夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

岡山文学散歩

2015-10-18 23:18:12 | 日記
先日、学会のシンポジウムと研究発表会は2日間で終了したが、3日目は会場校主催の実地踏査があり、参加してきた。

恩師が行程の企画・調整など準備一切を取り仕切り、当日のガイドまでしてしまうという至れり尽くせりの一日旅であった。
朝8時に集合し、夕方6時に解散するまで、吉備津彦神社→吉備津神社→横溝正史疎開宅→薄田泣菫生家→藤戸寺→熊野神社→渋川海岸、を訪れ、盛りだくさんの内容だった。


私がこの日、印象に残ったのは、吉備津神社で鳴釜神事(なるかましんじ)に参列したのと、藤原成親(なりちか)遺跡を訪れたこと。

後者は、吉備津神社から少し離れた山中にあり、他の参加者の方々と一緒に、急坂を息を切らしながら登ったのが楽しかった。

私の後輩に当たる、母校の院生たちも何人か参加していたので、大学院の昔今の話に花が咲き、懐かしく思うとともに、恩師のおもてなしで心ゆく一日を過ごすことができたことに心から感謝したい気持ちになった。