リーダーとは?

2013-10-08 18:25:25 | Weblog
最近、リーダーの資質について考えを巡らすことがある。世の中、様々な場面にリーダーは存在するが、実際に優れたリーダーは数少ないことを実感する。リーダーは、集団をまとめ、それをいい方向にもっていかなければならない。それには、統率力、先見性、洞察力、包容力、感受性、公正性、教養力などいろいろな能力が求められる。それらの資質を兼ね備えた人物は稀である。そのリーダーが上にいることによって、メンバーが生き生きとし、それぞれの役割を全うすることができれば、理想的である。ところが、リーダーの中には困った人たちが確かにいる。徹底して専制的に振る舞うもの、集団をほったらかしにして、すべて丸投げにするもの、自分の言う通りにさせることばかりに終始するもの、自分のメンツに関わることになると豹変するもの、親衛隊をつくるもの、頭が混乱していて意図がみえてこないもの、など。自分とは考えが違っていても、新機軸を打ち出して、集団の未来に果たす大きな可能性を秘めた人材を起用することは、あまりみられないのではないか?これでは、集団はじり貧である。真に優れたリーダーならば、仮にその任が解けても、メンバーは、その人となりを慕って、心に残るリーダーとして、ずっと懐かしむのである。今の日本に必要なのは、やはり優れたリーダーの存在である。

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