馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

だしサミットの巻

2009年07月02日 | Weblog
6月28日(日曜日)

京都調理師専門学校4F 午前11時開催

(とてつもなくでかい~!!雛壇のモニター画面がいっぱいのセミナーホール)

で…。


「関西食文化研究会」第一回イベント

「だしサミット」が、行われました。



150名程のお客さん(ほとんど、同業者かメディア関係の人達やし…)

知り合い沢山

苦手な方もそれなりに…。

それは、さておき

今回は、講師をされる有名処の料理人に

日頃から、仲良くしている・創作中華「一之舟入」のオーナーである「魏さん」が登場~!


うお~~!!

最近、モルツのポスターになったり

夏には、中華料理の世界選手権に出場したり大活躍なんです

( ̄○ ̄;)


あまから手帖・主幹のK上さんのお誘いもあり、行かねば~!!

前日に養鶏家・加藤さんとの絡みのせいで、少し二日酔い…。

まずは、菊の井の村田さん

絶妙なトークと、間の取り方

うまい喋りやなぁ…



和食のだしの基本は、鰹節と昆布!

昆布のグルタミン酸と鰹のイノシン酸が相乗作用して

旨味になります。

じゃあ、イノシン酸は動物性の肉にも多く含まれるからと…。

豚のすね肉を薄く切り、軽く茹でてから

なんと、水につけた昆布の中に投入!

そこから火をつけ

およそ60℃で小一時間のだしで作った、高野豆腐の煮物をいただき~~!!


まさしく、目から鱗!!!

びっくり

美味しい

村田さん「これは、和食ですか洋食ですか?」と…。

なるほど…。

イノシン酸は、鶏肉に多く含まれるから
!!!!

昨日の加藤さんの話にあった、鶏ガラスープの二番だしや~!

とって冷やした二番だしに昆布を入れて、小一時間火にかけうまみを増殖させると~!!

どうやろう~?

さらに、干した鶏肉(思い切り塩をしてカラカラに)を入れたら…。

見事な、鶏料理屋のだしになるかも~!

結構、俺って天才?

♪~θ(^0^ )

まじで、今度作成しますわ~。

あっさりラーメンもいいかもね…。



いけない!

魏さんの話を~

さて、村田さんの次に我らが…。

って、いきなり腰低く

魏さん「いや~、村田さんは話が上手だし、後やりにくいなぁ…。」

頑張れ~~!

心の中で思っていると



魏さん「皆さん、炒め料理をすると材料がよくくっついて困った事ありますよねぇ」

そして、プロの鍋の扱いかたや油の入れるタイミングをあれこれ~~!

魏さん「僕が、やってみましょう!」



おもむろに、説明どおり…。

やったはずが…(≧ε≦)

見事に、くっついて~~!!

魏さん「これが、悪い見本です…」


って~~!

( ̄○ ̄;)

やってしもた~~。
慌てて鍋を洗い直し、次は成功!!


まったく、世界選手権が心配~!


イタリアン・フレンチの巨匠の話は、機会があれば…。


あ~
疲れた~す!