すげのや氏

2011-09-16 17:29:28 | Weblog
最近、巷でも少しずつものが言える環境になってきたように思われます。少し前までは、国じゅうに箝口令が敷かれているようで、ネット上でしか自由にものが言えないような悲惨な状況でした。まさに戦時下みたい。やっと、マスコミでもさまざまな情報が客観的に伝えられるようになってきました。もう一息ですが・・。ところで、先日、すげのや氏のお話を聞き、個人的に質問する機会がありました。氏が強調されていたことは、除染、除染というが、除染なんてそう簡単にはできない、ということでした。あと、チェるノブイリの被害の原因の一つに、現地の生活環境を挙げていました。全般的に生活が貧しく、自給自足の生活を余儀なくされているらしいのです。それで森の中の汚染キノコや汚染苔を食べる獣を食している家庭が多いそうです。それで内部被曝のレベルがものすごく高いらしい。日本は、流通ルートも整備されているし、置かれでいる状況は全く違うとのことでした。さらに個人的に気になっている魚や牛乳のことを聞いたら、それはしかるべき機関が調べるべきで、自分は何とも言えない、とおっしゃっていました。やはり行政の長はやたらなことは言わず、きわめて慎重だと実感。すげのや氏は、危険区域の子供は、一刻も早く集団疎開を実現するべきだ、と力説していました。

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