30年ぶり

2007-09-17 00:09:27 | Weblog
 昨日、約30年ぶりに小学校の運動会に行った。どれもこれも、みな新鮮に見える。驚いたのは、入り口の看板、グランドのトラック、テントなどみな小さい。昔もこんなものだったのだろうか。子ども達が懸命に走る姿、目の輝きなど、とても印象的だった。大人になるにしたがって失われていくもの、それがまだここには健全に息づいている。
 午後は、お世話になった先生の葬儀に参列。不治の病に冒されながらの闘病生活。まだ高校生の子、ピアニストを目指し留学中のお子さんいらっしゃる。ほんとうに切ないものだ。6月、最後にお会いしたときの悲痛な御様子がありありと目に浮かぶ。葬儀委員長は、言語社会学の第一人者鈴木先生。ご挨拶を申し上げる。80歳をすぎていらっしゃるが、矍鑠とされていた。年の半分は軽井沢で過ごされ、かつて書きためたものを整理する日々を送られているとのこと。
 懐かしい町を久々に訪れ、10年ぶりでお会いできた懐かしい面々もあったが、こんな機会になるとは、大変残念なことだ。心からご冥福をお祈りしたい。


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