当ブログで以前(8/29「男の伸びしろ」)取り上げた楽天・田中将大投手の米大リーグへの移籍が、いよいよ真実味を帯びてきた。
報道(『産経新聞』12/18)によれば、日本野球機構と米大リーグ機構との間で、移籍に関する新しいポスティングシステムが17日発効し、田中投手は球団社長に新制度を利用してのメジャー挑戦の希望を伝えた。社長は、「球団としては連覇を担う大事な戦力」と残留を申請し、結論を保留したという。
田中投手は会見で、
「7年間育てていただいて感謝していますが、新たなステージで自分の力を試したい。」
としながらも、
「ポスティングシステムは球団の持つ権利。『残ってくれ』といわれれば、そこで全力を尽くしてプレーするのがプロ。そういう覚悟はあります。」
とも述べたそうだ。
楽天ファンならずとも、田中投手が日本球界で活躍する姿を見ることができなくなるのは寂しいだろうが、ただ、彼の今シーズンでの活躍を見ていると、おそらく本人の中では、今年が日本でプレーする最後の年と位置づけているのだろうな、という感じは伝わってきた。日本シリーズの優勝で、やるべきことをやり終え、有終の美を飾ったようにも見える。
今まで培ってきた自分の実力が、野球の本場でどこまで通用するか試したいと思うのはスポーツマンとして当然であり、彼の人生最大の決断を、球団はぜひ後押ししていただきたいと思う。残留となっても全力でプレーするという覚悟は立派だけれども、今までの実績と地位を捨ててでも、新たなステージに挑戦したいという希望がかなうことを、心から祈っている。
報道(『産経新聞』12/18)によれば、日本野球機構と米大リーグ機構との間で、移籍に関する新しいポスティングシステムが17日発効し、田中投手は球団社長に新制度を利用してのメジャー挑戦の希望を伝えた。社長は、「球団としては連覇を担う大事な戦力」と残留を申請し、結論を保留したという。
田中投手は会見で、
「7年間育てていただいて感謝していますが、新たなステージで自分の力を試したい。」
としながらも、
「ポスティングシステムは球団の持つ権利。『残ってくれ』といわれれば、そこで全力を尽くしてプレーするのがプロ。そういう覚悟はあります。」
とも述べたそうだ。
楽天ファンならずとも、田中投手が日本球界で活躍する姿を見ることができなくなるのは寂しいだろうが、ただ、彼の今シーズンでの活躍を見ていると、おそらく本人の中では、今年が日本でプレーする最後の年と位置づけているのだろうな、という感じは伝わってきた。日本シリーズの優勝で、やるべきことをやり終え、有終の美を飾ったようにも見える。
今まで培ってきた自分の実力が、野球の本場でどこまで通用するか試したいと思うのはスポーツマンとして当然であり、彼の人生最大の決断を、球団はぜひ後押ししていただきたいと思う。残留となっても全力でプレーするという覚悟は立派だけれども、今までの実績と地位を捨ててでも、新たなステージに挑戦したいという希望がかなうことを、心から祈っている。