ダ・ヴィンチ

2019-07-30 09:26:51 | Weblog
アイザックソンの力作「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を読んで衝撃を受けた。ダ・ヴィンチという人は、1人でノーベル賞をいくつも獲得できるほどの人だったのではないか?あれほど好奇心に溢れている人は、人類史上なかったのでは?キツツキの舌を観察する、三角形から正方形を切り出す、鳥の羽を調べ、人工翼の設計、心臓の弁の働きの研究、大都市に運河を走らせる事業、戦争兵器の開発・・。画家というのは一面の姿に過ぎず、関心のあることを次から次へと追究していった。こんなに充実した人生はないだろう!「モナリザ」の微笑も偶然の産物ではなく、人体解剖に6年間も取りつかれたり、流水・光線・宇宙の研究、数学・幾何学、その他あらゆるダ・ヴィンチの「追究」が凝縮されたものとして理解できた。それにしても、人類にはとてつもない巨人がいたものだ!

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