山崎たかし氏のピアニストたちとの邂逅を読んだ。とても面白かった。著者が評論家ではなく、現役の演奏家というのがよい。オタク的な視点ではなく、音楽を作る側からの視点は、なるほどと納得させられることが多かった。勿論、承服しかねる部分もあったが・・。しかし、自分の憧れている演奏家たちの生の声が記録されており、それぞれの言葉には、こんなことを言っていたのか!と心からハッとさせられた。とくにバックハウス、アンダ、ペルルミュテの章など。彼らの実演を聴けたらどんなに素晴らしかっただろう!
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます