知りたいこと

2011-04-16 11:50:31 | Weblog
今回の大震災を通して、日本という国の組織の特徴、強さと脆さ、危うさを知り、いろいろ考えさせられることがあった。自分には幼い子供たちがいるので、いつも一番こだわる視点は、子供の安全という点である。放射能の拡散状況とか飲料水と食品の汚染状況がどうなのか?と、毎日気になってしまう。しかし、新聞・テレビの報道では安全だ、と繰り返すばかり。原発事故のレベル7との齟齬は、どう説明できるのだろう。もはや帝だい系のごよう学者の説など信用できず、自ら情報を集め判断する以外にない、と思うまでに至っている。ところで、最近、C大のタケダ先生がよくTVに出てくるが、学者の中では珍しく、国民の目線からのアドバイスが多い。大変参考になり、助かっている。多機関からの圧力がある中で、あれだけ歯に衣着せぬ言い方をする人の存在は貴重だ。そういう情報をリアルタイムで入手できる日本は、まだまだ恵まれているのかもしれない。あ、そうそう。我々が生まれた頃は、今の何十倍の放射能が飛んでいたことをつい最近知った。知らぬが
仏、とはまさにこのことか。

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