一を聞いて十を知る

2008-11-24 22:08:55 | Weblog
天才といわれる人たちは、たぶんこうだと思うのです。残念ながら自分は正真正銘の凡人であり、十を聞いても二・三程度の応用しかきかない。先日、久々に師匠の指導を受けたのです。たったの一ページで2時間10分かかりました。そのくらい自分には本質が見えてない。作曲家のメッセージが汲み取れていない。情けないことです。自分のオリジナリティーを表現するには、その前提として豊富な知識、つまり作品の背景・核心を正確に読み解いて、それを忠実に表現出来るテクニックとしての「武器」が絶対に必要です。それが長い間、自分には足りなかった。その上、早期教育も受けていない。本来ならば万事休す!という感じです。そういう自分にも、信じられないほどの根気強さで毎回指導してくださる先生。本当にありがたいことです。いつの日か、しっかりと目に見える形で成果を出さなければ、と思っています。

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