学者はドガンたれ!

2013-03-27 14:09:24 | Weblog
先週のセイケ学長の話の中に引用されていた「学者はドガンたれ!」。ドは奴、ガンは雁。雁の群れが餌を啄んでいる時に、必ず顔を上げて周囲を見回している雁がいるという。それをドガンというらしい。周囲の危険をいちはやく察知し、集団に知らせる役目だという。学者、ひいては学問をするものは大衆に対してドガンの役割を果たすべきだというのである。出典は福澤先生らしい。なかなか正鵠を射た言葉だと思うが、振り返ってみるとどうだろうか。3・11とそれに連動した原発事故。学者といわれる人たちがその役割をしっかりと果たしたとは思えないのは、私だけであろうか。一部の人たちは勇気を振り絞って行動したが・・。それではお前ならできるのか?といわれると些か心許ない。様々に圧力がはたらくがんじがらめな日本だからこそ、大衆を正しい方向に導くドガンの存在が熱望される。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿