアップします。


これは、うちのvilla inaseya

徒歩5分でビーチから、こんなサンライズが観れる。



そして




これが、バリ島北部のテジャクラと言う地域で生産される「完全手作りの塩」の現場と機材⁉️だ。

まぁ、機材と言ってもヤシの木をくり抜き
そこに海水を注入して、何度も何度も櫂入れしてかなり濃い海水塩を作る。
最後に写真にもある帽子状のヤツを逆さまにして余分な海水を切る作業の繰り返しだ。
1日かけて、僅か30kg程度だろうか…。


当日はまだ雨季の終わりと気温が低いため、作業はされてなかったが
よその写真を拝借すると、こんな感じだ。

日本で販売されているテジャクラの塩は、ほとんどが他の地域とのブレンドの為
テジャクラ100%の塩を買い付けに行った。
(いわゆる今回は、前年度の乾季に作った塩だ)

私、塩業者じゃないのだがバリ島に行くたびにお土産で持って帰るテジャクラの塩の評判が良く
同業者からの熱烈支持により、買い付け担当になってるしまった…。

知り合いの某有名店では「これじゃないと駄目」と言われる始末。
(試しにブレンド塩を渡したら、駄目出しされた…)

しかし、年に2回程度のバリ行きで数10kgじゃ
既に足りない状況になってしまった。


今後は、現地の人に塩の丁寧な処理及びパッケージをお願いして輸出業者に依頼するつもりだ。
(現地の人を雇用するのも大切なのは、何せバリにはほぼ観光業以外の仕事がないので無職の若者が多い)

思いつきで持って帰った「塩」が、えらい展開になってしまった…。



そしてシンガポール🇸🇬

これはチャンギ空港に到着する直前の写真だが。

さすが世界に名だたる国際都市シンガポールは、貨物船の数も多い。

そして

おぉぉ〜‼️
これが「マリーナベイ・サンズ」か⁉️
(空港からのタクシーから激写🚕)


ここが、会う社長の店「廚」くりや。
(かのベッカムやロナウドも常連らしい…)


詳しくはまだ話せないけど、シンガポールで40年も前に「和食文化」を立ち上げ
現在70店舗ほどを展開される、凄い人。
(馳走いなせやにも来て頂いた)

こんな私に相談って。。。


【虎穴に入らずんば虎子を得ず】


とにかく来たけど、詳細は「決まれば」アップします!
(社長の写真は、まだオフレコやな)

※ 写真だけアップじゃなくなってしまった。


さてと本題❣️

4月8日の日曜日
馳走いなせや恒例の昼酒会は、滋賀県高島市から「福井弥平商店」(萩乃露)の福井社長をお招きして、盛大に行われた。


相変わらずやけど、このアングルいいなぁ。


今日は、新調の前掛け持参の福井さん。


お客さんも

一階席


二階席ともに満席❗️
と、言いたいところだがまたもやキャンセル(と言うか、来られないし連絡もつかない…)
方が2名。。。
(ほんま、当日来られないは洒落にならないわ)



それまでに、ずっとお断りしたお客さんにも申し訳ないし。
(どうしたもんやろな)



それでは、今回の料理の写真を








という、まさに春尽くしだ。


萩乃露の萩は、草冠に秋やし
2年ほど前までは、秋にやってたけど。
春の食材が、ほんま良く会う❣️

そして、この料理に合わせた萩乃露のラインナップは(右から順番に)

仕込み水を除く10銘柄。


さらに、本日の「べっぴんさん」



最後に

5月13日の京都「日本酒ドロップキック」は、馳走いなせやと萩乃露のコラボ❗️

入場証代わりの「Tシャツ」と「オリジナルお猪口」は、残り僅かです。


残念ながら、福井さんは滋賀県にとんぼ返りの為
二次会はなしですけど、その後
私は、知り合いの店にドロップキックのPRもあり三軒ほどハシゴ酒🍶

あかん〜❗️
翌日は、早起きして関空やのに。。。
(ここで、序盤の話になるのが本来ですけど。。。)