必然

2009-05-12 20:48:14 | Weblog
人気作家、両Y氏の作品を読むと、どうしても自分の中に違和感が残る。確かに展開も考えられているし、目のつけ所も面白いし、大衆が好みそうな場面設定もふんだんに使われている・・。おそらく自分の感じる違和感の主な理由は、そこに「作為」を感じてしまうことにある、と思う。細部に至るまで有機的でありながら、予想だにしない展開あり、終始「必然」を感じさせる作品こそが、我々の心に迫ってくるものなのではないだろうか?門外漢の私が偉そうなことは言えないが、再現芸術の世界もかくあるべきだ、と思う。

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